平日はホテルのバーやオーセンティックバーのカウンターに立ち、週末は結婚式の二次会や企業のパーティーに出張してカクテルを作る。月に何度かは、間借りのバーで一日店長も務める。バーテンダーのお金は、店から受け取る給与、出張先から受け取る報酬、自分の営業で得る売上と、入り方がばらばらです。
確定申告アプリ(会計ソフト)選びは、店の給与と、出張バーや間借り営業の売上・お酒の仕入れを1つの申告にまとめられるかで決まります。この記事では、働き方で変わる所得の種類、チップの扱い、お酒の棚卸や試飲の線引きといったバーテンダーならではの論点から、おすすめの4本を比較します。
この記事のポイント
- 店に雇われて給与だけを受け取り、年末調整を受けているなら確定申告もアプリも原則不要
- 出張バーテンダーや業務委託のヘルプ、間借りバーの営業で収入があるなら、その分は自分で申告する
- カウンターで酒を作るバーテンダーの報酬は、ホステス報酬のような源泉徴収の対象に通常は入らないので、納める税金を取り分けておく
- 店が集めて分配するチップは給与、お客様から直接受け取るチップや自分の営業の場で受け取るチップは自分で申告する
- お酒の仕入れは年末に棚卸をし、自分で飲んだ分は販売価格の70%以上で売上に入れる
- 迷ったら、店の給与と出張バー・間借り営業の売上をあわせて申告したいならタックスナップ、自分の店を持つならfreee、複数の口座をまとめて管理するならマネーフォワード、パソコンでじっくりならやよいの青色申告
バーテンダーに確定申告アプリは必要?
バーテンダーに確定申告が必要かどうかは、店との契約が雇用か業務委託か、出張や間借りなど自分の営業があるかで決まります。店に雇われて給与だけを受け取り、年末調整を受けているなら、確定申告もアプリも原則として必要ありません。
| 働き方 | 確定申告の目安 |
|---|---|
| 店に雇われて給与だけを受け取っている(1か所) | 年末調整を受けていれば原則不要 |
| 店に勤めながら、出張バーテンダーや間借り営業もしている | 給与以外の所得の合計が20万円を超えたら必要 |
| 業務委託のヘルプ、ホテルの期間契約、出張バーテンダーが本業 | 所得が基礎控除などの合計(令和8年分の基礎控除は合計所得489万円以下で104万円)を超えたら必要 |
| 自分のバーや間借りバーを営業している | 上と同じ基準 |
ここでいう所得は、受け取った報酬や売上の総額ではなく、お酒の仕入れや道具代などの経費を引いた金額です。所得税の申告がいらない場合も、住民税の申告が必要になることがあります。業務委託の働き方と税金の全体像は、こちらの記事で解説しています。

「ヘルプ」や「期間契約」でも業務委託なら申告は自分でする
ほかの店のヘルプやホテルの期間契約、イベントの単発の仕事は、雇用ではなく業務委託の契約になっていることがあります。業務委託なら、税金の計算も申告も自分でします。給与明細が出て、年末に源泉徴収票が届くなら給与、請求書や支払明細ベースで振り込まれるなら報酬と考えて、契約書を確かめましょう。複数の取引先と契約しているなら、すべての報酬を合わせて判定します。
開業届と許可はどうする?
出張バーテンダーや間借り営業を継続して事業として行うなら、開業届を出すのが原則です。提出期限は、事業を始めた年分の確定申告期限までです。
開業届とは別に、お酒を出す営業には許可や届出が関わります。店舗や間借りの営業には保健所の飲食店営業許可が必要で、深夜0時から午前6時までお酒を主に出すなら、営業を始める10日前までに警察署へ深夜酒類提供飲食店営業の届出をします。間借りでは店主と自分のどちらが届け出るか、出張先での提供に許可がいるかは、管轄の保健所と警察署に確認しましょう。開業届の書き方と出し方は、こちらの記事で解説しています。

青色申告65万円控除はアプリで取れる?
取れます。開業届と青色申告承認申請書を出しておけば、最大65万円の控除が受けられます。65万円控除には複式簿記の帳簿が必要ですが、確定申告アプリなら取引を入力するだけで自動で出来上がります。e-Taxで提出すれば控除額は55万円ではなく65万円になります。令和9年分からは、紙で提出すると控除は10万円になり、e-Taxでの提出が65万円の条件になります(財務省 令和8年度税制改正の大綱)。会社員の副業で雑所得になる場合は、青色申告は使えません。
税理士に頼むのとどちらがいい?
店に勤めながら出張や間借りで営業している、ひとりで出張バーを回しているといった規模なら、費用の面では確定申告アプリで十分です。相場を比べてみます。
| 依頼方法 | 費用の目安(年間) |
|---|---|
| 税理士に記帳から丸ごと依頼 | 10〜20万円 |
| 税理士に申告書作成だけスポット依頼 | 5〜10万円 |
| 確定申告アプリ | 1〜3万円台 |
アプリなら年1〜3万円台で利用料は経費にできる
確定申告アプリの利用料は年間1〜3万円台で、出張バーや間借り営業の所得を申告する人は全額をその年の経費にできます。シェイカーやバースプーンと同じく、仕事を回すための道具代と考えられる金額です。
税理士に頼んだほうがいいのはこんな場合
自分のバーを開いてスタッフを雇う、売上が1,000万円を超えて消費税の申告が必要になった、何年分もの申告をしていないという場合は、税理士に相談する価値があります。給与の源泉徴収や消費税の区分など、手続きが一気に増えるためです。店を持つ人の確定申告アプリ選びは、飲食店経営者の記事で比較しています。

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バーテンダーが確定申告アプリを選ぶ4つの基準
バーテンダーのアプリ選びは、①店の給与と出張バー・間借り営業の売上を1つの申告にまとめられるか、②現金・カード・電子マネーの売上を手数料を引く前の金額で記録できるか、③お酒の仕入れと年末の棚卸を記録しやすいか、④試飲やバーツール、閉店後のタクシー代の線引きを質問できる窓口があるか、の4つで決まります。どれも「給与と自分の営業が混ざり、お酒という在庫を抱える」というこの仕事の構造から来る基準です。

店の給与と出張バー・間借り営業の売上を1つの申告にまとめられるか
店から受け取る給与は源泉徴収票の内容を申告書に書き写し、出張や間借りの売上は帳簿から集計します。給与の分と自分の営業の分を、同じアプリの中で1枚の申告書にまとめられるかが最初の基準です。給与だけ別の方法で計算すると、合計の所得や還付額を確かめにくくなります。
現金・カード・電子マネーの売上を手数料を引く前の金額で記録できるか
出張バーの料金は振込で、間借りの営業では現金とカード、電子マネーが混ざります。売上はカード会社や決済サービスの手数料を引かれる前の金額で記録し、手数料は経費に入れるのが正しい形です。入金額だけを売上にすると、売上が少なく記録されてしまいます。
お酒の仕入れと年末の棚卸を記録しやすいか
出張や間借りの営業では、スピリッツやリキュール、割り材、フルーツを自分で仕入れます。仕入れのレシートを撮るだけで取り込めるか、年末に残ったお酒の金額を入れて売上原価を出せるかを確認しましょう。仕入れた年に全額を経費にするのではなく、残った分は翌年に回すのが原則です。
試飲やバーツール、閉店後のタクシー代の線引きを質問できる窓口があるか
「レシピづくりで試したお酒は経費?」「ほかのバーで飲んだ代金は?」。バーテンダーには、判断に迷う支出が少なくありません。チャットやLINEで質問できる窓口があると、閉店後に手が止まったまま申告期を迎えることを防げます。
アプリ選びでよくある失敗
よくある失敗は次の3つです。どれも「給与と自分の営業を分けて、仕入れまで記録できるか」を基準に選べば避けられます。
- 店の給与まで出張バーの売上と同じ帳簿に入れて、所得を二重に計上する
- 間借り営業のカード売上を、手数料を引かれた入金額だけで記録する
- 年末に残ったお酒を棚卸せず、仕入れた全額をその年の経費にしてしまう
バーテンダーにおすすめの確定申告アプリ4選
店の給与と出張バー・間借り営業の売上をあわせて申告したいならタックスナップ、自分の店を持つならfreee、複数の口座やカードをまとめて管理するならマネーフォワード、パソコンでじっくり進めるならやよいの青色申告が有力です。まずは最安プラン同士の比較表で全体像をつかんでください。
| アプリ名 | スマホ完結度 | レシート撮影上限(最安プラン) | カード・口座連携の自動仕訳 | 月額(最安・年払い・税抜) |
|---|---|---|---|---|
| タックスナップ | ◎ 提出まで完結 | 無制限 | ◎ 連携明細をAIが自動仕訳・スワイプで確認するだけ | 980円・無料トライアルあり |
| freee | ○ | 月5枚 | ○ 自動で経理 | 980円・無料お試しあり |
| マネーフォワード | ○ | 月15件(超過は上位プランへ) | ◎ 連携できる金融サービスが豊富 | 900円・無料トライアルあり |
| やよいの青色申告 | △ パソコン前提 | 対応(上限の公表なし) | ○ スマート取引取込 | 初年度無料あり |
店の給与と出張バー・間借り営業の売上をあわせて申告したいならタックスナップ
タックスナップはスマホ完結に特化した確定申告アプリで、店に勤めながら出張バーテンダーや間借り営業もこなすバーテンダーに向いています。源泉徴収票の給与と、出張や間借りの売上、お酒の仕入れを同じアプリにまとめ、閉店後のスマホで申告まで進められます。
おすすめポイント
- 店の給与は源泉徴収票の内容を入力し、出張バーや間借り営業の売上と仕入れは帳簿から集計して、1枚の申告書にまとめられる
- お酒の仕入れやバーツール、割り材のレシートはカメラで撮るだけ(読み取り枚数無制限・カンタンプラン以上)。「これは経費になる?」と迷ったら「みんなはどうしてる」機能で同じ職種の判断を確認できる
- 連携したカードの明細は、特許を取得した「スワイプ仕分け」(右=経費・左=プライベート)で1件ずつ切り分け=閉店後や帰りの電車の数分で進められる(出典)
- スワイプと丸投げ仕分け(1,000件最短3秒・安心プラン以上)で、複式簿記の知識ゼロでも青色申告65万円控除に必要な帳簿と書類を作れる(白色申告の収支内訳書にも対応)
- マイナンバーカードがあれば、申告書の作成からe-Taxでの提出(電子申告)まですべてスマホだけで完結=パソコンを開く必要がない
- 職種に合わせた職種特化モードで、税理士監修のAIが9割以上の精度で勘定科目を自動判定(出典)
- 消費税の申告にも最安のカンタンプランから対応=インボイス登録をして2割特例を使う場合も同じアプリで完結できる
- 最安のカンタンプランは年払いで月980円(税抜・年額11,760円)。2026年確定申告期間の全29日間、App Storeランキング確定申告アプリ内1位(Sensor Tower)で、無料トライアルから始められる
- 24時間のAIチャットに加え、LINEで専門スタッフに相談できる(カンタンプラン以上)=「レシピづくりで試したお酒は経費?」という迷いも、閉店後の深夜に聞ける
- 登録者40万人超の税理士YouTuber・ヒロ税理士が監修した税務調査リスクチェックと、追徴課税時に利用料を全額返金する保証(安心プラン)
こんな人に向いている
- 店に勤めながら、出張バーテンダーや間借り営業もしている
- 業務委託のヘルプやホテルの期間契約など、取引先が複数ある
- お酒の仕入れや道具のレシートをためずに片づけたい
- 深夜まで営業していて、パソコンを開く時間がない
自分の店を持つならfreee
freeeは○×の質問に答える形式で申告書を作れる、初心者向けの設計が特徴の会計ソフトです。間借りから自分のバーを構える、スタッフを雇う、将来は法人化も考えているなど、店として広げたい人に向いています。
おすすめポイント
- ○×の質問に答えるだけで確定申告書を作成できる
- 請求書の発行や給与計算までシリーズでそろう
- 法人化したあとも法人向けfreee会計にデータを引き継げる
こんな人に向いている
- 自分のバーを開くことを考えている
- スタッフを雇って店を回したい
複数の口座やカードをまとめて管理したいならマネーフォワード
マネーフォワード クラウド確定申告は、連携できる金融機関の多さが強みです。給与の振込口座、出張バーの報酬を受け取る口座、仕入れに使うカード、間借り営業のキャッシュレス決済と、お金の出入り口が多い人に向いています。
おすすめポイント
- 連携できる銀行・カード・電子マネーなど金融関連サービスが豊富
- 家計簿アプリ「マネーフォワード ME」と組み合わせて家計と事業をまとめて把握できる
- レポート機能で月ごとの収支を見える化できる
こんな人に向いている
- 報酬の振込口座やカードが複数ある
- 生活費と出張バーの収支をまとめて管理したい
パソコンでじっくり進めたいならやよいの青色申告
やよいの青色申告 オンラインは、会計ソフトの老舗・弥生のクラウド版です。営業のない日に、仕入れの記録や年末の棚卸を大きな画面で確認しながら進めたい人に向いています。
おすすめポイント
- セルフプランは初年度無料で始められる
- 画面の大きいパソコンで決算書までじっくり作り込める
- 老舗ならではのサポート体制(プランにより電話・チャット)
こんな人に向いている
- 帳簿や決算書はパソコンでまとめて進めたい
- まず無料で1年試したい
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バーテンダーの確定申告で注意したいポイント
バーテンダーの申告でつまずきやすいのは、源泉徴収のない報酬・チップの扱い・間借り営業の売上の数え方・お酒の棚卸と試飲・経費の線引き・消費税と個人事業税の6つです。順に整理します。
バーテンダーの報酬は源泉徴収されないことが多い
ホステス報酬の源泉徴収は、バーなどで客の接待を業務とする人が対象で、カウンターで酒を作るバーテンダーの報酬は通常は対象に入りません(国税庁 No.2807 ホステス等に支払う報酬・料金)。出張やヘルプの報酬も、源泉徴収の対象として挙げられている報酬に当たらないため、税金が引かれずに振り込まれるのが通常です。
その分、申告のときにまとめて納めることになります。報酬が入るたびに一定の割合を別の口座に移しておくと、申告後の納税で慌てずに済みます。接待を伴う夜のお店で働く場合の源泉徴収と申告は、こちらの記事で解説しています。

チップは受け取り方で扱いが変わる
店がまとめて集めてスタッフに分配するチップは給与です。お客様から直接受け取るチップは勤め先の給与には含まれないので、給与以外の所得として申告の対象になります。出張バーや間借り営業など、自分の営業の場で受け取ったチップは、その営業の売上に含めます。

| 受け取り方 | 扱い |
|---|---|
| 店が集めて給与と一緒に支払う | 給与(年末調整で精算) |
| 勤務中にお客様から直接受け取る | 給与以外の所得として申告の対象 |
| 出張バーや間借り営業で受け取る | その営業の売上に含める |
会社員と同じく、給与以外の所得の合計が20万円以下なら所得税の確定申告はいりませんが、住民税の申告は必要です。受け取った日と金額をメモしておくと、集計で迷いません。
間借りや一日店長の売上は契約で数え方が変わる
間借りバーで自分の営業として売る場合は、お客様から受け取った売上の総額が売上で、間借り料やお酒の仕入れは経費になります。一方、店主から「売上から仕入れと固定額を引いた残りの何割」といった歩合の報酬を受け取る一日店長の契約なら、受け取った報酬の額が売上です。
どちらに当たるかは、契約書や精算の明細で「お客様にお酒を売っているのは誰か」を見て判断します。売上は入金された日ではなく、営業をした日に計上します。12月の営業分が1月に精算される場合も、今年の売上です。
お酒は年末に棚卸をし、自分で飲んだ分は売上に入れる
仕入れたお酒は、年末に残っている分を棚卸して、その年の売上原価から外します。売上原価は「年初の在庫+その年の仕入れ−年末の在庫」で計算するので、棚卸を忘れると経費が実際より大きくなります。開封済みのボトルも、残っている量の目安で金額を出しておきましょう。
仕入れたお酒を自分で飲んだり、友人にふるまったりした分は、売上に入れる必要があります(国税庁 No.1350 商品を自家用に消費した場合)。金額は原則として販売価格で、仕入値でもかまいませんが、販売価格の70%を下回ることはできません。一方、味の確認やレシピづくりのために営業で使った分は、仕入れた原価のまま扱えば足ります。
バーツールやユニフォームは経費、ほかのバーでの飲み歩きは経費になりにくい
シェイカーやバースプーン、メジャーカップ、グラス、製氷やカクテル用の道具、仕事専用のベストやバーコート、カクテルの専門書、バーテンダースクールや技能講習の受講料、出張先への交通費や機材の運搬費は経費にできます。10万円以上の製氷機などは、数年に分けて経費にする減価償却の対象です(青色申告なら、2026年4月以後に買った40万円未満のものは一度に経費にできる特例があります)。

一方、ほかのバーで飲んだ代金は私的な飲食と区別しにくく、経費になりにくい支出です。出張バーのメニューづくりなど目的が説明できる場合は、店名や目的をメモに残しておきましょう。店に雇われて働く日の閉店後のタクシー代は給与の仕事のための支出なので、経費にはできません。
お酒は消費税10%。個人事業税は営業の形で変わる
お酒は軽減税率の対象外で、店内での提供も、出張先でカクテルを作って出すケータリングも消費税は10%です(国税庁 No.6102 消費税の軽減税率制度)。持ち帰りのフードは8%で、令和9年4月1日からの2年間は飲食料品の税率が引き下げられます。お酒と店内・出張先での提供は対象外なので、10%のままです。売上が1,000万円以下で、インボイス登録をしていなければ、消費税の申告はいりません。
個人事業税では、自分のバーや間借りでの営業は飲食店業として税率5%、年290万円の事業主控除があります(東京都主税局 個人事業税)。出張先でカクテルを作るだけの営業がどの業種に当たるかは、都道府県が判断します。対象になれば都道府県から通知が届くので、迷ったら都道府県税事務所に確認しましょう。
閉店後に確定申告を終わらせる方法
コツは、申告期にまとめてやろうとせず、営業のたびに売上と仕入れを記録し、納める税金の分を取り分けておくことです。出張や間借りの売上は営業の日に、仕入れのレシートは閉店後か帰りの電車で撮る。年末の営業が終わったら、残ったお酒を数えて棚卸をする。これだけで、年末年始の繁忙期が明けてから慌てずに済みます。
無料トライアルで口座とカードを連携してみて、報酬の入金や仕入れの支払いが自動で取り込まれるかを試してから決めるのが失敗しない選び方です。なお、自動連携やAIの仕訳結果をそのまま提出せず、最後にひととおり見直すのはどのアプリでも共通の基本です。
タックスナップは、店の給与と出張バーや間借り営業の売上、お酒の仕入れを1つにまとめ、申告までスマホで終えられる設計です。閉店後や移動中のスキマ時間だけで、申告の準備が回ります。

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「個人事業主・スマホ完結」に特化した確定申告アプリ
タックスナップは、日々の経費処理から確定申告書の作成・提出まで、個人事業主・フリーランスに必要な会計機能がすべてスマホで完結できるアプリです。
今までの会計ソフトは「パソコン操作」や「機能の多さ」を前提としたサービスが多かった一方で、タックスナップは「個人事業主・スマホ完結」に特化し、会計知識が全くない方でも、スキマ時間だけで確定申告が終わるように設計しています。
「初めての確定申告でも迷わずに提出できた」 「他の会計ソフトから乗り換えて、圧倒的にラクになった」 といった嬉しいレビューもいただいています。

App Store確定申告アプリランキング1位を獲得
ここ数年で、タックスナップの利用者は急拡大中。
2026年の確定申告期間(2026年2月16日〜3月16日)では、大手会計ソフトのアプリも含む確定申告アプリの中で、全期間にわたってApp Storeランキング1位を獲得しました。
(参照:Sensor TowerのApp Storeランキングデータ)

他会計ソフトの約4倍の経費処理スピード
意外に時間を取られてしまうのが、日々の経費処理です。 「気づいたら何十件も経費が溜まっていた」という時でも、タックスナップならあっという間に登録が完了します。
外部機関による比較調査では、タックスナップを使うと10分間で平均518件の経費を処理できることがわかっています。 他会計ソフトと比べて約4倍、手書きの約18倍、Excelの約40倍のスピードです。

出典:株式会社タックスナップ 「【比較調査】確定申告アプリ「タックスナップ」、同時間での経費処理件数が他会計ソフトと比較して約4倍を記録。」 (実査運営機関:株式会社アスマーク)
速さの秘訣は丸投げ仕分け
タックスナップの経費処理の速さの最大の理由は、「丸投げ仕分け」機能です。
銀行やカードの取引データが自動で反映されるだけでなく、それぞれの取引が経費かプライベートか、どの勘定科目が適しているのかをアプリが高精度で自動判定してくれます。
「丸投げ仕分け」機能を使えば1,000件の仕分けも最短3秒で完了するので、経費処理が驚くほど楽になります。

税理士監修の機能で、はじめての確定申告でも安心
「本当にこの内容で提出して大丈夫?」という不安を解消するために、税理士監修の「税務調査リスクチェック機能」があります。
あなたのデータをもとに、同じ職種の人の傾向と比べながら、税務調査が入りやすいかをアプリが診断します。
修正するべき内容も表示されるので、事前に修正し、安心して提出できます。

タックスナップは、確定申告をできるだけ簡単に、かつ安心して提出できるようにサポートするアプリです。 無料トライアルも行っているので、まずはその快適さを体験してみてください。
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まとめ
バーテンダーの確定申告は、「店の給与と出張バー・間借り営業の売上を分けて把握し、1つの申告にまとめる」「源泉徴収されない報酬が多いので、納める税金を取り分けておく」「お酒は年末に棚卸をし、自分で飲んだ分は売上に入れる」の3点を押さえれば怖くありません。一杯ずつ分量を量ってカクテルを作るように、売上と仕入れも営業のたびに記録していけば、申告はきちんと形になります。

よくある質問
Q. バーテンダーはいくらから確定申告が必要ですか?
店に勤めながらの副業なら給与以外の所得が20万円を超えたら、出張や間借りが本業なら所得が基礎控除などの合計を超えたら必要です。基礎控除は令和8年分で、合計所得489万円以下なら104万円です。所得は売上から経費を引いた金額で判定します。
Q. 店に雇われて給与だけです。確定申告は必要ですか?
勤め先で年末調整を受けていれば、原則として必要ありません。ただし、2か所以上の店から給与を受け取っている、医療費控除やふるさと納税(6か所以上)の控除を受けたいといった場合は、確定申告をします。
Q. ヘルプやホテルの期間契約は給与ですか?報酬ですか?
雇用契約なら給与、業務委託契約なら報酬です。源泉徴収票が届くなら給与、請求書や支払明細ベースで振り込まれるなら報酬と考えられます。分からなければ、契約書を確認するか取引先に聞きましょう。
Q. 出張バーテンダーの報酬から税金が引かれていません。
バーテンダーの報酬は源泉徴収の対象に挙がっていないため、引かれずに振り込まれるのが通常です。その分、申告のときにまとめて納めるので、入金のたびに一部を取り分けておきましょう。
Q. お客様から受け取ったチップも申告が必要ですか?
お客様から直接受け取るチップは、給与以外の所得として申告の対象です。店が集めて給与と一緒に支払うチップは給与として年末調整されます。出張バーや間借り営業で受け取ったチップは、その営業の売上に含めます。
Q. 間借りバーの売上は総額と取り分のどちらを記録しますか?
自分の営業として売るなら、お客様から受け取った総額を売上にし、間借り料と仕入れを経費にします。店主から歩合の報酬を受け取る契約なら、受け取った報酬が売上です。契約書や精算の明細で確かめましょう。
Q. 仕入れたお酒は買った年に全部経費になりますか?
なりません。年末に残っているお酒は棚卸して、翌年の売上原価に回します。開封済みのボトルも、残っている量の目安で金額を出しておきましょう。
Q. 味見やレシピづくりで飲んだお酒はどうなりますか?
営業のために味を確認した分は、仕入れた原価のまま扱えば足ります。仕事と関係なく自分で飲んだ分や、友人にふるまった分は、販売価格の70%以上の金額で売上に入れます。
Q. シェイカーやグラスなどの道具は経費になりますか?
出張や間借りの営業で使う道具は経費にできます。10万円以上のものは減価償却の対象ですが、青色申告なら2026年4月以後に買った40万円未満のものは一度に経費にできます。
Q. ほかのバーで飲んだ代金は研究費として経費になりますか?
私的な飲食と区別しにくいので、経費になりにくい支出です。出張バーのメニューづくりなど目的が説明できる場合に限り、店名と目的を記録しておきましょう。
Q. 閉店後のタクシー代は経費になりますか?
出張バーや間借り営業など、自分の営業のための移動なら経費にできます。店に雇われて働いた日の帰りのタクシー代は、給与の仕事のための支出なので経費にはできません。
Q. ベストやバーコートは経費になりますか?
仕事のときだけ着るユニフォームは、出張や間借りの営業で使うなら経費にできます。普段も着られる白シャツや黒のパンツは経費になりにくいので、分けて管理しましょう。
Q. バーテンダースクールや資格の受講料は経費になりますか?
出張や間借りで営業している人の、仕事に直接つながる講座なら経費にできます。店に雇われている人は、勤め先の証明があるなど一定の条件を満たすと、給与所得の特定支出控除の対象になることがあります(国税庁 No.1415)。
Q. カクテルコンペティションの賞金に税金はかかりますか?
業務と関係なく受け取る賞金は一時所得で、年50万円の特別控除を引いた残りの半分が課税の対象です(国税庁 No.1490)。出張バーなどの事業の一環として受け取る賞金は、事業の収入になります。
Q. 出張バーで酒類販売業の免許はいりますか?
その場で飲んでもらうためにお酒を出すだけなら、酒類販売業免許は必要ありません。ボトルのまま持ち帰り用に売る場合は免許が必要です(国税庁 酒類の販売業免許)。出張先での提供に保健所の許可がいるかは、管轄の保健所に確認しましょう。
Q. 深夜まで営業する間借りバーに届出はいりますか?
深夜0時から午前6時までお酒を主に出すなら、深夜酒類提供飲食店営業の届出が必要です。営業を始める10日前までに、管轄の警察署へ出します。間借りでは誰が届け出るかを含めて、警察署に確認しましょう。
Q. 副業の出張バーテンダーが勤め先にばれることはありますか?
確定申告をすると住民税の金額が変わるため、給与から住民税を天引きしている勤め先が気づく可能性はあります。まずは就業規則で副業が認められているかを確認してください。

Q. インボイス登録は必要ですか?
バーに来る個人のお客様や、結婚式の二次会の幹事など個人の依頼は、インボイスの影響を受けません。企業のパーティーなど事業者から依頼を受ける場合は、登録しているかを確認されることがあります。登録すると消費税の申告が必要になりますが、令和8年分までは2割特例、令和9年分・10年分は3割特例が使えます。
Q. 確定申告をしないとどうなりますか?
申告が必要なのにしなかった場合、あとから本来の税金に加えて無申告加算税や延滞税がかかることがあります。出張先や間借りの店主の支払いの記録から、収入が確認されることもあります。
Q. 開業届は出すべきですか?
出張バーテンダーや間借り営業を継続して事業として行うなら、開業届を出すのが原則です。青色申告承認申請書とセットで出せば、最大65万円の特別控除が使えるようになります。
Q. 今使っている会計ソフトからデータを移行できますか?
できます。たとえばタックスナップはfreee・マネーフォワード・弥生・PayPayからのデータ移行に対応しています。年初から新しいアプリで始めるか、申告前に前年分をまとめて移すのがスムーズです。



