「撮影用だから」という理由だけでプライベート色の強い家具まで経費計上してしまうと、税務調査で否認されるリスクが高まります。経費と認められるのは、あくまでも“事業遂行のために必要か”が判断基準です。ここでは部屋を撮る系クリエイターが押さえておきたい経費の線引きと、証拠書類・按分のポイントを見ていきましょう。
タックスナップは、フリーランスや個人事業主に特化したクラウド型会計ソフトで、”カンタン”・”安心”に特化したスマホだけで経理から確定申告まで完結できるアプリです。特徴的なスワイプ仕分けは、従来と比較し手間を1/10以下に削減することができ、丸投げ仕分けは1,000件を10秒程度で仕分けする画期的な機能です。また安心を担保するために、税理士監修の税務調査リスクチェック機能も搭載。さらに、他の会計ソフトからのデータ移行もスムーズに行え、経理業務を効率的にサポートします。
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【所属】
税理士法人Five Starパートナーズ 代表税理士
【経歴】
大阪府豊中市出身。関西学院大学経済学部卒業後、中原会計事務所に入所。2001年に税理士試験全科目合格。その後、新日本アーンスト・アンド・ヤング税理士法人で国際税務業務に従事。2005年にヒロ☆総合会計事務所を設立し、2022年に税理士法人Five Starパートナーズへ組織変更。また、YouTubeチャンネル「税理士YouTuberチャンネル!!」を運営し、税務や経営に関する情報を発信している。
保有資格: 税理士
※詳細やご自身の状況に応じた適切な対応については、税理士等の専門家にご相談ください。
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YouTubeでルームツアーをしても部屋の家具などは経費にできない
プライベート利用が大きいものは経費計上できない
ソファやベッドなど私生活で使用する割合が大きい家具は、映像に登場しても原則として経費にできません。資産として計上したい場合は、使用実態に基づいて事業利用分を合理的に按分し、その割合のみを経費化します。
業務と関係のないものも経費計上できない
単なる趣味のコレクションや映像の演出と無関係なインテリア雑貨などは、動画に映るだけでは経費性が認められません。視聴者への情報提供・演出目的など業務上の必要性を説明できるかが鍵となります。
Youtuberが経費にできるものとは?
機材費
カメラ本体、レンズ、照明、マイク、三脚など撮影専用機材は事業関連性が明確なため全額経費化しやすい項目です。10万円以上の資産は減価償却で処理し、耐用年数に応じて費用化します。
取材費
取材対象の施設入場料やインタビュー相手との飲食代は、動画の企画内容を記録して領収書に目的をメモすれば経費になります。
ソフトウェア関連費
動画編集ソフトのライセンス料、サブスク型のBGM・効果音サービス利用料、クラウドストレージ費用なども経費対象です。
小道具や大道具代
撮影用に購入した観葉植物、背景布、照明スタンドなどは用途が限定的なため全額経費化が可能です。ただし私用でも使う場合は按分処理を行います。
場所代
スタジオレンタル料やロケ地の使用料、宿泊費など撮影現場の確保にかかった費用は全額経費となります。
交通費
ロケや打ち合わせに伴う交通費は経費ですが、私用と混在しないよう経路と目的を日報に記載しておくと安全です。
衣装代
動画のイメージ作りに不可欠な衣装は経費になります。ただし普段着としても着用する服は事業利用割合を按分し、スーツや制服など業務専用性が高いものは全額計上が認められやすいです。
その他
撮影協力者への謝礼、動画サムネイル制作の外注費、チャンネル運営に関わる通信費なども経費になります。
Youtuberが経費にできないものとは?
主に私生活に直結する家賃や食費、日用品、趣味目的の購入品は経費になりません。家賃については事務所として使う専用部屋の面積割合を根拠に按分する方法がありますが、ルームツアーで映るからといって家全体を経費化するのは難しいため注意が必要です。
よくある間違いと注意点
家具を撮影に使うたびに都度全額経費に入れてしまうと、私的利用部分が否認されます。按分比率を決める際は、撮影日数や部屋の使用面積など客観的な基準を根拠にし、計算式やメモを証拠として残しましょう。また、領収書の但し書きには「動画◯◯企画用」など具体的に用途を記載し、プライベート用途との区別を明確にする必要があります。
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タックスナップは、フリーランスや個人事業主のために開発された画期的なクラウド型会計ソフトです。スマートフォンだけで経理や確定申告をスムーズに完結させることができ、ユーザーの利便性と安心を両立した設計が特長です。
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丸投げ仕分け & スワイプ機能
タックスナップの「スワイプ仕分け」機能は、金融機関と連携していれば、スマホで経費や売上を右、プライベートを左にスワイプするだけで、手間なく直感的に仕分けが完了します。また、「丸投げ仕分け」機能は、スワイプ操作すら省略したい方に最適で、すべての仕分けをタックスナップ側が自動で処理。1,000件の仕分けも約10秒で完了するため、驚くほど効率的に仕分けが行えます。
税理士監修の税務調査リスクチェック
確定申告の際に多くの方が不安を感じるのが税務調査ですが、タックスナップでは税理士監修の「税務調査リスクチェック」機能を搭載。申告内容をシステムがチェックし、リスクのある項目をユーザーに知らせてくれるため、税務調査への対策がしやすくなり、安心して確定申告を完了できます。
他会計ソフトからのスムーズな乗り換え
既に他の会計ソフトを利用している場合も、タックスナップへの移行は非常に簡単です。データのインポート機能が備わっており、過去のデータもシームレスに引き継げるので、乗り換えの手間をかけずにスムーズに使用を開始できます。
スマホで提出まで完結
経理業務の全てがスマホで完結します。確定申告の書類作成から提出まで、スマホでの操作で簡単に進められ、時間と手間を大幅に削減します。
レシート読み取り機能で経費管理が簡単
レシートを手作業で入力する手間を省くため、タックスナップは高精度の「レシート読み取り」機能を搭載。スマホのカメラでレシートを撮影するだけで、瞬時に必要な情報を読み取り、データを自動で整理して仕訳に反映させます。これにより、経費入力のミスを減らし、時間を節約できます。
タックスナップは、シンプルで使いやすく豊富な機能で、フリーランスや個人事業主の経理の手間を劇的に軽減します。今すぐタックスナップを使い始めて、経理業務をもっとスマートにしましょう。
まとめ
YouTube でルームツアーをしても、家具や家電を無条件で経費にできるわけではありません。事業専用性が低いものは按分、関係のない私物は経費対象外という基本を守り、機材・取材費など業務直結の支出のみを適切に計上しましょう。タックスナップの自動仕訳やリスクチェックを活用すれば、経費の線引きと証憑管理を効率化し、税務調査リスクを最小限に抑えられます。
タックスナップは、簡単さと安心感を兼ね備え、フリーランスや個人事業主の経理・確定申告をサポートする強力な会計ツールです。スワイプで手軽に取引を仕分けし、自動仕分けで更に効率を追求。税務調査リスクチェックで安心感を高め、スマホ一台で提出まで完結できる便利さで、経理のストレスを大幅に軽減します。他会計ソフトからの乗り換えも簡単なので、今すぐ試してみる価値があります。
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よくある質問
Youtuberが費用を経費として計上できるのがずるい?
経費は「事業のために必要な支出」という原則に従っており、YouTuber にだけ特別な優遇があるわけではありません。用途と証憑が整っていれば誰でも同じルールで経費計上が可能です。

プライベートでも使っていて、業務でも使う場合の費用はどうすればいい?
使用割合に応じた合理的な按分が必要です。撮影に使用した回数や時間、面積など客観的指標を基準にして比率を決め、計算根拠を帳簿や領収書メモに残しておくと税務署にも説明しやすくなります。

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