「使わなかった化粧品をメルカリで売ったけど、確定申告は必要?」「まとめ買いして転売した場合は?」メルカリではコスメやスキンケア用品の売買も盛んに行われていますが、売り方によっては税金の対象になることがあります。結論から言えば、自分で使う予定だった化粧品を売るだけなら非課税ですが、利益目的で仕入れて販売している場合は課税対象です。この記事では、メルカリで化粧品を売ったときの確定申告の要否を、ケースごとにわかりやすく説明します。
タックスナップは、フリーランスや個人事業主に特化したクラウド型会計ソフトで、”カンタン”・”安心”に特化したスマホだけで経理から確定申告まで完結できるアプリです。特徴的なスワイプ仕分けは、従来と比較し手間を1/10以下に削減することができ、丸投げ仕分けは1,000件を10秒程度で仕分けする画期的な機能です。また安心を担保するために、税理士監修の税務調査リスクチェック機能も搭載。さらに、他の会計ソフトからのデータ移行もスムーズに行え、経理業務を効率的にサポートします。
今なら2週間無料で始められるチャンス!

【所属】
税理士法人Five Starパートナーズ 代表税理士
【経歴】
大阪府豊中市出身。関西学院大学経済学部卒業後、中原会計事務所に入所。2001年に税理士試験全科目合格。その後、新日本アーンスト・アンド・ヤング税理士法人で国際税務業務に従事。2005年にヒロ☆総合会計事務所を設立し、2022年に税理士法人Five Starパートナーズへ組織変更。また、YouTubeチャンネル「税理士YouTuberチャンネル!!」を運営し、税務や経営に関する情報を発信している。
保有資格: 税理士
※詳細やご自身の状況に応じた適切な対応については、税理士等の専門家にご相談ください。
確定申告でカンタンと安心を両立した3つの魅力

メルカリで化粧品を売ると確定申告が必要?
メルカリでの取引はすべてが課税対象になるわけではありません。
税法上、「生活用動産(生活に通常必要なもの)」の売却による所得は非課税とされています。
つまり、自分のために買ったコスメを処分目的で売るだけなら、確定申告は不要です。
ただし、「営利目的の転売」と見なされる場合には、課税対象となります。
化粧品を仕入れて再販売している、まとめ買いした商品を高値で売っているなどの場合は、雑所得または事業所得として申告が必要になります。
申告が不要なケース(非課税となる場合)
以下のようなケースでは、メルカリで化粧品を売っても確定申告は不要です。
① 自分で使う予定だったコスメを売った
「買ったけど肌に合わなかった」「使い切れないまま放置していた」など、自分の使用目的で購入した化粧品を出品して売る場合は非課税です。
これは生活用動産の売却にあたるため、税金は発生しません。
② 数回だけの出品で利益がほとんどない
たとえば年に数回、不要になったコスメを数千円程度で販売する程度なら、申告の必要はありません。
継続性がなく、営利目的とは見なされないためです。
確定申告が必要になるケース(課税対象)
一方で、以下のような場合は確定申告が必要になります。
① 仕入れて販売している(転売ビジネス)
ドラッグストアやアウトレットで安く仕入れた化粧品を、メルカリで高値で販売している場合は営利目的と判断されます。
このようなケースでは、販売で得た利益は「雑所得」または「事業所得」に分類され、確定申告が必要になります。
② 継続的に販売している
単発ではなく、毎月何点も出品している場合や、在庫を管理して定期的に販売している場合は、ビジネスとして扱われます。
個人事業主として開業届を出し、帳簿をつけて確定申告する必要があります。
③ まとめ買いして差額で利益を出している
「セールで安く買って、通常価格で売る」「限定品を買い占めて高値で販売する」といった行為は転売とみなされます。
一時的な行為でも利益を得る目的が明確であれば課税対象です。
所得の種類と計算方法
メルカリでの化粧品販売で得た所得は、主に「雑所得」または「事業所得」に分類されます。
雑所得の場合
副業レベルで不定期に販売している場合は「雑所得」です。
所得(課税対象)は次のように計算します。
所得 = 売上 − 経費(仕入れ・送料・販売手数料など)
たとえば年間売上30万円で経費が20万円なら、所得は10万円。
所得が48万円を超えると確定申告が必要になります(他に収入がない場合)。
事業所得の場合
継続的に仕入れ・販売を行い、収益を上げている場合は「事業所得」となります。
この場合は開業届を提出し、青色申告を選ぶことで最大65万円の控除が受けられるなど、節税のメリットがあります。
経費として計上できるもの
化粧品販売の経費には、以下のようなものが含まれます。
- 仕入れ代金
- メルカリ販売手数料
- 送料・梱包資材費
- 撮影機材や背景シート
- 通信費(スマホ・Wi-Fiなど)
- 消耗品費(ボックスや封筒など)
- 取引に使用する車のガソリン代(按分)
領収書やレシートを必ず保管しておき、帳簿上で整理しておくことが大切です。
化粧品転売で注意すべきポイント
1. 「未使用」でも法律に注意
医薬部外品や化粧品は薬機法の対象であり、新品販売は「製造販売業許可」なしでは行えないとされています。
そのため、未開封・新品の化粧品を繰り返し販売する行為は、税務だけでなく法律的にもリスクがあるので注意が必要です。
2. 偽装や詰め替え販売は違法
中身を詰め替えたり、ブランド品を偽って販売することは商標法違反や詐欺罪に問われるおそれがあります。
3. 高額取引は税務署に把握される
メルカリの取引データは税務署が確認できる仕組みになっています。
「少額だからバレない」と思っていても、繰り返し取引をしていると調査対象になる可能性があります。
確定申告の方法
化粧品販売で申告が必要な場合、次の流れで手続きします。
- メルカリの取引履歴をダウンロードし、年間の売上を集計
- 経費(仕入れ・送料・手数料など)を整理
- 所得金額を計算
- e-Taxまたは税務署窓口で確定申告書を提出
- 申告期間は毎年2月16日〜3月15日頃
スマホやパソコンからe-Taxで簡単に手続きできるため、紙で提出するより効率的です。
開業届を出すメリット
継続的に販売している人は、開業届を出して個人事業主になることで以下のメリットがあります。
- 青色申告による最大65万円の控除
- 家賃・通信費などの一部を経費にできる
- 補助金や融資の申請がしやすくなる
- 事業としての信頼性が上がる
副業感覚で始めたメルカリ販売でも、年間を通じて安定的に収入があるなら開業届を検討してみましょう。
タックスナップで簡単に確定申告!
タックスナップは、フリーランスや個人事業主のために開発された画期的なクラウド型会計ソフトです。スマートフォンだけで経理や確定申告をスムーズに完結させることができ、ユーザーの利便性と安心を両立した設計が特長です。

今なら2週間無料で始められるチャンス!
丸投げ仕分け & 業界最速スワイプ機能
タックスナップの「スワイプ仕分け」機能は、金融機関と連携していれば、スマホで経費や売上を右、プライベートを左にスワイプするだけで、手間なく直感的に仕分けが完了します。また、「丸投げ仕分け」機能は、スワイプ操作すら省略したい方に最適で、すべての仕分けをタックスナップ側が自動で処理。1,000件の仕分けも約10秒で完了するため、驚くほど効率的に仕分けが行えます。
会計知識ゼロでも、 迷わない!
「これは経費?」「どの科目?」と悩む必要ありません。アプリが自動で判断・ガイドしてくれるので知識ゼロで仕訳が完了します。
税理士監修の税務調査リスクチェック
確定申告の際に多くの方が不安を感じるのが税務調査ですが、タックスナップでは税理士監修の「税務調査リスクチェック」機能を搭載。申告内容をシステムがチェックし、リスクのある項目をユーザーに知らせてくれるため、税務調査への対策がしやすくなり、安心して確定申告を完了できます。
他会計ソフトからのスムーズな乗り換え
既に他の会計ソフトを利用している場合も、タックスナップへの移行は非常に簡単です。データのインポート機能が備わっており、過去のデータもシームレスに引き継げるので、乗り換えの手間をかけずにスムーズに使用を開始できます。
スマホで提出まで完結
経理業務の全てがスマホで完結します。確定申告の書類作成から提出まで、スマホでの操作で簡単に進められ、時間と手間を大幅に削減します。
24時間 即返答! チャットサポート
確定申告全般やアプリの使い方に困っても大丈夫です。税務に特化したタックスナップAIチャットが、いつでもすぐにお悩み解決してくれます。
レシート読み取り機能で経費管理が簡単
レシートを手作業で入力する手間を省くため、タックスナップは高精度の「レシート読み取り」機能を搭載。スマホのカメラでレシートを撮影するだけで、瞬時に必要な情報を読み取り、データを自動で整理して仕訳に反映させます。これにより、経費入力のミスを減らし、時間を節約できます。
タックスナップは、シンプルで使いやすく豊富な機能で、フリーランスや個人事業主の経理の手間を劇的に軽減します。今すぐタックスナップを使い始めて、経理業務をもっとスマートにしましょう。
まとめ
メルカリで化粧品を販売した場合、課税対象かどうかは**「目的」と「継続性」**で判断されます。
- 自分で使う予定だったコスメを売った → 非課税
- 仕入れて販売、継続的に取引 → 課税対象
- 所得が48万円を超えると確定申告が必要
また、化粧品は薬機法の規制対象でもあるため、転売目的の大量販売は税務面だけでなく法律面にも注意が必要です。正しい申告とルール遵守を心がけ、安心してメルカリでの取引を楽しみましょう。
タックスナップは、簡単さと安心感を兼ね備え、フリーランスや個人事業主の経理・確定申告をサポートする強力な会計ツールです。スワイプで手軽に取引を仕分けし、自動仕分けで更に効率を追求。税務調査リスクチェックで安心感を高め、スマホ一台で提出まで完結できる便利さで、経理のストレスを大幅に軽減します。他会計ソフトからの乗り換えも簡単なので、今すぐ試してみる価値があります。
今なら2週間無料で始められるチャンス!
よくある質問
使いかけのコスメを売っても申告が必要?
不要品の処分であれば非課税です。利益目的でなければ確定申告の必要はありません。
未使用品を何度か売ると転売扱いになりますか?
販売回数や仕入れの有無によります。継続的・大量販売であれば転売と見なされます。
化粧品販売で経費にできるものは?
仕入れ費用、送料、販売手数料、梱包材費、通信費などが経費になります。
確定申告でカンタンと安心を両立した3つの魅力
