「確定申告の相談を予約したいけど、どこから申し込めばいいの?」と迷っていませんか?
令和7年分の申告期間中(2026年2〜3月)は会場の相談を国税庁のLINE公式アカウントで予約し、それ以外の時期は税務署に電話で予約します。令和8年分(2027年2〜3月)の会場の予約方法は、まだ発表されていません。
この記事では、LINEと電話での予約の手順、予約なしで相談できるかどうか、会場が混む時期と持ち物、予約がいらない自宅からのe-Taxを解説します。
この記事のポイント
- 令和7年分の申告期間中は会場の相談を国税庁LINE公式アカウントで予約
- 作成済みの申告書を提出するだけなら予約も入場整理券も不要
- 申告期間外に税務署で相談するなら所轄の税務署に電話で予約(一部の税務署はLINEも可)
- 2026年10月から税務署の総合窓口の受付は原則9時から15時
- 令和8年分の申告期間は2027年2月16日から3月15日まで(会場の予約方法は未発表)
- スマホとマイナンバーカードがあれば予約なしで自宅からe-Taxで申告できる
確定申告の相談に予約は必要?
税務署で職員と面接して申告相談をするなら、事前予約が必要です。国税庁は、個人の所得税・消費税・贈与税について、税務署で面接による申告相談を受けたい人に事前予約を求めています(国税庁 電話等の事前予約による申告相談体制への移行のお知らせ)。
ただし、作成済みの申告書を出すだけなら予約はいりません。予約先は相談する時期で変わるので、順に見ていきましょう。
令和7年分の会場は入場整理券で入る
令和7年分(2026年2〜3月)の確定申告会場は、LINEで事前予約して入場整理券を受け取る仕組みでした。混雑を緩和するための措置で、熊本国税局などが入場時に入場整理券を求めていました(熊本国税局 令和7年分の報道発表資料)。
一方で、令和7年分は各会場で当日受付(入場整理券の配付)も行っていました。ただし当日の相談枠には限りがあり、混雑状況によっては早めに受付を終える場合があると案内されていました(大阪国税局 社税務署の確定申告会場の案内)。
提出だけなら予約はいらない
作成済みの申告書を提出するだけなら、予約も入場整理券も必要ありません。令和7年分の会場の案内でも、申告書等の提出のみの場合はオンライン事前予約が不要とされていました(国税庁 令和7年分確定申告期の確定申告会場のお知らせ)。
申告期間外も同じで、申告書の提出や納税証明書の交付請求、納付の手続には事前予約がいりません(国税庁 国税に関するご相談について)。そのため、予約が必要かどうかは職員に相談するかどうかで判断できます。
相談する時期で予約先が変わる
申告期間外の税務署は電話で予約し、令和7年分の申告期間中の会場はLINEで予約する形でした。時期と目的ごとの予約先は次の表のとおりです。
| 相談する時期・目的 | 予約の方法 |
|---|---|
| 申告期間中の会場で相談(令和7年分の例) | 国税庁LINE公式アカウントのオンライン事前予約(当日受付は枠に限りあり) |
| 申告期間外に税務署で相談 | 所轄の税務署に電話で予約(一部の税務署はLINEも可) |
| 申告書を提出するだけ | 予約不要 |
| 自宅からe-Taxで申告する | 予約不要 |
令和8年分の申告期間中に会場の相談をどう予約するかは、2026年10月時点で発表されていません。

LINEで確定申告の相談を予約する手順は?
国税庁LINE公式アカウントを友だち追加し、メインメニューの申告相談の申込から税務署と来場日時を選べば予約が完了します。国税庁が示している手順は、次の4つのステップです(国税庁 オンライン事前予約の実施税務署・流れ)。
- LINEアプリから国税庁LINE公式アカウントを友だち追加
- メインメニューの「申告相談の申込」を選択
- 管轄の税務署や来場希望日時などを選択
- 内容を確認して「申込」をタップ
国税庁LINE公式アカウントを友だち追加する
LINEのID検索で「@kokuzei」と入力すると、国税庁の公式アカウントを友だち追加できます。国税庁のホームページにある友だち追加ボタンや、二次元コードの読み取りからも追加できます(国税庁 国税庁LINE公式アカウントについて)。
公式アカウントは、緑色の★マークのアイコンで表示されます。国税庁はこれ以外のアカウントからメッセージを送らないので、追加する前にマークを確認しておくと安心です。
なお、友だち追加しても、国税庁以外のアカウントとのトーク内容などの情報を国税庁が取得することはありません。また、入場整理券を発行するシステムは、トーク内容や氏名・電話番号・LINE IDなどの個人情報を保存しない仕組みです(国税庁LINE公式アカウントについて)。
メニューから税務署と日時を選ぶ
トーク画面のメインメニューで申告相談の申込を選び、管轄の税務署と来場したい日時を選びます。内容を確認して「申込」をタップすれば、予約は完了です。
メニューの名前は時期によって変わり、令和7年分の申告期間中は「確定申告相談の申込(個人の方)」でした(熊本国税局 令和7年分の報道発表資料)。メインメニューの中身は12月〜3月頃と4月〜11月頃で切り替わるので、その時期の申告相談の申込を選びます(国税庁LINE公式アカウントについて)。
管轄の税務署がわからないときは、国税庁のホームページにある税務署の所在地のページで調べられます。
申込完了画面を受付で見せる
予約が終わるとLINEに申込完了画面が表示され、来場したときはその画面を受付で見せます。スマホの画面を見せればよいので、当日はスマホの充電を切らさないようにしておきましょう。
予約できる期間は税務署ごとに違う
LINEで予約できる期間や受付の開始日は、税務署や年ごとに異なります。令和8年分の申告期間中に会場で相談したいなら、2027年の申告期間が近づいたら国税庁の確定申告特集や各国税局の会場案内を確認しておくと確実です。

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予約なしでも相談できる?
令和7年分の申告期間中は、予約なしでも会場の当日受付で相談できましたが、当日の相談枠には限りがありました。申告期間外に予約なしで税務署へ行った場合は、面接ではなく電話での相談に案内されます。
当日受付は枠が埋まると相談できない
令和7年分の当日受付は、枠が埋まるとその日は相談できないことがありました。大阪国税局の案内でも、混雑状況により早めに相談の受付を終える場合があるとされていました(大阪国税局 社税務署の確定申告会場の案内)。
期限間際ほど混雑するため、当日受付に頼ると何度も足を運ぶことになりかねません。予約できる手段があるなら、先に予約を済ませておくのがおすすめです。
申告期間外は電話相談に案内される
申告期間外に予約なしで税務署へ行くと、面接ではなく税務署内の相談専用電話に案内されます。相談専用電話は電話相談センターにつながるので、書類を見てもらいたい相談は予約を取ってから出直すことになります(国税庁 国税に関するご相談について)。
2026年3月17日以降、当日受付を行う相談の体制は税務署ごとに順次終わり、事前予約に移っています(国税庁 電話等の事前予約による申告相談体制への移行のお知らせ)。
行く日が決まっているなら、前もって電話で予約しておきましょう。予約すれば、予約した日時に面接で相談できます。
令和8年分の会場運用はまだ発表前
令和8年分(2027年2〜3月)の確定申告会場の予約方法や当日受付の有無は、2026年10月時点で発表されていません。当日受付の体制が変わったため、令和7年分と同じ運用になるとは限りません。
すでに決まっているのは申告期間で、令和8年分は2027年2月16日から3月15日までです。また、確定申告会場での休日の相談対応は行わない予定です(国税庁 休日の確定申告会場の案内)。
令和7年分は3月1日(日)に開いた会場もありましたが、令和8年分は平日に行く前提で予定を立てましょう。
税務署の相談を電話で予約するには?
申告期間外に税務署で相談するときは、所轄の税務署に電話して予約します。国税庁は、面接の時間を十分に確保し、持ってきてほしい書類を伝えるために、電話での事前予約を求めています(国税庁 国税に関するご相談について)。
電話予約の流れ
所轄の税務署の代表番号に電話し、音声ガイダンスで「2」を選ぶと、税務署の受付担当につながります。予約するときは、名前・住所・相談内容などを伝えます。
予約の電話では、当日持っていく書類も確認しておきましょう。相談内容に合った書類がそろっていれば、1回の来署で話を進めやすくなります。
一部の税務署はLINEでも予約できる
一部の税務署では、申告期間外もLINEで相談を予約できます。2026年3月31日から試行として始まり、足立税務署や横浜南税務署、大宮税務署などが対象です(国税庁 オンライン事前予約の実施税務署)。
たとえば名古屋国税局の一部の税務署では、2026年10月1日から12月28日までの相談を、相談日の30日前からLINEで予約できます(名古屋国税局 通常期のオンライン事前予約)。
ただし、対象の税務署でも、2026年10月1日以降の譲渡所得と贈与税の相談は電話で予約する署があります。予約する前に、国税庁の一覧で自分の税務署の扱いを確認しておくと確実です。
税務署の受付時間は9時から15時
2026年10月1日から、全国の税務署の総合窓口の受付時間は原則として9時から15時になりました。開庁時間(8時30分から17時)内なら受付時間外でも対応してもらえますが、国税庁はできるだけ受付時間内の来署を求めています(国税庁 税務署総合窓口の受付時間)。
税務署への電話も、急ぎでなければ受付時間内にかけるよう案内されています。予約の電話は、9時から15時のあいだにかけるとスムーズです。
電話相談センターで済む相談もある
一般的な税の質問なら、予約なしで電話相談センターに相談できます。国税相談専用ダイヤル(0570-00-5901)にかけて音声ガイダンスで相談内容を選ぶと、国税局の職員などが答えます(国税庁 国税に関するご相談について)。
電話相談センターの受付時間は8時30分から17時で、土日祝日と12月29日から1月3日は除きます。国税庁のチャットボット「ふたば」は土日や夜間も使えるので、時間が合わないときは先にチャットボットで調べられます。
チャットボットや電話で解決しない複雑な相談なら、税理士や青色申告会に頼む方法もあります。税務署以外の相談先と費用の違いは、こちらの記事で紹介しています。

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確定申告会場が混む時期と持ち物は?
確定申告会場は期限間際がいちばん混むので、相談するなら早めに予定を立てるのがおすすめです。令和7年分の会場では、持ち物は自分のスマホとマイナンバーカードが中心でした。
期限間際がいちばん混む
確定申告会場がいちばん混むのは、申告期限の間際です。国税庁も、令和7年分の会場について、期限間際は大変な混雑が予想されると案内していました(国税庁 令和7年分確定申告期の確定申告会場のお知らせ)。令和8年分の期限は2027年3月15日(月)なので、相談するなら2月中に予定を立てておきましょう。
また、電話相談センターは連休明けや月曜日がとくに混み合います(国税庁 国税に関するご相談について)。電話をかけるなら、連休明けや月曜日は避けると安心です。
持ち物はスマホとマイナンバーカード
令和7年分の確定申告会場では、自分のスマホとマイナンバーカードが必要でした。会場では、自分のスマホで申告書を作ってe-Taxで送信する方法が案内されていました。送信にはマイナポータルアプリが必要なので、来場前に入れておきます(国税庁 申告相談のためにお越しになる方へ)。
会場で相談するつもりなら、次のものをそろえておくと安心です。
- 自分のスマホ(マイナポータルアプリを入れておく)
- マイナンバーカード
- マイナンバーカードの2種類のパスワード(数字4桁と英数字6〜16文字)
- 源泉徴収票や控除の証明書など、申告に使う書類
- 個人事業主は、収支内訳書や青色申告決算書のもとになる帳簿
確定申告に必要な書類は、こちらの記事でケース別にまとめています。

パスワードを忘れたらコンビニで再設定できる
パスワードを忘れたりロックされたりしたときは、コンビニなどのキオスク端末で初期化と再設定ができます。先にスマホ専用アプリで初期化の予約をし、予約から24時間以内にマイナンバーカードを持ってコンビニなどで手続きします(国税庁 申告相談のためにお越しになる方へ)。
ただし、コンビニで手続きできるのは、2種類のパスワードのどちらか一方がロックされた場合だけです。両方ロックされたときは市区町村の窓口での手続きになるので、来場前にパスワードが合っているかを確かめておきましょう。

予約しないで自宅から申告するには?
会場に行かず、スマホとマイナンバーカードを使って自宅からe-Taxで申告すれば、予約は必要ありません。国税庁によると、すでに約9割の人が確定申告会場に来場せずに申告しています(国税庁 令和7年分確定申告期の確定申告会場のお知らせ)。
スマホとマイナンバーカードでe-Taxする
国税庁の確定申告書等作成コーナーを使えば、スマホで申告書を作ってそのままe-Taxで送信できます。令和7年分の会場で職員が案内していたのも、自分のスマホで作成コーナーを使う方法なので、自宅でも同じ手順で申告できます。
マイナポータル連携を使うと、源泉徴収票や医療費、ふるさと納税のデータを申告書に自動で入力できます。iPhoneも2026年1月からスマートフォンのマイナンバーカードに対応し、カードを読み取らずに送信できるようになりました。
e-Taxで申告する手順と必要なものは、こちらの記事でくわしく解説しています。

還付申告なら1月から出せる
税金が戻る還付申告は、確定申告期間とは関係なく翌年1月1日から提出できます(国税庁 No.2030)。令和8年分なら2027年1月1日から出せるので、申告期間が始まる2月16日より前に済ませれば、混雑とも予約とも無縁です。
ただし、青色申告をしている個人事業主が55万円・65万円の青色申告特別控除を受けるなら、還付申告でも3月15日の期限までに出す必要があります。この場合は、1月から出せることにこだわらず、期限を基準に予定を組みましょう。
わからないところはFAQで調べる
入力の途中でわからないことが出てきたら、国税庁のチャットボットやヘルプデスクのFAQで調べられます。国税庁は、ヘルプデスクに寄せられた質問の上位70件をFAQにまとめていて、確定申告期間中の問い合わせの約7割にFAQの内容で回答しています(国税庁 国税に関するご相談について)。
FAQで解決すれば、会場の予約を取る必要もありません。それでも解決しないときは、電話相談センターに聞くか、税務署の相談を予約しましょう。
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帳簿づけから申告までスマホで済ませるには
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App Store確定申告アプリランキング1位を獲得
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2026年の確定申告期間(2026年2月16日〜3月16日)では、大手会計ソフトのアプリも含む確定申告アプリの中で、全期間にわたってApp Storeランキング1位を獲得しました。
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出典:株式会社タックスナップ 「【比較調査】確定申告アプリ「タックスナップ」、同時間での経費処理件数が他会計ソフトと比較して約4倍を記録。」 (実査運営機関:株式会社アスマーク)
速さの秘訣は丸投げ仕分け
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まとめ
確定申告の予約方法について、押さえておきたい点は次のとおりです。
- 令和7年分の申告期間中は、会場の相談を国税庁LINE公式アカウントで予約
- 作成済みの申告書を提出するだけなら、予約も入場整理券も不要
- 令和7年分の当日受付は枠に限りがあり、早めに受付を終えることもあった
- 申告期間外は、所轄の税務署に電話で予約(一部の税務署はLINEも可)
- 2026年10月から、税務署の総合窓口の受付は原則9時から15時
- 令和8年分の申告期間は2027年2月16日から3月15日までで、会場の予約方法は未発表
- 自宅からe-Taxで申告すれば予約は不要で、還付申告は1月1日から出せる
令和8年分の申告に向けて、まずはマイナンバーカードの2種類のパスワードを確認しておきましょう。
よくある質問
Q. 確定申告の相談は予約なしでもできる?
令和7年分の申告期間中は、会場の当日受付で予約なしでも相談できましたが、当日の枠には限りがありました。申告期間外に税務署で面接による相談を受けるには、事前の予約が必要です。
Q. LINEで確定申告の予約はいつからできる?
令和8年分の申告期間中の会場をLINEで予約できるか、いつから予約できるかは、2026年10月時点で発表されていません。申告期間外のLINE予約は一部の税務署だけで、受付期間も税務署ごとに異なります。
Q. 確定申告書を提出するだけでも予約は必要?
作成済みの申告書を提出するだけなら、予約も入場整理券も必要ありません。税務署の窓口に持っていくほか、郵送やe-Taxでも提出できます。
Q. LINEを使っていない人はどうやって予約する?
申告期間外なら、所轄の税務署の代表番号に電話して音声ガイダンスで「2」を選べば予約できます。令和7年分の申告期間中は、LINEを使わない人も会場の当日受付で相談できました。
Q. 税務署の受付時間は何時から何時まで?
2026年10月1日から、税務署の総合窓口の受付時間は原則として9時から15時です。開庁時間の8時30分から17時までなら受付時間外でも対応してもらえますが、できるだけ受付時間内に行きましょう。
Q. 確定申告会場には何を持っていけばいい?
令和7年分の会場では、自分のスマホとマイナンバーカード、マイナンバーカードの2種類のパスワード、申告に使う書類が必要でした。会場では、自分のスマホで申告書を作ってe-Taxで送信する方法が案内されていました。
Q. 令和8年分の確定申告はいつからいつまで?
令和8年分の確定申告期間は、2027年2月16日(火)から3月15日(月)までです。税金が戻る還付申告なら、2027年1月1日から提出できます。



