【2026年最新版】開業資金はいくら必要?借りる方法と融資の受け方を解説

「開業したいけれど、資金が足りない」「自己資金だけで始められるか不安」と感じている人もいるのではないでしょうか。実は、開業資金は業種によって必要な金額が異なるほか、融資や補助金などを活用して資金を調達できるケースもあります。事前に資金計画を立てておくことで、安心して開業準備を進められるでしょう。

この記事では、開業資金の目安や資金を借りる方法、融資を受ける流れや審査のポイントについてわかりやすく解説します。

この記事のポイント

  • 開業資金は設備資金+運転資金で計算する
  • 運転資金は(固定費+生活費)×売上が安定するまでの月数
  • 借りる方法は公庫・保証協会付き融資・自治体の制度融資の3つ
  • 公庫の制度は新規開業・スタートアップ支援資金(限度額7,200万円)。自己資金の要件は制度上定められていない
  • 補助金は原則後払いなので開業資金にはできない
  • 融資の申込みで開業届の控えを求められることがあるので先に出しておく

目次

開業資金は設備資金と運転資金に分けて考える

この2つを分ける理由は、融資の申込みでも分けて記載するからです。日本政策金融公庫の創業計画書もこの形式になっています。

区分中身考え方
設備資金物件の初期費用、内装、機器、車両、免許の手数料見積もりを取って積み上げる
運転資金家賃、仕入れ、広告費、自分の生活費売上が安定するまでの月数を掛ける

業種別の開業資金の目安

業種設備資金の目安金額を左右するもの
ライター・デザイナー・コンサル0円から手元の機器で足りる
ネットショップ0〜数十万円在庫を持つかどうか
ネイル・エステ(自宅)15〜60万円美容機器の有無
ハウスクリーニング30〜100万円車両を新規で買うか
整体サロン10〜400万円出張かテナントか
ネイルサロン(テナント)200〜500万円内装工事の範囲
キッチンカー150〜800万円車両を新造・中古・リースのどれにするか
美容室・飲食店500〜1,500万円物件の規模と内装
不動産業200万円前後+事務所保証協会への加入費用

金額は2026年7月時点の一般的な相場をもとにした目安です。地域と仕様で大きく変わるため、必ず相見積もりを取ってください。


運転資金は固定費と生活費の3〜6か月分

計算式は単純です。(毎月の固定費+自分の生活費)×売上が安定するまでの月数で見積もります。

  • 店舗を持たない事業:生活費の3か月分を最低ラインにする
  • 店舗を持つ事業:固定費と生活費の6か月分を目標にする
  • 入金が後日になる事業(仲介・建設など):6か月分以上持つ

開業の失敗の多くは、売上が立たないことより設備に全額を使って運転資金が尽きることで起きます。設備を中古やリースにしてでも、ここを残してください。


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開業資金を借りる4つの方法

方法特徴注意点
日本政策金融公庫の
新規開業・スタートアップ支援資金
新たに事業を始める方または事業開始後おおむね7年以内の方が対象。融資限度額は7,200万円利率と要件は改定されるので公庫の最新情報を確認
保証協会付きの融資民間金融機関から借りやすくなる保証料がかかる
自治体の制度融資利子や保証料の補給がある場合がある商工会議所の推薦が必要なことがある
創業向けの補助金返済不要原則後払いなので開業資金にはできない

補助金を開業資金のあてにするのは危険です。対象経費を支出して報告したあとに入金されるのが一般的なため、手元の資金がないと使えません。開業直後の資金は融資で考えるのが無理のない進め方です。


融資を通すためにやること

創業計画書は数字の根拠を書く

審査で見られるのは絵空事でなく売上の根拠です。客単価×客数の内訳を、自分の稼働可能時間から逆算して書きます。

書き方の相談は商工会議所やよろず支援拠点で無料でできます。有料の支援を買う必要はありません。

自己資金は要件でなく実務上の話

ここは誤解されやすい部分です。公庫の制度概要に、自己資金の割合を求める要件の記載はありません。かつて語られていた「自己資金は必要額の10分の1以上」といった要件を前提に考える必要はありません。

ただし要件でないことと、審査で見られないことは別です。返済できるかを判断される場面で、貯めてきた履歴は根拠の一つになります。通帳に残っている形で示せるようにしておき、開業の前に現金を引き出して持つのは避けます。

融資の申込みで求められる書類

何を用意するかを先に知っておくと、相談の前に揃えられます。

書類どこで使うか
創業計画書審査の中心。売上の根拠と返済計画を書く
開業届の控え事業を始めていることの証明として求められることがある
確定申告書既に事業や副業の実績がある場合
通帳の写し自己資金と貯めた履歴の確認
見積書設備資金の根拠
許可証の写し営業許可が必要な業種の場合

開業届の控えを先に用意する

見落とされやすいのがここです。融資の申込みや保証協会の手続きで、開業届の控えを求められることがあります

開業届は無料で審査もないので、融資の相談に行く前に出しておくのがスムーズです。提出後に控えを保存する方法もあわせて確認しておいてください。

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開業資金を貯める方法

借りるだけでなく、自己資金を作る順序も審査に影響します

  • 毎月一定額を別口座に移して貯めた履歴を残す
  • 開業前に副業で実績を作り、売上の根拠にする
  • 設備は中古やリースを使って必要額自体を下げる

副業で先に始めておけば、実績と自己資金の両方を同時に作れます。開業届を出して青色申告にしておけば、その段階から経費と控除を使えます。


開業時に出す届出と期限

提出先書類期限
税務署個人事業の開業・廃業等届出書(開業届)開業した年分の確定申告期限まで
税務署所得税の青色申告承認申請書その年の3月15日まで
(1月16日以降の開業は開業から2か月以内
都道府県税事務所事業開始等申告書自治体の定める期限

設備にお金をかける事業なら、初年度は減価償却で赤字になりやすいです。青色申告にしておけば赤字を3年間繰り越せて翌年以降の黒字と相殺できます

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開業届と青色申告の書類を最短で提出する方法

資金の準備と融資の相談を進めるなら、開業届は先に出しておくのが安全です。融資の申込みや保証協会の手続きで控えを求められることがあります。

タックスナップ開業届なら、質問に答えるだけで開業届と青色申告承認申請書を最短5分で作成できます。マイナンバーカードをかざすだけで、税務署に行かずにスマホから提出まで完了し、無料で使えます。

開業届の作成から電子提出まで、ひとつのアプリ内ですべて完結できます。 (パソコン不要・完全無料・最短5分)

さらに今なら、タックスナップでの開業届を作成し、アプリ内から電子提出された方に対して、確定申告アプリ「タックスナップ」の安心プラン(税抜 ¥29,800)を1年間無料でご利用いただけます。

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スマホだけ・最短5分で提出まで完了

質問に答えていくだけ、最短5分で開業届が完成します。あとはマイナンバーカードをかざすだけで電子提出まで完了。別アプリのインストールもいりません。

青色申告承認申請書も同時に出せる

開業届と同じ流れで、青色申告承認申請書も一緒に作成・提出できます。最大65万円の青色申告特別控除など、節税につながるメリットも大きいので、この機会に出しておくのがおすすめです。

開業届から確定申告まで、ひとつのアプリで完結

開業届の作成・提出から、日々の会計業務、確定申告書の作成・提出まで、全てひとつのアプリで完結できます。

開業のときに入力した情報は確定申告にもそのまま引き継がれるため、二度手間になることなくスムーズに進められます。
会計業務の機能では、「スワイプ仕分け」などスマホに特化した直感的な操作が特徴で、外部の調査では他会計ソフトの約4倍の速さで経費処理ができるという結果も出ています(参考)。

2026年の確定申告期間には、大手会計ソフトも含めた確定申告アプリのApp Storeランキングで全期間1位を獲得しました。(参考

安心プランで使える機能

安心プランには、確定申告をもっとかんたんに進めるための機能がそろっています。

仕分けの手間をグッと減らす「丸投げ仕分け」

確定申告で特に時間がかかるのが、日々の取引を整理する仕分け作業です。

タックスナップの「丸投げ仕分け」なら、銀行口座やクレジットカードの取引データを自動で取り込み、経費かプライベートか、どの勘定科目が適しているかまで自動で判定します。

1件ずつ確認しながら仕分ける必要がなく、1,000件の仕分けも最短3秒で完了するので、経費処理が驚くほどラクになります。

申告前の不安を減らす税理士監修の「税務調査リスクチェック

タックスナップにはラクな機能だけではなく、安心の機能もあります。

「本当にこの内容で提出して大丈夫かな」という不安を解消するために、税理士監修の「税務調査リスクチェック機能」があります。

入力内容や仕訳データをもとに、同じ職種の人の傾向と比べながら、税務調査が入りやすいかをアプリが判定します。

税務調査リスクを減らすために修正するべき項目も表示されるので、事前に修正し、安心して提出できます。

今なら、タックスナップから開業届を提出するだけで、これらの機能を無料で使えます。確定申告までスムーズに終わらせるためにも、ぜひこの機会にタックスナップで開業届を提出してみてください。

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まとめ

開業資金は、設備資金と運転資金に分けて計算するのが出発点です。設備の見積もりを取るのは簡単ですが、失敗は運転資金の不足で起きます。

  • 運転資金は(固定費+生活費)×売上が安定するまでの月数で見積もる
  • 借りるなら公庫・保証協会付き融資・自治体の制度融資の3つから
  • 補助金は後払いなので開業資金にはできない
  • 融資の相談に行く前に開業届を出して控えを用意しておく

開業届は無料です。資金の準備を始める前にスマホで片づけておけば、融資の相談もスムーズに進められます。

よくある質問

Q. 開業資金はいくら用意すればいいですか?

設備資金の見積額に、固定費と生活費の3〜6か月分を足した額が目安です。店舗を持たない事業なら生活費3か月分、店舗を持つ事業なら6か月分を目標にしてください。

Q. 自己資金がなくても借りられますか?

公庫の制度概要に自己資金の割合を求める要件の記載はなく、自己資金がないことを理由に申込めないわけではありません。ただし返済できるかの判断はされるため、貯めてきた履歴を通帳で示せるようにしておくと根拠になります。

Q. 補助金を開業資金にできますか?

原則としてできません。創業向けの補助金は対象経費を支出して報告したあとに入金される仕組みが一般的で、手元の資金がないと使えません。

Q. 融資の相談に開業届の控えは必要ですか?

求められることがあります。開業届は無料で審査もないので、相談に行く前に出しておくのがスムーズです。提出後の控えの保存方法もあわせて確認してください。

Q. 創業計画書の書き方を相談できますか?

商工会議所・商工会と、国が都道府県ごとに設けているよろず支援拠点で無料で相談できます。有料の支援を買う前に、まずここを使ってください。

Q. 開業前に使ったお金は経費になりますか?

開業費としてまとめて処理できます。任意の年度で好きな金額を償却できるため、黒字が出た年にまとめて経費にする使い方もできます。

Q. リースと購入はどちらがいいですか?

開業直後はリースのほうが手元資金を残せます。購入する場合は10万円以上で減価償却になりますが、青色申告なら30万円未満まで一括で経費にできる特例を使えます。


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