【2026年最新版】整体サロンの開業は国家資格なしでできる?必要な届出と資金を解説

「整体の技術を活かして独立したい」「自分の整体サロンを開業したい」と考えている人もいるのではないでしょうか。一方で、「国家資格がなくても開業できる?」「開業資金はいくら必要?」「どんな届出が必要?」など、開業前に気になることも多くあります。

この記事では、整体サロンは国家資格なしで開業できるのかをはじめ、必要な届出や開業資金の目安、開業までの流れをわかりやすく解説します。

この記事のポイント

  • 民間資格だけの整体サロンなら許可も届出も不要
  • あん摩マッサージ指圧・はり・きゅう・柔道整復は国家資格が必要
  • 国家資格者が施術所を開く場合は保健所への施術所開設届が必要
  • 看板とメニュー名で「治療」をうたわないことが守るべき線
  • 開業届は開業した年分の確定申告期限まで、青色申告承認申請書は1月16日以降の開業なら2か月以内

目次

整体サロンの開業に国家資格は必要?

民間資格で提供するリラクゼーション目的の施術なら、資格も許可も必要ありません。保健所への届出も不要で、税務署に開業届を出すだけで始められます。

変わるのは国家資格の領域に踏み込んだときです。

行為必要な資格施術所の届出
リラクゼーション目的の整体・ボディケア不要(民間資格のみ)不要
ストレッチの指導不要不要
あん摩マッサージ指圧あん摩マッサージ指圧師の国家資格必要
はり・きゅう(鍼灸)はり師・きゅう師の国家資格必要
接骨・柔道整復柔道整復師の国家資格必要

国家資格を持つ人が施術所を開く場合は、保健所に施術所開設届を出す必要があります。逆に民間資格だけのサロンはこの届出の対象外で、提出したくてもできない点を押さえておいてください。

民間資格を取る意味

法的な要件ではありませんが、施術で体に触れる仕事なので客に安心を示せる意味はあります。レンタルスペースの契約条件や保険の加入条件になっていることもあります。

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看板とメニュー名で越えてはいけない線

この仕事で一番つまずくのは資格でなく表現です。国家資格がない状態で治療をうたうと、資格の有無とは別の問題になります。

避ける表現理由代わりの書き方
治療・治療院医療の領域と誤認させるリラクゼーション・コンディショニング
マッサージあん摩マッサージ指圧の領域と重なるボディケア・ボディトリートメント
症状が治る・病名を改善する医師が行う行為楽になる・スッキリするなど体感の範囲
国家資格名を想起させる名称資格を持っていると誤解させるサロン名に資格名を使わない

看板・メニュー表・予約サイトの3か所で表現を揃えておくのが安全です。開業後に相談を受けて作り直すと、制作費を二重に払うことになります。


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整体サロンの開業は4形態から選ぶ

形態初期費用の目安向いているケース
自宅サロン10〜40万円1人で完全予約制にする
出張・訪問5〜20万円場所を持たずに始める
レンタルスペース使った分だけ他の仕事と並行する
テナント150〜400万円立地で新規客を取る

この仕事の強みは設備がベッドとタオルだけで済むことです。出張形式なら十万円単位で始められます。

開業資金の費目内訳

費目目安金額
施術ベッドとタオルなどの備品3〜15万円
タオル・シーツ・衛生用品1〜3万円
内装・内装の模様替え0〜20万円
集客・IT1〜5万円
賠償責任保険年額数千円〜数万円
運転資金固定費と生活費の3〜6か月分

金額は2026年7月時点の一般的な相場をもとにした目安です。設備にお金がかからない分、支出の中心は場所代と集客に寄ります

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賠償責任保険と同意書を用意する

体に触れる仕事なので、施術後の体調の変化をめぐってトラブルになることがあります。開業前に2つ準備しておきます。

  • 賠償責任保険:施術に伴う損害に備える
  • 同意書とカウンセリングシート:持病・妄娠・服薬の確認と、施術を控えるケースの記録

持病がある方や妄娠中の方には、主治医への確認を前提にするとしておくのが安全です。


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整体サロンの開業時に出す届出と期限

提出先書類期限
税務署個人事業の開業・廃業等届出書(開業届)開業した年分の確定申告期限まで
税務署所得税の青色申告承認申請書その年の3月15日まで
(1月16日以降の開業は開業から2か月以内
保健所施術所開設届
国家資格者が施術所を開く場合のみ
自治体の定める期限
都道府県税事務所事業開始等申告書自治体の定める期限

開業届の提出時期は国税庁の手続案内で「開業した年分の確定申告期限まで」とされていますが、青色申告承認申請書の期限はこれより短いので先に出してしまうのが安全です。

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整体院と整骨院は何が違うか

ここを混同したまま開業するのが一番危ないパターンです。名前は似ていますが、必要な資格とできることがまったく違います

項目整体院・リラクゼーションサロン整骨院・接骨院
必要な資格不要(民間資格のみ)柔道整復師の国家資格
保健所への届出不要施術所開設届が必要
健康保険の適用対象外(全額自己負担)一定のケガなどは対象になる
名乗れる名称整体・リラクゼーションなど接骨・ほねつきを使える
開業のハードル低い(その分競合が多い)高い(専門学校での取得が前提)

国家資格がない状態で接骨院や整骨院と名乗ることはできません。逆に、国家資格がなくても整体サロンとしてなら開業できます。自分がやろうとしているのはどちらかを先に確定させてください。


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整体サロンの年収と売上の目安

売上は客単価×1日の件数×稼働日数で決まります。目安は次のとおりです。

時期年収の目安状態
開業初年度200〜400万円新規客の獲得に時間がかかる
2〜3年目300〜600万円リピートと紹介が回り始める
安定期500万円以上回数券や月額コースで継続が読める

金額は2026年7月時点の一般的な目安で、商圏と単価の設計によって大きく変わります。設備が少ない事業なので、売上がそのまま所得になりやすいのが特徴です。

価格は施術時間から逆算する

  • 1件あたりの施術時間と前後の準備時間を測る
  • そこから1日に入れられる件数を出す
  • 月の稼働日数を掛けて月の最大件数を出す
  • 目標の手取りを最大件数で割って必要な単価を求める

この順で決めると、値上げをしなくても最初から成立する価格になります。


整体サロンの開業で失敗する原因

参入のハードルが低い分、競合が多いのがこの市場の前提です。技術だけでは差がつきません。

コンセプトが決まっていない

「肩と腰を見ます」だけでは選ばれません。誰のどんな困りを解決するのかを絞ると、単価を上げても選ばれる状態になります。

開業してから集客を始める

最も多い失敗がこれです。開業前から予約の受け皿を用意しておかないと、オープン後の数か月が空きます。開業の4〜8か月前から準備を始める前提で、集客の準備はその中に入れておきます。

回数券を売ってもリピートにならない

割引で回数券を売ると一時的に売上は立ちますが、使い終わったときにその価格でしか来なくなります。次の予約をその場で入れてもらう仕組みのほうが続きます。

なお回数券や月額コースを売る場合で、金額と期間によっては概要書面と契約書面の交付が必要になる場合があります。施術の内容によって判定が変わるため、メニューを決める時点で確認してください。


開業届と青色申告の書類を最短で提出する方法

許可も届出もいらない仕事だからこそ、手続きの意識が後回しになりがちです。開業届と青色申告承認申請書は、職業欄をなんと書くかで手が止まりやすい書類です。

タックスナップ開業届なら、質問に答えるだけで開業届と青色申告承認申請書を最短5分で作成できます。マイナンバーカードをかざすだけで、税務署に行かずにスマホから提出まで完了し、無料で使えます。

開業届の作成から電子提出まで、ひとつのアプリ内ですべて完結できます。 (パソコン不要・完全無料・最短5分)

さらに今なら、タックスナップでの開業届を作成し、アプリ内から電子提出された方に対して、確定申告アプリ「タックスナップ」の安心プラン(税抜 ¥29,800)を1年間無料でご利用いただけます。

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スマホだけ・最短5分で提出まで完了

質問に答えていくだけ、最短5分で開業届が完成します。あとはマイナンバーカードをかざすだけで電子提出まで完了。別アプリのインストールもいりません。

青色申告承認申請書も同時に出せる

開業届と同じ流れで、青色申告承認申請書も一緒に作成・提出できます。最大65万円の青色申告特別控除など、節税につながるメリットも大きいので、この機会に出しておくのがおすすめです。

開業届から確定申告まで、ひとつのアプリで完結

開業届の作成・提出から、日々の会計業務、確定申告書の作成・提出まで、全てひとつのアプリで完結できます。

開業のときに入力した情報は確定申告にもそのまま引き継がれるため、二度手間になることなくスムーズに進められます。
会計業務の機能では、「スワイプ仕分け」などスマホに特化した直感的な操作が特徴で、外部の調査では他会計ソフトの約4倍の速さで経費処理ができるという結果も出ています(参考)。

2026年の確定申告期間には、大手会計ソフトも含めた確定申告アプリのApp Storeランキングで全期間1位を獲得しました。(参考

安心プランで使える機能

安心プランには、確定申告をもっとかんたんに進めるための機能がそろっています。

仕分けの手間をグッと減らす「丸投げ仕分け」

確定申告で特に時間がかかるのが、日々の取引を整理する仕分け作業です。

タックスナップの「丸投げ仕分け」なら、銀行口座やクレジットカードの取引データを自動で取り込み、経費かプライベートか、どの勘定科目が適しているかまで自動で判定します。

1件ずつ確認しながら仕分ける必要がなく、1,000件の仕分けも最短3秒で完了するので、経費処理が驚くほどラクになります。

申告前の不安を減らす税理士監修の「税務調査リスクチェック

タックスナップにはラクな機能だけではなく、安心の機能もあります。

「本当にこの内容で提出して大丈夫かな」という不安を解消するために、税理士監修の「税務調査リスクチェック機能」があります。

入力内容や仕訳データをもとに、同じ職種の人の傾向と比べながら、税務調査が入りやすいかをアプリが判定します。

税務調査リスクを減らすために修正するべき項目も表示されるので、事前に修正し、安心して提出できます。

今なら、タックスナップから開業届を提出するだけで、これらの機能を無料で使えます。確定申告までスムーズに終わらせるためにも、ぜひこの機会にタックスナップで開業届を提出してみてください。

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まとめ

整体サロンの開業は、リラクゼーション目的なら国家資格も許可も不要です。設備が少なく出張形式なら十万円単位で始められます。

  • あん摩マッサージ指圧・鍼灸・接骨に当たる行為は国家資格が必要
  • 看板・メニュー表・予約サイトの3か所で表現を揃える
  • 賠償責任保険と同意書を開業前に用意する

手続きは税務署への2枚だけで終わります。スマホで先に片づけて、技術と集客に集中できる状態を作っておきましょう。

よくある質問

Q. 国家資格なしで整体サロンを開けますか?

リラクゼーション目的の施術なら開けます。ただしあん摩マッサージ指圧や鍼灸、接骨に当たる行為は国家資格がないと行えません。

Q. 「マッサージ」とメニューに書いてもいいですか?

あん摩マッサージ指圧の領域と重なるため避けるのが安全です。ボディケアやボディトリートメントなど、提供している内容を表す言葉に置き換えてください。

Q. 保健所に届出を出したほうが信用されますか?

施術所開設届は国家資格者が対象の届出なので、民間資格だけのサロンは提出できません。衛生面での安心を示したい場合は、消毒とタオルの運用を具体的に書くなど別の方法で伝えます。

Q. 開業資金はいくらあれば足りますか?

出張なら5〜20万円、自宅サロンなら10〜40万円、テナントなら150〜400万円が目安です。設備が少ない事業なので、場所代をどこまで背負うかで金額が決まります。

Q. 出張だけでも開業届は必要ですか?

必要です。開業届は場所や規模に関係なく、事業を始めた人全員が提出する書類です。事業所を持たない場合は居所で提出します。

Q. ベッドや備品は経費になりますか?

なります。1個10万円未満ならその年に全額を経費にでき、青色申告なら30万円未満まで一括で経費にできる特例を使えます。

Q. 自宅サロンの家賃は経費にできますか?

サロンとして使っている面積の割合で按分した分を経費にできます。全額を経費にはできないため、按分の根拠を記録として残しておいてください。


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