まず自分の契約が給与型か業務委託型かを確かめてください。同じスキマバイトでも、型によって基準も計算の仕方も違います。
この記事のポイント
- スキマバイトは給与型と業務委託型で扱いが変わる
- 給与型は他の収入と合わせて年収160万円超で申告
- 業務委託型は経費を引いた所得で判定する
- 会社員の副業なら所得20万円超
- アプリごとに型が違うので契約形態を確認する
スキマバイトの確定申告はいくらから?
型と立場の組み合わせで決まります。
| 型 | 立場 | 申告が必要になる基準 |
|---|---|---|
| 給与型 | スキマバイトだけ | 年収160万円超 |
| 給与型 | 会社員の副業 | 年末調整されない給与+他の所得が20万円超 |
| 業務委託型 | 他に収入がない | 所得95万円超 |
| 業務委託型 | 会社員の副業 | 所得20万円超 |
以前の103万円や48万円という数字は、令和6年分以前の基準です。基礎控除と給与所得控除が引き上げられています(出典:国税庁 No.1199)。
まず給与型か業務委託型かを確かめる
ここを間違えると、基準も計算方法も丸ごと違ってしまいます。
| 見分け方 | 給与型 | 業務委託型 |
|---|---|---|
| 契約の名前 | 雇用契約 | 業務委託契約 |
| 明細 | 給与明細が出る | 報酬の明細になる |
| 源泉徴収 | される | されないことが多い |
| 年末に届くもの | 源泉徴収票 | 特にない |
| 所得の区分 | 給与所得 | 事業所得または雑所得 |
| 経費 | 引けない | 引ける |
給与明細が出るかで判断できる
一番分かりやすいのは、給与明細が出て所得税が引かれているかどうかです。
引かれていれば給与型で、年末に源泉徴収票が届きます。報酬がそのまま振り込まれているなら、業務委託型の可能性が高いです。
同じアプリでも案件によって変わることがある
アプリ単位ではなく、案件単位で契約形態が決まります。
飲食店のホールや倉庫作業は雇用契約が一般的ですが、配達や代行サービスは業務委託になることがあります。複数のアプリや案件を使っているなら、型ごとに分けて集計する必要があります。
契約形態の見方は専門記事にまとめています。

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給与型の場合
他の給与と合算して判定します。
アルバイトと同じ扱いなので、年収160万円までは所得税がかかりません。基礎控除95万円と給与所得控除65万円を足した金額です。
スキマバイトは年末調整をしてもらえないことがほとんどです。短期で終わるため、多く引かれたままになっていることがあります。年収が160万円以下でも、申告すると戻る可能性があります。
タイミーを使っている場合の詳しい手順はこちらです。

業務委託型の場合
報酬から経費を引いた所得で判定します。
給与所得控除65万円は使えませんが、その代わりにかかった費用を経費にできます。
| 経費にできるもの | 備考 |
|---|---|
| 現場までの交通費 | 支給がない場合 |
| スマホ代・通信費 | 使った割合を按分する |
| 仕事用の道具・服装 | その仕事専用のもの |
| 道具のレンタル代 | — |
他に収入がなければ所得95万円超、会社員の副業なら所得20万円超で申告が必要になります。見るのは報酬ではなく経費を引いた残りです。
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扶養と社会保険への影響
自分に税金がかかるラインと、扶養から外れるラインは別です。
| ライン | 何が起きるか | 見るのは |
|---|---|---|
| 合計所得58万円超 | 親の扶養控除から外れる | 所得 |
| 合計所得95万円超 | 自分に所得税がかかる | 所得 |
| 年収130万円 | 社会保険の扶養から外れる | 収入 |
給与型だけなら、扶養の58万円は年収123万円にあたります。業務委託型の場合は経費を引いた後の所得で見るので、報酬が同じでも判定が変わります。
社会保険の130万円だけは収入で見ます。税金とは別の制度なので、混同しないでください。
扶養の判定の詳細は専門記事にまとめています。

申告の手順
- 型ごとに分ける — 給与型と業務委託型を並べない
- 給与型は源泉徴収票を集める — すべての勤務先分
- 業務委託型は報酬と経費を集計する
- 申告書を作って提出する — 期限は原則3月15日
両方の型で働いている場合は、申告書の別の欄に書きます。給与型は「給与」の欄、業務委託型は「事業」または「雑」の欄です。まとめてしまうと控除の計算が違ってきます。
20万円以下でも住民税の申告は必要
20万円ルールは所得税だけの話です。確定申告をしない場合でも、住んでいる市区町村への住民税の申告は別に必要になることがあります。
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型ごとの集計を楽にする方法
スキマバイトは1回あたりの金額が小さい分、件数が増えます。型を分けて集計する必要もあるので、年末にまとめてやると手が止まります。
スマホひとつで記帳から提出まで完結するタックスナップなら、働いたその日にスキマ時間を使って記録できます。

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「個人事業主・スマホ完結」に特化した確定申告アプリ
タックスナップは、日々の経費処理から確定申告書の作成・提出まで、個人事業主・フリーランスに必要な会計機能がすべてスマホで完結できるアプリです。
今までの会計ソフトは「パソコン操作」や「機能の多さ」を前提としたサービスが多かった一方で、タックスナップは「個人事業主・スマホ完結」に特化し、会計知識が全くない方でも、スキマ時間だけで確定申告が終わるように設計しています。
「初めての確定申告でも迷わずに提出できた」 「他の会計ソフトから乗り換えて、圧倒的にラクになった」 といった嬉しいレビューもいただいています。

App Store確定申告アプリランキング1位を獲得
ここ数年で、タックスナップの利用者は急拡大中。
2026年の確定申告期間(2026年2月16日〜3月16日)では、大手会計ソフトのアプリも含む確定申告アプリの中で、全期間にわたってApp Storeランキング1位を獲得しました。
(参照:Sensor TowerのApp Storeランキングデータ)

他会計ソフトの約4倍の経費処理スピード
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出典:株式会社タックスナップ 「【比較調査】確定申告アプリ「タックスナップ」、同時間での経費処理件数が他会計ソフトと比較して約4倍を記録。」 (実査運営機関:株式会社アスマーク)
速さの秘訣は丸投げ仕分け
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税理士監修の機能で、はじめての確定申告でも安心
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まとめ
スキマバイトの確定申告は、まず給与型か業務委託型かを確かめるところからです。給与明細が出て所得税が引かれていれば給与型です。
給与型なら他の給与と合わせて年収160万円超、業務委託型なら経費を引いた所得95万円超が目安です。会社員の副業ならどちらも20万円で見ます。
103万円や48万円という数字は令和6年分以前の基準です。古い情報でシフトを調整しないでください。
そしてスキマバイトは年末調整をしてもらえないことがほとんどなので、年収が160万円以下でも申告すると戻る可能性があります。
よくある質問
Q. スキマバイトはいくらから確定申告が必要ですか?
給与型で他に収入がなければ年収160万円超、業務委託型なら経費を引いた所得95万円超です。会社員の副業ならどちらも20万円超で必要になります。
Q. 自分がどちらの型か分かりません。
給与明細が出て所得税が引かれていれば給与型です。報酬がそのまま振り込まれているなら業務委託型の可能性が高いです。
Q. 103万円を超えたら申告が必要ですか?
103万円は令和6年分以前の基準です。給与型なら現在は年収160万円が目安になります。
Q. 複数のアプリを使っています。まとめて計算しますか?
型ごとに分けて集計します。給与型同士は合算しますが、業務委託型は別の欄に書くことになります。
Q. 経費は引けますか?
業務委託型なら引けます。給与型は経費を引けないかわり、給与所得控除65万円が使えます。
Q. 年収が少なければ何もしなくていいですか?
給与型で源泉徴収されているなら、多く引かれている可能性があります。申告すれば戻ることがあるので一度確かめてみてください。



