家事按分の割合はどう決める?同業者の平均の調べ方も解説【2026年最新版】

個人事業主には、家賃や光熱費など、プライベートでも使っている費用の一部を経費にできる家事按分(かじあんぶん)という制度があります。

ただし、「何割まで経費にしていいのか」という割合の決め方が悩みやすいポイントです。

結論から言うと、割合は「仕事で使った分」を合理的な根拠で説明できれば大丈夫なのですが、そうは言ってもどう計算すればいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。

この記事では、割合の決め方や、あなたと同じ職種の人の平均割合の調べ方を解説します。

この記事のポイント

  • 家事按分は、家賃・光熱費・通信費など「仕事と生活の両方」で使う費用の一部を経費にすること
  • 経費にできるのは、業務に必要な部分を「明らかに区分できる」金額だけ
  • 大事なのは、割合を客観的な根拠で説明できること。なんとなく決めるのはNG
  • 費用ごとに決め方の基準がある(家賃=面積、電気・通信=時間 など)
  • タックスナップなら「職種の平均におまかせ」で割合を自動設定でき、あとは実態に微調整するだけ
目次

家事按分とは?

家事按分とは、家賃や水道光熱費のように、仕事とプライベートの両方で使う費用(家事関連費)を、事業で使った分だけ経費に分けることです。

たとえば自宅の一部を仕事場にしているなら、家賃の全額ではなく「仕事で使っている割合」だけを経費にできます。

経費にできる条件(国税庁の考え方)

国税庁は、家事関連費のうち必要経費になるのは「取引の記録などに基づいて、業務遂行上直接必要であったことが明らかに区分できる場合の、その区分できる金額に限られる」としています(出典:国税庁 No.2210)。

大原則は、その割合を客観的に説明できることです。具体的には、次の3つが大切です。

  • 事業で実際に使っていること
  • なぜその割合なのか、計算の根拠を説明できること
  • 確定申告書に按分したことを正しく記載すること

逆に、「なんとなく3割」のように根拠なく決めるのは避けましょう。税務調査で「なぜその割合か」を説明できないと、認められないことがあります。

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費用ごとの「割合の決め方」と計算例

割合は、費用の種類ごとに決め方の基準が違います。代表的な考え方と計算例をまとめました。

スクロールできます
費用割合の決め方(基準)計算例
家賃仕事に使う部屋の面積の割合全体50㎡・仕事部屋10㎡なら 10÷50=20%(目安は20〜40%)
電気代仕事に使う時間の割合1日8時間仕事なら 8÷24=約33%
水道・ガス事業で使う理由を説明できる場合のみ料理研究家など水を多く使う業種以外は、原則むずかしい
通信費(ネット・スマホ)仕事に使う日数・時間の割合週5日仕事・2日私用なら 5÷7=約70%
車両費(ガソリン等)仕事の走行距離・使用日数週5日仕事なら 5÷7を事業割合に

いずれも決まった正解はなく、自分の使い方に合った根拠で説明できることが大切です。心配なときは、間取り図や使用状況のメモを残しておくと安心です。

割合の決め方は、税理士が動画でも具体的に解説しています。

白色申告と「50%を超えると経費にできない」という誤解については、こちらの記事もあわせて参考にしてください。

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他の人は何割にしてる?職種ごとの調べ方

計算はできたとしても、「本当にこれで通るのかな?」と不安になる方もいるのではないでしょうか?

確定申告アプリ「タックスナップ」を使えば、同じ職種の人の家事按分の割合を無料で調べることができます。(現在は一部職種に対応)

タックスナップには家事按分の割合を自動で設定する機能があり、「職種の平均におまかせ」を選ぶと、あなたの職種の平均的な割合を自動で当てはめてくれます。

割合はスライダーで微調整できるので、平均をたたき台にして、自分の実態に合わせるだけで完成します。

タックスナップの家事按分「職種の平均におまかせ」設定画面

設定の手順(無料で調べられます)

1. ホームページから無料で会員登録

2. アプリをインストールし、ログインする

3. 手順を進めると「仕分けの準備」画面が表示されます

4. 「職種の平均におまかせ」を選ぶ

5. 必要なら割合をスライダーで微調整する

家事按分の注意点

自動で入る割合は、あくまでたたき台です。

実際の使い方と大きく違う場合は、自分の実態に合わせて調整してください。あわせて、面積のメモや使用状況など、割合の根拠を残しておくと、税務調査でも説明できて安心です。

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確定申告の提出までアプリで完結

タックスナップでは、家事按分の割合を決めるだけでなく、日々の仕訳作業や確定申告の提出までそのままスマホで終わらせられます

「はじめての確定申告で全くわからない」
「他の会計ソフトを使っていたが難しくて挫折してしまった」
という方にもおすすめです。

実際に、確定申告にかかる時間が3日から1.5時間に短縮したという声もあります。

提出まで行うのは有料機能ですが、これがあるだけで会計業務の時間を大幅に短縮できます。
無料トライアルも行っているので、まずはアプリをダウンロードして試してみてください。

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「個人事業主・スマホ完結」に特化した確定申告アプリ

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(参照:Sensor TowerのApp Storeランキングデータ)

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10分間あたりの平均経費処理件数は、他会計ソフトと比べて約4倍、手書きの約18倍、Excelの約40倍のスピード

出典:株式会社タックスナップ 「【比較調査】確定申告アプリ「タックスナップ」、同時間での経費処理件数が他会計ソフトと比較して約4倍を記録。」 (実査運営機関:株式会社アスマーク)

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よくある質問

Q. 白色申告でも家事按分できる?50%を超えたらダメ?

白色申告でも家事按分できます。「50%以下でないとダメ」という決まりはなく、合理的な根拠があれば50%以下でも問題ありません。大切なのは、割合を説明できることです。

Q. 家事按分の割合は自分で決めていい?

はい。ただし合理的な根拠が必要です。国税庁も「明らかに区分できる」ことを条件にしています。

Q. 家賃は何割まで経費にできる?

一律の正解はありません。仕事に使う面積の割合で考えることが多く、目安は20〜40%に収まる人が多いです。

Q. 割合の根拠は残す必要がある?

あります。記録に基づいて区分できることが条件なので、間取り図や使用状況のメモを残しておきましょう。

Q. タックスナップの自動設定はそのまま使える?

たたき台として使い、実態に合わせて調整するのがおすすめです。

家事按分の割合を自動で設定したい方は、確定申告アプリ「タックスナップ」で試してみてください。

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