【2026年最新版】個人事業税とは?業種別の税率とかからない人の条件を解説

この記事のポイント

  • 税率は業種で決まる(3~5%)
  • 事業主控除290万円を引いた残りにかかる
  • 法定業種に当てはまらなければかからない
  • 確定申告をすれば別途の申告は不要
  • 支払った額は翻年の経費にできる

目次

個人事業税とは?

都道府県に納める税金で、一定の業種で事業をしている人が対象です。

所得税は国、住民税は市区町村と都道府県、個人事業税は都道府県。納め先が違うだけで、どれも同じ事業の利益にかかります。

送られてくる納税通知書で初めて知る人が多い税金です。確定申告のときには迷いませんが、後から請求が来るので備えておく必要があります。


個人事業税の税率は業種で決まる

所得が大きいほど税率が上がる、という仕組みではありません。法定業種は70業種あり、区分ごとに率が決まっています。

区分業種数税率代表的な業種
第1種事業37業種5%物品販売業・飲食店業・運送業・製造業
第2種事業3業種4%畜産業・水産業・薪炭製造業
第3種事業30業種3%または5%医業・弁護士業・理容業・美容業

出典:東京都主税局

多くの個人事業主は第1種の5%にあたります。あんま・マッサージ・はり・きゅうなどの仕事は3%になります。


\ AppStoreの確定申告アプリで1位 /

個人事業税がかからない人

対象外になるパターンが2つあります。

事業所得が290万円以下

事業主控除として年290万円を引けるので、これを下回るならかかりません。

営業期間が1年未満の場合は月割になります。開業初年は控除額が小さくなるので、思ったより早く対象になることがあります。

法定業種に当てはまらない

こちらのほうが見落とされています。所得がいくら大きくても、法定業種に入らなければ個人事業税はかかりません。

ライター・イラストレーター・プログラマーなどは、仕事の内容によって判断が分かれるところです。請負業やデザイン業にあたるとされればかかりますが、文筆業とされればかかりません。

判断するのは都道府県で、実態を見て決められます。自分で断定せず、気になる場合は都道府県税事務所に確認してください。納税通知書が届かなければ、対象外と判断されている可能性が高いです。


個人事業税の計算方法

所得税とは計算の土台が少し違います。

個人事業税 =(事業所得 + 青色申告特別控除額 - 各種控除 - 事業主控除290万円)× 税率

青色申告特別控除は使えない

ここが一番間違えやすいところです。所得税では65万円を引けますが、個人事業税では引けません。

確定申告で控除後の所得を見て「290万円以下だから大丈夫」と思っていても、控除を戻すと超えていることがあります。

事業主控除290万円

一律で引ける控除で、これが実質的な免税ラインになります。

営業期間が1年未満の場合は月割で、1か月あたり242,000円で計算します。

赤字の繰越もできる

青色申告をしていれば、損失を3年間繰り越せます。所得税と同じ仕組みです。


\ AppStoreの確定申告アプリで1位 /

申告と納付

確定申告をすれば、個人事業税のための申告は不要です。

確定申告書の情報が都道府県に回るので、自動的に計算されて納税通知書が届きます。

項目内容
通知が届く時期8月ごろ
納付の回数年2回(原則)
第1期の期限8月31日
第2期の期限11月30日

確定申告から5か月ほどあとで請求が来ます。所得税と住民税を払って安心しているところに届くので、所得が290万円を超えそうな年は残しておいてください。

手取りの全体像は専門記事にまとめています。

あわせて読みたい
【2026年最新版】個人事業主で月収40万円の手取りはいくら?計算の流れを解説 この記事のポイント 引かれるのは経費・社会保険料・所得税・住民税・個人事業税 会社員と違い国民健康保険と国民年金を全額自負する 国民健康保険料は自治体で大きく違...

支払った個人事業税は経費にできる

租税公課として全額経費にできます。

所得税や住民税は経費にできませんが、個人事業税は事業にかかる税金なので引けます。この違いを知らずに入れ忘れている人がいます。

計上するのは支払った年です。令和8年分の個人事業税は令和9年に払うので、令和9年分の経費になります。

経費にできるものとできないものの判断基準はこちらです。

あわせて読みたい
【2026年最新版】経費とは?費用との違いと経費にできるかの判断基準を解説 この記事のポイント 経費は売上を得るために使ったと説明できる支出 費用のうち、税金の計算で引けるものが経費 判断の軸は事業との関係が説明できるか プライベートと...

\ AppStoreの確定申告アプリで1位 /

レシートを拾って所得を下げる方法

個人事業税は290万円が分かれ目なので、経費を拾い切れているかでかかるかどうかが変わることがあります。少額の支出を見逃していると、結果的に税金を多く払うことになります。

スマホひとつで記帳から提出まで完結するタックスナップなら、外部調査で他会計ソフトの約4倍の処理スピードを記録しています。

スマホで確定申告できるアプリ タックスナップ

「個人事業主・スマホ完結」に特化した確定申告アプリ

タックスナップは、日々の経費処理から確定申告書の作成・提出まで、個人事業主・フリーランスに必要な会計機能がすべてスマホで完結できるアプリです。

今までの会計ソフトは「パソコン操作」や「機能の多さ」を前提としたサービスが多かった一方で、タックスナップは「個人事業主・スマホ完結」に特化し、会計知識が全くない方でも、スキマ時間だけで確定申告が終わるように設計しています。

「初めての確定申告でも迷わずに提出できた」 「他の会計ソフトから乗り換えて、圧倒的にラクになった」 といった嬉しいレビューもいただいています。

特許取得!スワイプするだけで仕分け完了

App Store確定申告アプリランキング1位を獲得

ここ数年で、タックスナップの利用者は急拡大中。

2026年の確定申告期間(2026年2月16日〜3月16日)では、大手会計ソフトのアプリも含む確定申告アプリの中で、全期間にわたってApp Storeランキング1位を獲得しました。
(参照:Sensor TowerのApp Storeランキングデータ)

他会計ソフトの約4倍の経費処理スピード

意外に時間を取られてしまうのが、日々の経費処理です。 「気づいたら何十件も経費が溜まっていた」という時でも、タックスナップならあっという間に登録が完了します。

外部機関による比較調査では、タックスナップを使うと10分間で平均518件の経費を処理できることがわかっています。 他会計ソフトと比べて約4倍、手書きの約18倍、Excelの約40倍のスピードです。

10分間あたりの平均経費処理件数は、他会計ソフトと比べて約4倍、手書きの約18倍、Excelの約40倍のスピード

出典:株式会社タックスナップ 「【比較調査】確定申告アプリ「タックスナップ」、同時間での経費処理件数が他会計ソフトと比較して約4倍を記録。」 (実査運営機関:株式会社アスマーク)

速さの秘訣は丸投げ仕分け

タックスナップの経費処理の速さの最大の理由は、「丸投げ仕分け」機能です。

銀行やカードの取引データが自動で反映されるだけでなく、それぞれの取引が経費かプライベートか、どの勘定科目が適しているのかをアプリが高精度で自動判定してくれます。

「丸投げ仕分け」機能を使えば1,000件の仕分けも最短3秒で完了するので、経費処理が驚くほど楽になります。

業界最速!税理士監修の丸投げ仕分けでは、1000件の経費処理が最短3秒

税理士監修の機能で、はじめての確定申告でも安心

「本当にこの内容で提出して大丈夫?」という不安を解消するために、税理士監修の「税務調査リスクチェック機能」があります。

あなたのデータをもとに、同じ職種の人の傾向と比べながら、税務調査が入りやすいかをアプリが診断します。

修正するべき内容も表示されるので、事前に修正し、安心して提出できます。

登録者40万人YouTuber・ヒロ税理士が監修。ぜいもう調査リスクチェック

タックスナップは、確定申告をできるだけ簡単に、かつ安心して提出できるようにサポートするアプリです。 無料トライアルも行っているので、まずはその快適さを体験してみてください。


まとめ

個人事業税の**税率は業種で決まり、3~5%**です。所得が大きいほど上がるという仕組みではありません。

かからないパターンは2つで、事業所得が290万円以下の場合と、法定業種に当てはまらない場合です。ライターやイラストレーターなどは判断が分かれるので、都道府県税事務所に確認してください。

計算で間違えやすいのは、青色申告特別控除が使えないことです。控除後の所得で290万円を下回っていても、控除を戻すと超えていることがあります。

支払った額は租税公課として全額経費にできます。所得税や住民税とは扱いが違うので、入れ忘れないでください。


よくある質問

Q. 個人事業税の税率はいくらですか?

業種によっ3~5%です。物品販売業や飲食店業など多くの業種は5%、畜産業などは4%、あんまやはり・きゅうなどは3%です。

Q. 所得が増えると税率も上がりますか?

上がりません。所得税と違って累進課税ではなく、業種ごとの定率です。

Q. 事業所得が290万円以下ならかかりませんか?

かかりません。ただし青色申告特別控除を引く前の金額で判定するので、確定申告の所得だけを見て判断しないでください。

Q. ライターやエンジニアにもかかりますか?

仕事の内容によって判断が分かれます。法定業種に当てはまらなければかかりません。判断するのは都道府県なので、気になる場合は都道府県税事務所に確認してください。

Q. 個人事業税の申告は必要ですか?

確定申告をすれば不要です。情報が都道府県に回り、自動的に納税通知書が届きます。

Q. 支払った個人事業税は経費にできますか?

租税公課として全額経費にできます。所得税や住民税は経費にできないので、混同しないようにしてください。

コメント

コメントする

目次