この記事のポイント
- 確定申告は「事前準備→記帳→申告書の作成→提出」の4ステップ
- つまずきがちな「レシート整理」と「勘定科目の分類」は、撮影・自動仕訳で解消
- スマホ完結で早く終わらせたいならタックスナップ、法人化を見据えるならfreee、家計も管理するならマネーフォワード、PC中心ならやよいの青色申告
- 4つとも無料で試せるので、まずは操作感を比べて選ぶのがおすすめ
確定申告は個人事業主やフリーランスにとって毎年欠かせない作業ですが、「レシート整理が面倒」「勘定科目がわからない」「気づいたら締切直前」といった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
こうした悩みを解消してくれるのが、確定申告アプリです。スマホやPCで効率的に記帳でき、申告書の作成までスムーズに進められます。
本記事では、確定申告の基礎知識をはじめ、多くの人がつまずきやすいポイントや、その解決に役立つ人気の確定申告アプリを比較しながら紹介します。
田淵 宏明
【所属】
税理士法人Five Starパートナーズ 代表税理士
【経歴】
大阪府豊中市出身。関西学院大学経済学部卒業後、中原会計事務所に入所。2001年に税理士試験全科目合格。その後、新日本アーンスト・アンド・ヤング税理士法人で国際税務業務に従事。2005年にヒロ☆総合会計事務所を設立し、2022年に税理士法人Five Starパートナーズへ組織変更。また、YouTubeチャンネル「税理士YouTuberチャンネル!!」を運営し、税務や経営に関する情報を発信している。
保有資格: 税理士
※詳細やご自身の状況に応じた適切な対応については、税理士等の専門家にご相談ください。
確定申告でカンタンと安心を両立した3つの魅力

確定申告の流れ
確定申告は「事前準備 → 記帳 → 申告書の作成 → 提出」の4ステップで進みます。
①事前準備(開業届・青色申告承認申請書の提出)
最初に行うのが、税務署への開業届と青色申告承認申請書の提出です。最大65万円の青色申告特別控除を受けるには、青色申告承認申請書を期限内に提出する必要があります。
開業時は、開業届と青色申告承認申請書をあわせて提出するのが一般的です。開業届オンライン作成サービスを利用すれば、質問に答えるだけで書類を作成でき、スマホから提出まで完結します。
また、開業届オンライン作成サービスは、今後利用する確定申告アプリとの連携も考えて選ぶのがおすすめです。詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

②日々の取引の記帳
事業の売上や経費は、取引が発生するたびに帳簿へ記録します。青色申告で65万円控除を受けるには複式簿記による記帳が必要で、確定申告の中でも特に手間のかかる作業です。
レシートや請求書をため込むほど集計の負担が増えるため、日頃からこまめに記帳しておきましょう。
③確定申告書の準備・作成
1年分の収支を集計し、各種控除を反映して確定申告書を作成します。医療費控除やふるさと納税、社会保険料控除などを入力すると、最終的な税額が計算されます。
確定申告アプリを使えば、記帳データをもとに申告書を作成できます。
④確定申告書の提出
作成した申告書は、オンライン・税務署窓口・郵送のいずれかの方法で提出します。
提出期限は原則として翌年3月15日です。
確定申告で多くの人がつまずくポイント
確定申告で特につまずきやすいのが、「レシート整理」と「勘定科目の分類」です。
こうした作業でつまずき、後回しにすると、申告期限が近づいてからまとめて対応することになり、大きな負担になりがちです。
レシート整理が面倒
1年分のレシートをまとめて入力しようとすると、量の多さに圧倒されがちです。紛失も起こりやすく、「あの経費のレシートが見つからない」と探す手間も発生します。
経費の入力は件数が増えるほど負担が大きくなるため、レシートをため込むほど確定申告の作業量も増えてしまいます。
勘定科目の分類が難しい
「このカフェ代は会議費?それとも接待交際費?」のように、勘定科目の判断で迷うケースは少なくありません。
簿記の知識がない場合、取引ごとに調べながら入力することになり、記帳作業がなかなか進まなくなります。
確定申告アプリを利用するメリット
確定申告アプリを使えば、先ほどの2大つまずきを解消できます。手入力や仕訳作業を自動化できるため、経理に慣れていない人でもスムーズに記帳を進められます。
レシート撮影機能
レシートをスマホで撮影するだけで、金額や日付を自動で読み取れます。1件ずつ入力する必要がなく、たまったレシートの整理も効率的です。
撮影したデータはそのまま経費として記録できるため、入力作業の負担を大きく減らせます。
自動仕訳機能
銀行口座やクレジットカードを連携すると、取引データを自動で取り込み、仕訳まで作成できます。勘定科目も自動で提案されるため、簿記の知識がなくても記帳しやすくなります。
記帳や仕訳にかかる時間を減らせるため、本業により多くの時間を使えるようになります。
おすすめ確定申告アプリを徹底比較
結論として、スマホ完結を最優先するならタックスナップ、将来の法人化まで見据えるならfreee、お金全体を管理するならマネーフォワード、PC中心で実績重視ならやよいの青色申告が候補になります。
| アプリ名 | 主な作業環境 | 月額(最安プラン) | レシート撮影機能(最安プラン) | 無料お試し |
|---|---|---|---|---|
| タックスナップ | スマホ | 月980円〜 | 無制限 | ○ |
| freee | スマホ・PC | 月980円〜 | 5枚/月 | ○ |
| マネーフォワード | スマホ・PC | 月900円〜 | 15枚/月 | ○ |
| やよいの青色申告 | PC | 月983円〜(初年度0円) | 10,000枚/日 | ○ |
スマホ完結で早く終わらせたいなら「タックスナップ」
スマホひとつで記帳から確定申告書の提出まで完結できる、フリーランス・個人事業主専用の確定申告アプリです。PCを使わず、スキマ時間だけで申告を進めたい人に向いています。
おすすめポイント
- 経費は右、プライベートは左にスワイプするだけの「スワイプ仕分け」で直感的に記帳できる
- 取引をまとめて自動処理する「丸投げ仕分け」で、たまった仕訳も一気に片付く
- レシートはカメラ撮影でOCR自動入力。複数枚の一括撮影に対応
- freee・マネーフォワード・弥生からのデータ移行に対応
こんな人に向いている
- 確定申告に時間をかけたくない個人事業主
- 普段パソコンを使わない方
- スマホだけで提出まで終わらせたい方
将来の法人化まで見据えるなら「freee」
クラウド会計の先駆け的な存在で、個人事業主から法人まで幅広く対応します。税理士との連携や法人化を見据えている人に向く選択肢です。
おすすめポイント
- 個人事業主から法人まで対応し、法人化を考えるなら最初から導入しておける
- 銀行口座・クレジットカード・POSレジとの連携が強力
- 給与計算や人事労務などの機能とも連携できる
- クラウドでデータを管理しやすい
こんな人に向いている
- 将来の法人化を検討している方
- チームで管理したい方
- freee税理士を活用したい方
事業もプライベートもまとめて管理するなら「マネーフォワード」
会計ソフトと家計簿アプリの両方を展開しており、資金管理全体を見渡したい人にぴったりです。視覚的なレポートやグラフ表示にも強みがあります。
おすすめポイント
- 銀行口座・クレジットカードとの連携が豊富
- 自動仕訳で入出金を素早く分類でき、家計簿感覚で資金繰りを確認できる
- 事業資金と個人資金をまとめて管理できる
- レポートやグラフで収支を可視化しやすい
こんな人に向いている
- プライベートも含めてお金全体を管理したい方
- 資金管理を見渡したい方
- データ分析を重視する方
PCでじっくり作り込むなら「やよいの青色申告」
老舗ブランド弥生ならではの安心感と、帳簿のカスタマイズ性が強みです。PC前提でしっかり作り込みたい人に向いています。
おすすめポイント
- 20年以上の実績がある老舗で信頼感がある
- 細かい設定や帳簿のカスタマイズができる
- サポート体制が充実している
- 紙での提出にも対応している
こんな人に向いている
- パソコン中心で作業したい方
- 毎年同じ環境で作業したい方
- 紙での提出を希望する方
まとめ
確定申告は、「事前準備 → 記帳 → 申告書の作成 → 提出」の流れで進みます。しかし、レシート整理や勘定科目の分類でつまずき、申告期限直前に慌ててしまう人も少なくありません。
確定申告アプリを使えば、レシート撮影や自動仕訳機能によって記帳の手間を大幅に減らせます。経理や簿記の知識に自信がない人でも、スムーズに確定申告を進めやすくなるのがメリットです。
アプリ選びで迷ったら、次の基準を参考にしてみてください。
- スマホ完結で手軽に使いたいならタックスナップ
- 将来の法人化まで見据えるならfreee
- 事業とプライベートのお金をまとめて管理したいならマネーフォワード
- PC中心でじっくり管理したいならやよいの青色申告
どのアプリも無料トライアルに対応しています。まずは実際に使いながら操作感を比較し、自分に合ったものを選んでみてください。
確定申告をラクに終わらせるならタックスナップ
人気の確定申告アプリを探しているなら、2026年の確定申告期間中にApp Storeランキング1位を獲得した「タックスナップ」がおすすめです。

\ AppStoreの確定申告アプリで1位 /
「個人事業主・スマホ完結」に特化した確定申告アプリ
タックスナップは、日々の経費処理から確定申告書の作成・提出まで、すべてスマホで完結できるアプリです。
今までの会計ソフトは「パソコン操作」や「機能の多さ」を前提としたサービスが多かった一方で、タックスナップは「個人事業主・スマホ完結」に特化し、会計知識が全くない方でも、スキマ時間だけで確定申告が終わるように設計しています。
「初めての確定申告でも迷わずに提出できた」 「他の会計ソフトから乗り換えて、圧倒的にラクになった」 といった嬉しいレビューもいただいています。

App Store確定申告アプリランキング1位を獲得
ここ数年で、タックスナップの利用者は急増しています。
2026年の確定申告期間(2026年2月16日〜3月16日)では、大手会計ソフトのアプリも含む確定申告アプリの中で、全期間にわたってApp Storeランキング1位を獲得しました。
(参照:Sensor TowerのApp Storeランキングデータ)
他会計ソフトの約4倍の経費処理スピード
意外に時間を取られてしまうのが、日々の経費処理です。 「気づいたら何十件も経費が溜まっていた」という時でも、タックスナップならあっという間に登録が完了します。
外部機関による比較調査では、タックスナップを使うと10分間で平均518件の経費を処理できることがわかっています。 他会計ソフトと比べて約4倍、手書きの約18倍、Excelの約40倍のスピードです。
出典:株式会社タックスナップ 「【比較調査】確定申告アプリ「タックスナップ」、同時間での経費処理件数が他会計ソフトと比較して約4倍を記録。」 (実査運営機関:株式会社アスマーク)
速さの秘訣は丸投げ仕分け
タックスナップの経費処理の速さの最大の理由は、「丸投げ仕分け」機能です。
銀行やカードの取引データが自動で反映されるだけでなく、それぞれの取引が経費かプライベートか、どの勘定科目が適しているのかをアプリが高精度で自動判定してくれます。
「丸投げ仕分け」機能を使えば1,000件の仕分けも最短3秒で完了するので、経費処理が驚くほど楽になります。

税理士監修の税務調査リスクチェック
タックスナップにはラクな機能だけではなく、安心の機能もあります。
「本当にこの内容で提出して大丈夫かな」という不安を解消するために、税理士監修の「税務調査リスクチェック機能」があります。
入力内容や仕訳データをもとに、同じ職種の人の傾向と比べながら、税務調査が入りやすいかをアプリが判定します。
税務調査リスクを減らすために修正するべき項目も表示されるので、事前に修正し、安心して提出できます。

タックスナップは、確定申告をできるだけ簡単に、かつ安心して提出できるようにサポートするアプリです。 無料トライアルも行っているので、まずはその快適さを体験してみてください。
\ AppStoreの確定申告アプリで1位 /
よくある質問
Q. スマホだけで確定申告は完結する?
完結します。タックスナップなどのスマホ完結型アプリなら、マイナンバーカードを使ってアプリから直接提出まで進められます。パソコンは不要です。
Q. 青色申告の最大65万円控除もアプリで対応できる?
対応できます。紹介した4本はいずれも青色申告に対応しており、控除に必要な複式簿記の帳簿もアプリがサポートします。
Q. パソコンが苦手でも使える?
使えます。スマホ完結型のアプリは操作がシンプルで、専門用語を知らなくても画面の案内に沿って作業を進められます。
Q. 今使っている会計ソフトから乗り換えられる?
乗り換えられます。タックスナップはfreee・マネーフォワード・弥生からのデータインポートに対応しており、過去のデータを最短5分で引き継げます。
Q. 無料で試せる?
試せます。タックスナップ・freee・マネーフォワード・やよいの青色申告は、いずれも無料トライアルを用意しています。課金前に操作感を確かめられます。
Q. タックスナップを運営している会社は信頼できる?
2022年11月設立の株式会社タックスナップ(旧 株式会社TxTo)が提供しています。シリーズAラウンドでスパークス・WiL・GMO VenturePartners・ユナイテッドなどから総額13億円の資金調達を完了しており、事業基盤は安定しています。テレビCMには多部未華子さんを起用しています。
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