平日は会社で働き、夜と週末はオンラインで個人セッションを受け持つ。半年の継続コースは代金を一括で受け取り、ときどき企業から1on1や研修の依頼も来る。ライフコーチのお金は、単発のセッション代、まとめて前払いされるコース代、企業から源泉徴収されて振り込まれる報酬と、入り方がばらばらです。
確定申告アプリ(会計ソフト)選びは、受け取り方の違う入金をまとめて記録し、一括で受け取ったコース代をいつの売上にするかまで迷わず申告できるかで決まります。この記事では、継続コースの前払いの扱いや、入金元で変わる源泉徴収、資格の取得費や自己投資の線引きといったライフコーチならではの論点から、おすすめの4本を比較します。
この記事のポイント
- 会社員の副業なら給与以外の所得が20万円、独立しているなら所得が基礎控除などの合計を超えたら確定申告が必要
- 継続コースの代金を一括で受け取っても、入金した年の売上とは限らない。原則はコースが終わった日、月ごとや回数ごとに料金が決まっていればその月・その回の売上
- 個人のお客様からのセッション代は源泉徴収されない。企業から受ける研修の講師料や経営改善の指導料は10.21%が引かれる
- 資格の取得費や講座代は、仕事に直接必要なものなら経費にできる。自分の悩みのために受けるコーチングは経費になりにくい
- 迷ったら、コース代とセッション代の入金をスマホで見渡したいならタックスナップ、事業として広げるならfreee、複数の口座をまとめて管理するならマネーフォワード、パソコンでじっくりならやよいの青色申告
ライフコーチに確定申告アプリは必要?
ライフコーチとして報酬を受け取っているなら、ほとんどの場合、自分で確定申告をすることになります。コーチングスクールや会社に雇われて給与で受け取っているなら年末調整で完結しますが、個人のお客様とのセッションや、企業から業務委託で受ける仕事は、自分で申告するのが基本です。
| 働き方 | 確定申告の目安 |
|---|---|
| スクールや会社に雇われ、給与として受け取っている(年末調整あり) | 原則不要(年末調整で完結) |
| 会社員が副業で、個人セッションや継続コースを受け持っている | 給与以外の所得が20万円を超えたら必要 |
| 独立して、個人セッション・継続コース・企業の仕事を受けている | 所得が基礎控除などの合計(令和8年分の基礎控除は合計所得489万円以下で104万円)を超えたら必要。源泉徴収された税金は申告で精算する |
ここでいう所得は、受け取った代金の総額ではなく経費を引いた金額です。副業の所得が20万円以下で確定申告をしない場合も、住民税の申告は別に必要です。
企業向けの顧問やプロジェクトが中心ならコンサルタントの記事へ
この記事は、個人のお客様とのセッションや継続コースを中心に受け持つコーチ向けです。企業と顧問契約を結び、経営の課題解決を請け負う働き方が中心なら、コンサルタント向けの記事のほうが近い内容です。ヨガやフィットネスなど体を動かす指導が中心なら、インストラクターの記事も参考になります。

給与だけなら無料の作成コーナーでも足りる
コーチの仕事を給与で受け取っていて、医療費控除やふるさと納税のために申告するだけなら、国税庁の確定申告書等作成コーナーで源泉徴収票の内容を入力すれば申告できます。確定申告アプリが本領を発揮するのは、セッション代やコース代、決済サービスの手数料、資格や講座の費用などを帳簿にまとめる必要がある人です。
青色申告65万円控除はアプリで取れる?
取れます。独立してコーチングを事業として続けるなら、青色申告にすると最大65万円の控除が受けられます。65万円控除には複式簿記の帳簿が必要ですが、確定申告アプリなら取引を入力するだけで自動で出来上がります。e-Taxで提出すれば控除額は55万円ではなく65万円になり、そこまでアプリだけで完結できます。令和9年分からは、紙で提出すると控除は10万円になり、e-Taxでの提出が65万円の条件になります(財務省 令和8年度税制改正の大綱)。
税理士に頼むのとどちらがいい?
個人のお客様とのセッションが中心で、ひとりで活動しているライフコーチなら、費用の面では確定申告アプリで十分です。相場を比べてみます。
| 依頼方法 | 費用の目安(年間) |
|---|---|
| 税理士に記帳から丸ごと依頼 | 10〜20万円 |
| 税理士に申告書作成だけスポット依頼 | 5〜10万円 |
| 確定申告アプリ | 1〜3万円台 |
アプリなら年1〜3万円台で利用料は経費にできる
確定申告アプリの利用料は年間1〜3万円台で、副業や独立で事業の所得を申告する人は全額をその年の経費にできます。オンライン会議ツールの利用料と同じく、仕事を回すための道具代と考えられる金額です。
税理士に頼んだほうがいいのはこんな場合
ほかのコーチに仕事を任せて講座やスクールを運営するようになった、高額なコースの返金が重なった、法人化を考えているという場合は、税理士に相談する価値があります。前受けのコース代や返金の扱い、外注先への支払いなど、判断に迷う取引が一気に増えるためです。
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ライフコーチが確定申告アプリを選ぶ4つの基準
ライフコーチのアプリ選びは、①個人セッション・継続コース・企業の仕事の入金を、受け取り方ごとに分けて記録できるか、②一括で受け取ったコース代を、いつの売上にするか管理できるか、③セッションの合間にスマホだけで申告まで終わるか、④資格の取得費や自己投資の扱いを質問できる窓口があるか、の4つで決まります。どれも「代金の受け取り方が何通りもあり、高額な前払いと自己投資が多い」というこの仕事の構造から来る基準です。

個人セッション・継続コース・企業の仕事の入金を、受け取り方ごとに分けて記録できるか
単発のセッション代は振込や決済サービスで、継続コースの代金は一括や分割で、企業の仕事は源泉徴収されてから振り込まれます。どの入金が、どのお客様の、どのコースの分かを分けて記録できるかが最初の基準です。
一括で受け取ったコース代を、いつの売上にするか管理できるか
半年のコース代を年末に一括で受け取った場合、その年に全額を売上にするとは限りません。入金の時期と、コースの期間や回数を見比べながら売上を記録できるかを確認しましょう。
セッションの合間に、スマホだけで申告まで終わるか
セッションは平日の夜や週末に入ることが多く、帳簿のためにまとまった時間を取るのは大変です。記帳から申告書の作成、e-Taxでの提出までスマホだけで終わるかを確認しましょう。
資格の取得費や自己投資の扱いを質問できる窓口があるか
「コーチングスクールの受講料は経費になる?」「自分がコーチングを受けた費用は?」。ライフコーチの支出には、判断に迷うものが少なくありません。チャットやLINEで質問できる窓口があると、申告の直前で手が止まることを防げます。
アプリ選びでよくある失敗
よくある失敗は次の3つです。どれも「受け取り方ごとに入金を分け、コースの期間まで追えるか」を基準に選べば避けられます。
- 決済サービスに手数料を引かれた後の入金額だけを売上にし、手数料を経費に入れ忘れる
- 年末に一括で受け取った半年コースの代金を、契約の中身を確かめずに全額その年の売上にしてしまう
- 振込で受け取った単発セッションの代金を、記録から漏らす
ライフコーチにおすすめの確定申告アプリ4選
コース代とセッション代の入金をスマホで見渡したいならタックスナップ、事業として広げるならfreee、複数の口座やカードをまとめて管理するならマネーフォワード、パソコンでじっくり進めるならやよいの青色申告が有力です。まずは最安プラン同士の比較表で全体像をつかんでください。
| アプリ名 | スマホ完結度 | レシート撮影上限(最安プラン) | カード・口座連携の自動仕訳 | 月額(最安・年払い・税抜) |
|---|---|---|---|---|
| タックスナップ | ◎ 提出まで完結 | 無制限 | ◎ 連携明細をAIが自動仕訳・スワイプで確認するだけ | 980円・無料トライアルあり |
| freee | ○ | 月5枚 | ○ 自動で経理 | 980円・無料お試しあり |
| マネーフォワード | ○ | 月15件(超過は上位プランへ) | ◎ 連携できる金融サービスが豊富 | 900円・無料トライアルあり |
| やよいの青色申告 | △ パソコン前提 | 対応(上限の公表なし) | ○ スマート取引取込 | 初年度無料あり |
コース代とセッション代の入金をスマホで見渡したいならタックスナップ
タックスナップはスマホ完結に特化した確定申告アプリで、会社員の副業でコーチングを始めた人や、独立して継続コースを受け持つライフコーチに向いています。セッション代やコース代、企業からの報酬と源泉徴収された税金を1つにまとめて、申告まで進められます。
おすすめポイント
- 連携した口座の入金から、セッション代やコース代、企業からの報酬をスワイプで事業の売上に仕分けでき、源泉徴収された税金も申告書に反映して精算できる
- 連携したカードの明細は、特許を取得した「スワイプ仕分け」(右=経費・左=プライベート)で1件ずつ切り分け=会議ツールの利用料や広告費も、セッションの合間の数分で片づく(出典)
- 書籍や講座のレシートはカメラで撮るだけ(読み取り枚数無制限・カンタンプラン以上)。「これは経費になる?」と迷ったら「みんなはどうしてる」機能で同じ職種の判断を確認できる
- スワイプと丸投げ仕分け(1,000件最短3秒・安心プラン以上)で、複式簿記の知識ゼロでも青色申告65万円控除に必要な帳簿と書類を作れる(白色申告の収支内訳書にも対応)
- マイナンバーカードがあれば、申告書の作成からe-Taxでの提出(電子申告)まですべてスマホだけで完結=セッションのない夜の数十分でも申告を進められる
- 職種に合わせた職種特化モードで、税理士監修のAIが9割以上の精度で勘定科目を自動判定(出典)
- 消費税の申告にも最安のカンタンプランから対応=インボイス登録をして2割特例を使う場合も同じアプリで完結できる
- 最安のカンタンプランは年払いで月980円(税抜・年額11,760円)。2026年確定申告期間の全29日間、App Storeランキング確定申告アプリ内1位(Sensor Tower)で、無料トライアルから始められる
- 24時間のAIチャットに加え、LINEで専門スタッフに相談できる(カンタンプラン以上)=「コーチングスクールの受講料は経費になる?」という迷いも、セッションの後に聞ける
- 登録者40万人超の税理士YouTuber・ヒロ税理士が監修した税務調査リスクチェックと、追徴課税時に利用料を全額返金する保証(安心プラン)
こんな人に向いている
- 会社員の副業でコーチングを始め、給与と報酬が両方ある
- 継続コースの一括払いと単発セッションの代金が混ざっている
- 企業から源泉徴収された報酬も受け取っている
- パソコンを開く時間がなく、スマホだけで申告を終えたい
事業として広げるならfreee
freeeは○×の質問に答える形式で申告書を作れる、初心者向けの設計が特徴の会計ソフトです。企業研修の請求書を出すようになった、ほかのコーチに仕事を任せて講座を運営したいなど、コーチングを事業として広げたい人、将来は法人化も考えている人に向いています。
おすすめポイント
- ○×の質問に答えるだけで確定申告書を作成できる
- 請求書の発行や外注先への支払管理までシリーズでそろう
- 法人化したあとも法人向けfreee会計にデータを引き継げる
こんな人に向いている
- 企業向けの研修や1on1で、請求書を出す仕事が増えてきた
- いずれ法人化したい
複数の口座やカードをまとめて管理したいならマネーフォワード
マネーフォワード クラウド確定申告は、連携できる金融機関の多さが強みです。コース代の振込口座、決済サービスの売上の入金口座、講座や広告の支払いに使うカードと、お金の出入り口が多い人に向いています。
おすすめポイント
- 連携できる銀行・カード・電子マネーなど金融関連サービスが豊富
- 家計簿アプリ「マネーフォワード ME」と組み合わせて家計と事業をまとめて把握できる
- レポート機能で月ごとの収支を見える化できる
こんな人に向いている
- 振込口座やカード、決済サービスを複数使い分けている
- 生活費とコーチングの収支をまとめて管理したい
パソコンでじっくり進めたいならやよいの青色申告
やよいの青色申告 オンラインは、会計ソフトの老舗・弥生のクラウド版です。セッションの記録や契約書をパソコンで管理していて、帳簿や決算書も大きな画面で確認しながら進めたい人に向いています。
おすすめポイント
- セルフプランは初年度無料で始められる
- 画面の大きいパソコンで決算書までじっくり作り込める
- 老舗ならではのサポート体制(プランにより電話・チャット)
こんな人に向いている
- 帳簿や決算書はパソコンでまとめて進めたい
- まず無料で1年試したい
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ライフコーチの確定申告で注意したいポイント
ライフコーチの申告でつまずきやすいのは、継続コースの前払いの扱い・入金元で変わる源泉徴収・決済サービスの手数料・資格や自己投資の線引き・個人事業税・消費税とインボイス・副業のルールの7つです。順に整理します。
一括で受け取ったコース代は、入金した年の売上とは限らない
コーチングのような人的役務の提供による収入は、原則として、その役務の提供を完了した日の収入です。ただし、期間の経過や提供の程度に応じて報酬を受け取る約束があれば、その期間・その回ごとの収入になります(所得税基本通達36-8)。継続コースの代金を一括で受け取ったときは、入金した日ではなく、契約で料金がどう決まっているかを見て売上の時期を判断します。
たとえば、2026年11月に「月5万円×6か月」の継続コース30万円を一括で受け取った場合、11月と12月の2か月分10万円が2026年分の売上、残りの20万円は2027年分の売上です。契約に月ごとの料金がなく、2027年4月にコースが終わるなら、原則として30万円全額が2027年分の売上になります。受け取った時点ではまだ売上にしない分は、前受金として記録しておきます。

お客様がカードの分割払いを選んでも、売上の時期はこの考え方で決まります。途中解約などで翌年に代金を返金した場合は、返金した年の経費として差し引きます。トラブルを避けるためにも、料金の内訳や解約・返金の条件を契約書に書いておきましょう。
個人のお客様は源泉徴収なし、企業の研修や指導は10.21%
個人のお客様から受け取るセッション代は、源泉徴収されません。給与を払っていない個人が支払う報酬は、源泉徴収の対象外です(国税庁 No.2502 源泉徴収義務者とは)。一方、企業から受け取る研修の講師料や講演料は、10.21%(1回100万円を超える部分は20.42%)が源泉徴収されます(国税庁 No.2792 源泉徴収が必要な報酬・料金等とは)。企業の求めに応じて経営の改善のための指導をする人も「企業診断員」として同じ扱いで、国税庁は経営コンサルタントなどと称する人も含むとしています(所得税基本通達204-15)。
| 入金元・仕事の中身 | 源泉徴収 | 記録のポイント |
|---|---|---|
| 個人のお客様のセッション・継続コース | なし | 全額を売上にし、納税分を自分で取っておく |
| 企業の研修の講師料・講演料 | 10.21%(1回100万円超の部分は20.42%) | 引かれる前の金額を売上にし、引かれた税金を別に記録する |
| 企業経営の改善のための指導(経営者向けのコーチングなど) | 企業診断員として10.21%が引かれることがある | 支払明細で、引かれた税金があるかを確認する |
| スキルマーケットや決済サービス経由の売上 | 通常なし | 手数料を引かれる前の金額を売上にする |
企業の社員向けの1on1コーチングは、契約の中身によって扱いが分かれることがあります。報酬が振り込まれたら、支払明細で税金が引かれているかを確かめ、引かれる前の金額を売上にして、引かれた税金は申告で精算します。

決済サービスやスキルマーケットの手数料は、売上と分けて記録する
決済サービスやスキルマーケットで代金を受け取る場合は、手数料を引かれる前の金額が売上で、手数料は経費になります。入金額だけを売上にすると、売上も経費も少なく記録されてしまいます。売上の管理画面や明細を毎月保存し、手数料の金額を確認しておきましょう。
仕事に直接必要な資格や講座は経費、自分の悩みのためのコーチングは経費になりにくい
業務の遂行に直接必要な技能や知識を身につけるための研修などの費用は、通常必要とされる範囲で経費にできます(所得税基本通達37-24)。コーチングの資格の取得費や更新費、スクールや講座の受講料、技術を高めるために受けるスーパービジョン、書籍、オンライン会議ツールの利用料、決済手数料、集客の広告費は、仕事との結びつきを説明できれば経費にできます。開業する前に払ったスクール代などは、開業費として扱える場合があります。

一方、自分の悩みや生き方のために受けるコーチングやカウンセリング、普段も着る服や美容代は経費になりにくい支出です。高額な講座を受けたときは、受講の記録や、その後のセッションや講座にどう生かしたかを残しておくと、説明しやすくなります。自宅でオンラインセッションをしている場合の家賃や光熱費、インターネット代は、仕事で使った割合で按分します。10万円以上のパソコンなどは原則として数年に分けて経費にしますが、青色申告なら2026年4月以後に買った40万円未満のものは一度に経費にできます。
個人事業税は、仕事の中身で都道府県が判断する
個人事業税は、法律で定められた業種を営む人にかかる税金です。コーチングという業種名はありませんが、企業の経営改善のための指導は「コンサルタント業」、講座で知識を教える形は「諸芸師匠業」とされることがあり、どちらも税率は5%です(地方税法第72条の2)。東京都の事務の手引きは、実務や一般教養の教授、話し方教室なども諸芸師匠業に含めており、IT技術の講座のサブ講師の仕事が諸芸師匠業と判断された例もあります(東京都行政不服審査会 答申)。
かかるのは、事業の所得から年290万円の事業主控除を差し引いた残りの部分で、計算では青色申告の65万円控除は差し引けません(東京都主税局 個人事業税)。どの業種に当たるかは都道府県が仕事の中身で判断するので、迷ったら都道府県税事務所に確認しましょう。

消費税は「2年前の売上」とインボイス登録で決まる
消費税の申告が必要になるのは、原則として2年前の課税売上が1,000万円を超えた年か、インボイス登録をした場合です。個人のお客様が中心ならインボイスを求められることは少ないですが、企業の研修や1on1を受けるなら、登録を求められることがあります。登録した場合は、令和8年分までは2割特例、令和9年分・10年分は3割特例で納める税額を抑えられます。簡易課税を選ぶと、コーチングは第五種事業(みなし仕入率50%)です(国税庁 No.6505 簡易課税制度の事業区分)。
副業は「20万円」と住民税、帳簿の有無を確認する
会社員が副業でコーチングをしているなら、給与以外の所得が20万円を超えると確定申告が必要です。20万円以下でも住民税の申告は必要です。勤め先の就業規則で副業が認められているかも、事前に確かめておきましょう。なお、副業のコーチングを帳簿なしで続けていると、所得は「業務に係る雑所得」になり、青色申告の控除は使えません。

セッションの合間に確定申告を終わらせる方法
コツは、申告期にまとめてやろうとせず、月末ごとにその月の入金を受け取り方別に記録し、前払いのコース代は「いつまでの分か」をメモしておくことです。セッション代は決済サービスの明細を毎月保存し、企業からの報酬は源泉徴収された税金と一緒に記録する。講座や広告の支払いはカード連携で自動で取り込む。これだけで、申告期には確認して提出するだけになります。
無料トライアルで口座とカードを連携してみて、セッション代の入金や講座の支払いが自動で取り込まれるかを試してから決めるのが失敗しない選び方です。なお、自動連携やAIの仕訳結果をそのまま提出せず、最後にひととおり見直すのはどのアプリでも共通の基本です。
タックスナップは、セッション代とコース代、企業からの報酬と源泉徴収された税金、講座や広告の支払いを1つにまとめ、申告までスマホで終えられる設計です。セッションの合間や移動中のスキマ時間だけで、申告の準備が回ります。

\ AppStoreの確定申告アプリで1位 /
「個人事業主・スマホ完結」に特化した確定申告アプリ
タックスナップは、日々の経費処理から確定申告書の作成・提出まで、個人事業主・フリーランスに必要な会計機能がすべてスマホで完結できるアプリです。
今までの会計ソフトは「パソコン操作」や「機能の多さ」を前提としたサービスが多かった一方で、タックスナップは「個人事業主・スマホ完結」に特化し、会計知識が全くない方でも、スキマ時間だけで確定申告が終わるように設計しています。
「初めての確定申告でも迷わずに提出できた」 「他の会計ソフトから乗り換えて、圧倒的にラクになった」 といった嬉しいレビューもいただいています。

App Store確定申告アプリランキング1位を獲得
ここ数年で、タックスナップの利用者は急拡大中。
2026年の確定申告期間(2026年2月16日〜3月16日)では、大手会計ソフトのアプリも含む確定申告アプリの中で、全期間にわたってApp Storeランキング1位を獲得しました。
(参照:Sensor TowerのApp Storeランキングデータ)

他会計ソフトの約4倍の経費処理スピード
意外に時間を取られてしまうのが、日々の経費処理です。 「気づいたら何十件も経費が溜まっていた」という時でも、タックスナップならあっという間に登録が完了します。
外部機関による比較調査では、タックスナップを使うと10分間で平均518件の経費を処理できることがわかっています。 他会計ソフトと比べて約4倍、手書きの約18倍、Excelの約40倍のスピードです。

出典:株式会社タックスナップ 「【比較調査】確定申告アプリ「タックスナップ」、同時間での経費処理件数が他会計ソフトと比較して約4倍を記録。」 (実査運営機関:株式会社アスマーク)
速さの秘訣は丸投げ仕分け
タックスナップの経費処理の速さの最大の理由は、「丸投げ仕分け」機能です。
銀行やカードの取引データが自動で反映されるだけでなく、それぞれの取引が経費かプライベートか、どの勘定科目が適しているのかをアプリが高精度で自動判定してくれます。
「丸投げ仕分け」機能を使えば1,000件の仕分けも最短3秒で完了するので、経費処理が驚くほど楽になります。

税理士監修の機能で、はじめての確定申告でも安心
「本当にこの内容で提出して大丈夫?」という不安を解消するために、税理士監修の「税務調査リスクチェック機能」があります。
あなたのデータをもとに、同じ職種の人の傾向と比べながら、税務調査が入りやすいかをアプリが診断します。
修正するべき内容も表示されるので、事前に修正し、安心して提出できます。

タックスナップは、確定申告をできるだけ簡単に、かつ安心して提出できるようにサポートするアプリです。 無料トライアルも行っているので、まずはその快適さを体験してみてください。
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まとめ
ライフコーチの確定申告は、「副業なら所得20万円、独立しているなら基礎控除などの合計が申告の目安」「一括で受け取ったコース代は、契約で料金がどう決まっているかで売上の時期が変わる」「個人のお客様は源泉徴収なし、企業の研修や指導は10.21%が引かれる」の3点を押さえれば怖くありません。お客様の目標に一歩ずつ伴走するように、入金と経費も月ごとに整えていけば、申告はきちんと形になります。

よくある質問
Q. ライフコーチはいくらから確定申告が必要ですか?
会社員の副業なら、給与以外の所得が20万円を超えたら必要です。独立しているなら、所得が基礎控除などの合計(令和8年分の基礎控除は合計所得489万円以下で104万円)を超えたら必要です。
Q. 資格がなくても、コーチングで報酬を受け取れますか?
コーチングには国家資格がなく、民間資格がなくても報酬を受け取れます。受け取った報酬は、資格の有無にかかわらず申告の対象です。
Q. 半年コースの代金を一括で受け取りました。いつの売上ですか?
月ごとや回数ごとに料金が決まっている契約なら、その月・その回ごとの売上です。料金の内訳がなければ、原則としてコースが終わった日の売上になります。まだ売上にしない分は、前受金として記録しておきましょう。
Q. お客様がカードの分割払いを選びました。売上の時期は変わりますか?
変わりません。売上の時期は、コーチングを提供した時期と契約の内容で決まります。
Q. 途中解約で代金を返金しました。どう処理しますか?
返金した年の経費として差し引きます。前の年に売上にした代金を翌年に返金した場合も、前の年の申告をやり直すのではなく、返金した年で処理します。
Q. 企業の研修で報酬から税金が引かれていました。どう申告しますか?
引かれる前の報酬を売上にし、源泉徴収された税金を申告書で差し引いて精算します。経費や控除を差し引いた結果、引かれすぎていれば差額が戻ります。
Q. 個人のお客様からのセッション代は、税金が引かれていません。
給与を払っていない個人が支払う報酬は、源泉徴収の対象外です。全額を売上にして、申告のときにまとめて納めます。入金のたびに一部を取り分けておきましょう。
Q. 決済サービスの手数料はどう記録しますか?
手数料を引かれる前の金額を売上にし、手数料を経費として記録します。入金額だけを売上にすると、売上が少なく記録されてしまいます。
Q. コーチングスクールの受講料は経費になりますか?
コーチとして仕事をするために直接必要な講座の受講料は、経費にできます。開業する前に払った分は、開業費として扱える場合があります。
Q. 自分がコーチングを受けた費用は経費になりますか?
技術を高めるためのスーパービジョンなど、仕事との結びつきを説明できるものは経費にできます。自分の悩みや生き方のために受けるコーチングは、経費になりにくい支出です。
Q. 資格の更新費や協会の会費は経費になりますか?
コーチとして活動するために必要な資格の更新費や会費は、経費にできます。領収書や請求書を残しておきましょう。
Q. 自宅でオンラインセッションをしています。家賃は経費になりますか?
セッションに使う部屋の面積や使う時間の割合で按分すれば、経費にできます。説明できる根拠を残しておきましょう。
Q. コーチングは特定商取引法の対象ですか?
コーチングは、エステや語学教室などの「特定継続的役務提供」には指定されていません。ただし、インターネットで申し込みを受ける場合は通信販売として、事業者の名前や代金、解約の条件などを表示する決まりがあります(消費者庁 特定商取引法ガイド)。
Q. 個人事業税はかかりますか?
事業の所得が年290万円を超えると、かかることがあります。コーチングがどの業種に当たるかは、都道府県が仕事の中身で判断します。企業の経営改善の指導はコンサルタント業、講座で教える形は諸芸師匠業とされることがあり、どちらも税率は5%です。
Q. インボイス登録は必要ですか?
個人のお客様が中心なら、登録しなくても影響は小さいことが多いです。企業の仕事を受ける場合は、登録を求められることがあります。登録すると消費税の申告が必要になりますが、令和8年分までは2割特例、令和9年分・10年分は3割特例が使えます。
Q. 副業でコーチングをしていることが勤め先にばれることはありますか?
確定申告をすると住民税の金額が変わるため、給与から住民税を天引きしている勤め先が気づく可能性はあります。まずは就業規則で副業が認められているかを確認してください。
Q. 法人化はいつ考えればいいですか?
売上ではなく、経費を引いた所得の水準で考えるのが一般的です。所得が増えて税率が上がってきたら、税理士に試算を頼んでみましょう。
Q. 確定申告をしないとどうなりますか?
申告が必要なのにしなかった場合、あとから本来の税金に加えて無申告加算税や延滞税がかかることがあります。企業から源泉徴収された税金がある人は、申告しないと払いすぎた税金が戻らないままになります。
Q. 開業届は出すべきですか?
コーチングを継続して事業として営むなら、開業届を出すのが原則です。青色申告承認申請書とセットで出せば、最大65万円の特別控除が使えるようになります。職業欄の書き方は、こちらの記事で解説しています。

Q. 年の途中で会社を辞めて独立しました。申告はどうなりますか?
退職までの給与と、独立後のコーチングの所得を合わせて申告します。退職した会社から源泉徴収票を受け取っておきましょう。
Q. 今使っている会計ソフトからデータを移行できますか?
できます。たとえばタックスナップはfreee・マネーフォワード・弥生・PayPayからのデータ移行に対応しています。年初から新しいアプリで始めるか、申告前に前年分をまとめて移すのがスムーズです。



