【2026年最新版】スキマバイトの確定申告はいくらから?給与型と業務委託型で変わる

まず自分の契約が給与型か業務委託型かを確かめてください。同じスキマバイトでも、型によって基準も計算の仕方も違います。

この記事のポイント

  • スキマバイトは給与型と業務委託型で扱いが変わる
  • 給与型は他の収入と合わせて年収160万円超で申告
  • 業務委託型は経費を引いた所得で判定する
  • 会社員の副業なら所得20万円超
  • アプリごとに型が違うので契約形態を確認する

目次

スキマバイトの確定申告はいくらから?

型と立場の組み合わせで決まります

立場申告が必要になる基準
給与型スキマバイトだけ年収160万円超
給与型会社員の副業年末調整されない給与+他の所得が20万円超
業務委託型他に収入がない所得95万円超
業務委託型会社員の副業所得20万円超

以前の103万円や48万円という数字は、令和6年分以前の基準です。基礎控除と給与所得控除が引き上げられています(出典:国税庁 No.1199)。


まず給与型か業務委託型かを確かめる

ここを間違えると、基準も計算方法も丸ごと違ってしまいます

見分け方給与型業務委託型
契約の名前雇用契約業務委託契約
明細給与明細が出る報酬の明細になる
源泉徴収されるされないことが多い
年末に届くもの源泉徴収票特にない
所得の区分給与所得事業所得または雑所得
経費引けない引ける

給与明細が出るかで判断できる

一番分かりやすいのは、給与明細が出て所得税が引かれているかどうかです

引かれていれば給与型で、年末に源泉徴収票が届きます。報酬がそのまま振り込まれているなら、業務委託型の可能性が高いです。

同じアプリでも案件によって変わることがある

アプリ単位ではなく、案件単位で契約形態が決まります

飲食店のホールや倉庫作業は雇用契約が一般的ですが、配達や代行サービスは業務委託になることがあります。複数のアプリや案件を使っているなら、型ごとに分けて集計する必要があります

契約形態の見方は専門記事にまとめています。

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給与型の場合

他の給与と合算して判定します

アルバイトと同じ扱いなので、年収160万円までは所得税がかかりません。基礎控除95万円と給与所得控除65万円を足した金額です。

スキマバイトは年末調整をしてもらえないことがほとんどです。短期で終わるため、多く引かれたままになっていることがあります。年収が160万円以下でも、申告すると戻る可能性があります

タイミーを使っている場合の詳しい手順はこちらです。

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業務委託型の場合

報酬から経費を引いた所得で判定します

給与所得控除65万円は使えませんが、その代わりにかかった費用を経費にできます

経費にできるもの備考
現場までの交通費支給がない場合
スマホ代・通信費使った割合を按分する
仕事用の道具・服装その仕事専用のもの
道具のレンタル代

他に収入がなければ所得95万円超、会社員の副業なら所得20万円超で申告が必要になります。見るのは報酬ではなく経費を引いた残りです。


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扶養と社会保険への影響

自分に税金がかかるラインと、扶養から外れるラインは別です

ライン何が起きるか見るのは
合計所得58万円超親の扶養控除から外れる所得
合計所得95万円超自分に所得税がかかる所得
年収130万円社会保険の扶養から外れる収入

給与型だけなら、扶養の58万円は年収123万円にあたります。業務委託型の場合は経費を引いた後の所得で見るので、報酬が同じでも判定が変わります。

社会保険の130万円だけは収入で見ます。税金とは別の制度なので、混同しないでください。

扶養の判定の詳細は専門記事にまとめています。

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申告の手順

  1. 型ごとに分ける — 給与型と業務委託型を並べない
  2. 給与型は源泉徴収票を集める — すべての勤務先分
  3. 業務委託型は報酬と経費を集計する
  4. 申告書を作って提出する — 期限は原則3月15日

両方の型で働いている場合は、申告書の別の欄に書きます。給与型は「給与」の欄、業務委託型は「事業」または「雑」の欄です。まとめてしまうと控除の計算が違ってきます。

20万円以下でも住民税の申告は必要

20万円ルールは所得税だけの話です。確定申告をしない場合でも、住んでいる市区町村への住民税の申告は別に必要になることがあります。


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型ごとの集計を楽にする方法

スキマバイトは1回あたりの金額が小さい分、件数が増えます。型を分けて集計する必要もあるので、年末にまとめてやると手が止まります。

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(参照:Sensor TowerのApp Storeランキングデータ)

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出典:株式会社タックスナップ 「【比較調査】確定申告アプリ「タックスナップ」、同時間での経費処理件数が他会計ソフトと比較して約4倍を記録。」 (実査運営機関:株式会社アスマーク)

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まとめ

スキマバイトの確定申告は、まず給与型か業務委託型かを確かめるところからです。給与明細が出て所得税が引かれていれば給与型です。

給与型なら他の給与と合わせて年収160万円超、業務委託型なら経費を引いた所得95万円超が目安です。会社員の副業ならどちらも20万円で見ます。

103万円や48万円という数字は令和6年分以前の基準です。古い情報でシフトを調整しないでください。

そしてスキマバイトは年末調整をしてもらえないことがほとんどなので、年収が160万円以下でも申告すると戻る可能性があります。


よくある質問

Q. スキマバイトはいくらから確定申告が必要ですか?

給与型で他に収入がなければ年収160万円超、業務委託型なら経費を引いた所得95万円超です。会社員の副業ならどちらも20万円超で必要になります。

Q. 自分がどちらの型か分かりません。

給与明細が出て所得税が引かれていれば給与型です。報酬がそのまま振り込まれているなら業務委託型の可能性が高いです。

Q. 103万円を超えたら申告が必要ですか?

103万円は令和6年分以前の基準です。給与型なら現在は年収160万円が目安になります。

Q. 複数のアプリを使っています。まとめて計算しますか?

型ごとに分けて集計します。給与型同士は合算しますが、業務委託型は別の欄に書くことになります。

Q. 経費は引けますか?

業務委託型なら引けます。給与型は経費を引けないかわり、給与所得控除65万円が使えます。

Q. 年収が少なければ何もしなくていいですか?

給与型で源泉徴収されているなら、多く引かれている可能性があります。申告すれば戻ることがあるので一度確かめてみてください。

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