成約が決まれば歩合が数十万円単位で跳ね、決まらない月はゼロ——フルコミ(完全歩合)の不動産営業の収入は、会社員時代とはまったく違う動き方をします。しかも報酬は源泉徴収で税金が引かれてから振り込まれ、接待・手土産・ガソリンと、経費のレシートは毎日たまっていきます。
そして意外と知られていないのが、同じ「歩合」でも、雇用契約の歩合給なら年末調整で完結し、業務委託の歩合報酬なら確定申告が自分の仕事になるということ。まず自分の契約がどちらかを見極めるところから、この仕事の確定申告は始まります。
この記事では、フルコミの売買・賃貸仲介営業から、業務委託の不動産エージェント(副業エージェント含む)まで、不動産営業向けに確定申告アプリの選び方とおすすめ4本を比較します。
この記事のポイント
- 同じ歩合でも「給与」なら年末調整で完結、「報酬」なら確定申告が必要。契約書と支払明細で必ず確認する
- 報酬の歩合は源泉徴収で引かれる前の総額で記帳。外交員の源泉徴収は計算が独特なので、明細の確認が欠かせない
- 接待・手土産は日付・相手・目的の記録、車はガソリン・駐車場も含めて業務分を按分——件数の多い経費をためないことが勝負
- 判定は収入ではなく所得。副業エージェントは所得20万円超、専業は所得が基礎控除超で確定申告が必要
- 迷ったら、成約の歩合も毎日の接待費も、外回りのまま帳簿を追い上げたいならタックスナップ、独立開業や法人化まで見据えるならfreee、複数の口座とカードをまとめて見るならマネーフォワード、パソコンでじっくりならやよいの青色申告
不動産営業に確定申告アプリは必要?
不動産会社と雇用契約を結んでいるなら、歩合給を含めて給与なので、確定申告は原則不要です。一方、フルコミ(完全歩合)やエージェント契約で働いているなら、歩合は業務委託の「報酬」。受け取った瞬間から、申告は自分の仕事になります。まずは契約の形から整理しましょう。
確定申告の要否は、歩合の「受け取り方」で決まる
自分がどの行に当てはまるかを確認してください。
| 働き方 | 確定申告 |
|---|---|
| 不動産会社と雇用契約(固定給+歩合給) | 原則不要(歩合給も給与として年末調整で完結) |
| 会社員のかたわら、業務委託の副業エージェント | エージェントの所得(収入−経費)が20万円超なら必要 |
| フルコミ・エージェント契約で専業 | 所得が基礎控除(令和7年分95万円・令和8年分から104万円)超なら必要 |
| 自分で宅建業免許を取って独立 | 同上(仲介手数料はすべて事業の収入) |
判定は「収入」ではなく、収入から経費を引いた「所得」です。20万円以下でも住民税の申告は別途必要です。
同じ歩合でも「給与」か「報酬」かで手続きが変わる——契約書と明細で確認
固定給ゼロのフルコミでも、雇用契約なら歩合は給与。業務委託・エージェント契約なら「報酬」です。見分けるには、契約書の種類(雇用契約書か業務委託契約書か)と、支払明細を確認してください。給与なら所得税や社会保険料が天引きされ、報酬なら源泉所得税だけが引かれているのが典型的なパターンです。報酬なら、帳簿づけも申告も自分の仕事になります。業務委託の確定申告の基本はこちらの記事で解説しています。

青色申告65万円控除はアプリで取れる?
取れます。青色申告65万円控除には複式簿記の帳簿が必要ですが、確定申告アプリなら取引を入力するだけで自動で出来上がります。e-Taxで提出すれば控除額は55万円ではなく65万円になり、そこまでアプリだけで完結できます。
税理士に頼むのとどちらがいい?
収入は成約ごとの歩合で件数が少なく、支出は接待・手土産・車・広告が中心——不動産営業の帳簿は、1件1件はシンプルなので、費用面ではアプリが圧倒的に有利です。相場を比べてみます。
| 依頼方法 | 費用の目安(年間) |
|---|---|
| 税理士に記帳から丸ごと依頼(顧問契約) | 10〜20万円 |
| 税理士に申告書作成だけスポット依頼 | 5〜10万円 |
| 確定申告アプリ | 1〜3万円台 |
アプリなら年1〜3万円台で利用料は経費にできる
確定申告アプリの利用料は年間1〜3万円台で、事業の分は全額を経費にできます。成約1件の歩合の1%にも満たない金額で1年分の帳簿が片づくと考えれば、導入のハードルは高くありません。
税理士に頼んだほうがいいのはこんな場合
自分で宅建業免許を取って事務所を構える、法人化を考えている、何年分もの無申告をまとめて解消したい、税務調査の通知が来たという場合は、税理士に相談する価値があります。フルコミ・エージェント個人の規模なら、アプリで十分対応できます。
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不動産営業が確定申告アプリを選ぶ4つの基準
不動産営業のアプリ選びは、①成約ごとに跳ねる歩合——源泉徴収で引かれる前の「総額」で記帳して、払いすぎた税金を取り戻せるか、②接待・手土産・ガソリン・広告——毎日積み上がる営業経費を、ためずに処理できるか、③内見案内と追客の合間に、スマホだけで申告まで完結するか、④副業エージェントからフルコミ専業・独立開業まで、同じ操作で続けられるか、の4つで決まります。どれも「収入は不定期に大きく、経費は毎日細かく、デスクに座る時間がない」というこの仕事の構造から来る基準です。

成約ごとに跳ねる歩合を、「総額」で記帳して取り戻せるか
仲介の歩合は、振り込まれる時点で源泉徴収の税金が引かれています。帳簿に書くのは引かれる前の総額。引かれた分は「前払いした税金」として、申告で精算して取り戻すお金です。成約のたびに支払明細と入金を突き合わせて、総額・源泉徴収額を取りこぼさず記帳できる仕組みかを確認しましょう。
接待・手土産・ガソリン・広告——毎日の営業経費を、ためずに処理できるか
お客様との会食、内覧後のカフェ、手土産、現地までのガソリン、ポータルサイトの掲載料——営業の経費は1件ずつは小さくても、件数が多いのが特徴です。レシートをその場で取り込めるか、迷う支出を質問できる窓口や職種ごとの経費の事例・情報があるかを確認しましょう。
内見案内と追客の合間に、スマホだけで完結するか
午前は物件調査、午後は内見案内、夜は追客の連絡——外回り中心の営業に「デスクで経理をする時間」はありません。移動や待ち時間の数分で、スマホだけで記帳から提出まで進められるかが現実的な基準です。
副業エージェントからフルコミ専業・独立開業まで、同じ操作で続けられるか
会社員のまま始める副業エージェント、フルコミへの転身、やがて自分の宅建業免許で独立——不動産営業のキャリアは段階的に変わります。白色の収支内訳書にも青色の複式簿記にも対応し、働き方が変わっても操作が変わらないかを確認しましょう。
アプリ選びでよくある失敗
よくある失敗は3つです。①振り込まれた額をそのまま売上にして、源泉徴収で引かれた税金の還付を取り逃がす、②接待や手土産のレシートを財布にためて、申告期に山と向き合う、③成約ゼロの月は帳簿を開かず、固定費やガソリン代の経費を取りこぼす。どれも「この職種の論点を押さえた仕組みか」を基準に選べば避けられます。
不動産営業におすすめの確定申告アプリ4選
成約の歩合も毎日の接待費も、外回りのまま帳簿を追い上げたいならタックスナップ、独立開業や法人化まで見据えるならfreee、複数の口座・カードをまとめて管理するならマネーフォワード、パソコンでじっくり進めるならやよいの青色申告が有力です。まずは最安プラン同士の比較表で全体像をつかんでください。
| アプリ名 | スマホ完結度 | レシート撮影上限(最安プラン) | カード・口座連携の自動仕訳 | 月額(最安・年払い・税抜) |
|---|---|---|---|---|
| タックスナップ | ◎ 提出まで完結 | 無制限 | ◎ 連携明細をAIが自動仕訳・スワイプで確認するだけ | 980円・無料トライアルあり |
| freee | ○ | 月5枚 | ○ 自動で経理 | 980円・無料お試しあり |
| マネーフォワード | ○ | 月15件(超過は上位プランへ) | ◎ 連携できる金融サービスが豊富 | 900円・無料トライアルあり |
| やよいの青色申告 | △ パソコン前提 | 対応(上限の公表なし) | ○ スマート取引取込 | 初年度無料あり |
成約の歩合も、毎日の接待費も——外回りのまま帳簿を追い上げたいならタックスナップ
タックスナップはスマホ完結に特化した確定申告アプリで、外回り中心で経費の件数が多い不動産営業に向いています。口座とカードを連携すれば、歩合の入金も会食やガソリンの支払いも自動で取り込まれ、左右のスワイプ(右=経費・左=プライベート)で確認するだけ。ためこんだ数か月分の明細も、丸投げとスワイプで一気に追い上げられます。
おすすめポイント
- 接待・手土産・車の按分など「これは経費になる?」と迷う支出を、同じ職種の判断を参考にできる「みんなはどうしてる」機能で確認しながら、その場で決められる=迷う支出をひとりの判断で捨てない
- 連携したカードの明細は、特許を取得した「スワイプ仕分け」(右=経費・左=プライベート)で1件ずつ切り分け=内見の待ち時間や移動の数分で進められる(出典)
- スワイプと丸投げ仕分け(1,000件最短3秒)だけで、複式簿記の知識ゼロでも青色申告65万円控除に必要な帳簿と書類を作れる(白色申告の収支内訳書にも対応)
- マイナンバーカードがあれば、申告書の作成からe-Taxでの提出(電子申告)まですべてスマホだけで完結=パソコンを開く必要がない
- 会食・手土産・ガソリンの紙のレシートは、枚数無制限でカメラ撮影するだけ=毎日たまる営業経費が、その日のうちに片づく
- 営業職を含む40以上の職種に合わせた職種特化モードで、税理士監修のAIが9割以上の精度で勘定科目を自動判定(出典)
- 2026年確定申告期間の全29日間、App Storeランキング確定申告アプリ内1位(Sensor Tower)
- 最安のカンタンプランは年払いで月980円(税抜・年額11,760円)。消費税申告(インボイスの2割特例を含む)にも対応し、無料トライアルから始められる
- 24時間のAIチャットに加え、LINEで専門スタッフに相談できる(カンタンプラン以上)=追客の合間に湧いた疑問も、その場で聞ける
- 登録者40万人超の税理士YouTuber・ヒロ税理士が監修した税務調査リスクチェックと、追徴課税時に利用料を全額返金する保証(安心プラン)
こんな人に向いている
- 接待・手土産・ガソリンのレシートが、財布と車にたまっている
- 源泉徴収で引かれた税金を、申告でしっかり取り戻したい
- 外回りの合間の数分で、スマホだけで片づけたい
- フルコミに転身したばかりで、初めての確定申告を迎える
独立開業・法人化まで見据えるならfreee
freeeは○×の質問に答える形式で申告書を作れる、初心者向けの設計が特徴の会計ソフトです。自分で宅建業免許を取って事務所を構える、法人化するなど、事業を大きくしていきたい人に向いています。
おすすめポイント
- ○×の質問に答えるだけで確定申告書を作成できる
- 請求書の発行や、スタッフを雇ったときの給与計算までシリーズでそろう
- 法人化したあとも法人向けfreee会計にデータを引き継げる
こんな人に向いている
- 独立開業・法人化まで視野に入れている
- 請求書から給与までワンストップで管理したい
複数の口座・カードをまとめて見たいならマネーフォワード
マネーフォワード クラウド確定申告は、連携できる金融機関の多さが強みです。歩合の入金口座と経費のカードが分かれていて、お金の全体像をまとめて見たい人に向いています。
おすすめポイント
- 連携できる銀行・カード・電子マネーなど金融関連サービスが豊富
- 家計簿アプリ「マネーフォワード ME」と組み合わせて家計と事業をまとめて把握できる
- レポート機能で月ごとの収支を見える化できる
こんな人に向いている
- 複数の口座・カードを使い分けている
- 成約の波がある収支を、月ごとのレポートで把握したい
パソコンでじっくり進めたいならやよいの青色申告
やよいの青色申告 オンラインは、会計ソフトの老舗・弥生のクラウド版です。帰社後や成約のない日に、パソコンの広い画面で落ち着いて作業したい人に向いています。
おすすめポイント
- セルフプランは初年度無料で始められる
- 画面の大きいパソコンで決算書までじっくり作り込める
- 老舗ならではのサポート体制(プランにより電話・チャット)
こんな人に向いている
- 物件資料を作るパソコンで、経理も完結させたい
- まず無料で1年試したい
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不動産営業の確定申告で注意したいポイント
この仕事の申告でつまずきやすいのは、契約形態の確認・外交員の源泉徴収・経費のグレーゾーン・個人事業税・インボイスの5つです。順に整理します。
まず契約を確認——「給与の歩合」なら年末調整、「報酬の歩合」なら確定申告

最初に確認すべきは、自分の歩合が「給与」か「報酬」かです。雇用契約なら、固定給ゼロのフルコミでも歩合は給与で、会社の年末調整で完結します。業務委託・エージェント契約なら歩合は報酬で、確定申告が自分の仕事です。契約書の種類と支払明細の控除項目(社会保険料が引かれていれば給与、源泉所得税だけなら報酬の可能性が高い)で見極め、迷ったら所属会社に確認しましょう。
報酬の歩合は「総額」で記帳——外交員の源泉徴収は計算が独特
報酬の歩合からは源泉徴収で所得税が引かれていますが、営業の外交員報酬は、月12万円を差し引いた残りに10.21%をかける独特の計算になっていることが多くあります(契約や支払元の処理によります)。「報酬×10.21%」と合わなくても慌てず、支払明細で総額と源泉徴収額を確認してください。帳簿に書く売上は引かれる前の総額で、引かれた分は申告で精算します。経費を引いた所得で計算し直せば、払いすぎていた分は還付されます。源泉徴収された報酬の処理はこちらの記事で詳しく解説しています。

経費のグレーゾーン——この仕事の支出の線引き

この職種で迷いやすい支出の線引きを整理します。軸は「どの案件・どのお客様につながる支出かを説明できるか」です。
| 区分 | 具体例 |
|---|---|
| ○ 経費にできる | ポータルサイトの掲載料・SNS広告費/名刺・チラシの制作費/現地案内のガソリン代・駐車場代・電車代(業務分)/物件写真の撮影機材(業務用)/宅建士の法定講習・資格更新の費用/업務用の携帯・通信費(業務分) |
| △ 条件つきで余地あり | お客様・取引先との会食や手土産(日付・相手・目的の記録)/車両の購入・リース(業務使用分を按分。10万円超は減価償却)/自宅での追客・事務作業スペース(面積按分) |
| × 経費にできない | スーツ・腕時計・美容院代(私生活と区別できない)/家族や友人との食事/自分へのごほうび |
△を経費にする場合の作法は4つ——①どの案件・お客様のための支出かをメモに残す、②領収書を保管する、③帳簿の摘要に目的(「○○様内見案内」など)を書く、④私用と兼ねるものは按分する。不確実なものを無理に積むより、説明できるものだけ計上するのが安全です。
個人事業税は「かからないことが多い」職種
個人事業税は、都道府県が定める70の法定業種に当てはまる事業だけに課されます。会社に所属して歩合で働く外交員型の営業は、法定業種のどれにも当てはまらないと判断されることが多く、その場合はかかりません。ただし自分で宅建業免許を取って仲介業を営む場合は「仲介業」として課税対象になるなど、実態によって判断が変わります。いずれにせよ所得290万円(事業主控除)以下ならかかりません。気になる場合は都道府県の税事務所に確認してください。
インボイスは取引先に求められてから考える
フルコミ・エージェントの報酬の支払元は不動産会社という事業者なので、所属会社からインボイス登録を求められるケースはあり得ます。ただし免税事業者のままでいるか登録するかは、報酬への影響を確認してから決めれば十分です。求められたら、歩合の条件とセットで相談を。登録した場合は2割特例が令和8年分まで使え、消費税の申告期限は所得税と別で3月31日です。
内見と追客の合間に確定申告を終わらせる方法
コツは、申告期にまとめてやろうとせず、営業のリズムに組み込むことです。歩合の支払明細は、届いた日に総額と源泉徴収額を確認する。会食や手土産のレシートは、店を出たその場で撮って日付・相手・目的をメモする。ガソリンは給油のたびに撮る。迷った支出は「保留」にせず、調べるか聞くかして、その場で決める。あとは内見の待ち時間や移動のスキマ時間に数件ずつ進めれば、申告期には確認して提出するだけになります。
これがとくに効くのは、申告期の1〜3月が、転勤・進学シーズンの繁忙期と重なるからです。1年分のレシートと明細の山に向き合う時間は、かき入れどきの営業にはありません。日頃の数分の記帳が、繁忙期の自分を助けます。
無料トライアルで口座とカードを連携してみて、歩合の入金と会食・ガソリンの支払いが自動で取り込まれるかを試してから決めるのが失敗しない選び方です。なお、自動連携やAIの仕訳結果をそのまま提出せず、最後にひととおり見直すのはどのアプリでも共通の基本です。
タックスナップは、入金も支払いも自動で取り込み、迷う支出は「みんなはどうしてる」機能で確かめながらスワイプで片づけていく設計です。内見と追客の合間だけで、申告の準備が回ります。

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「個人事業主・スマホ完結」に特化した確定申告アプリ
タックスナップは、日々の経費処理から確定申告書の作成・提出まで、個人事業主・フリーランスに必要な会計機能がすべてスマホで完結できるアプリです。
今までの会計ソフトは「パソコン操作」や「機能の多さ」を前提としたサービスが多かった一方で、タックスナップは「個人事業主・スマホ完結」に特化し、会計知識が全くない方でも、スキマ時間だけで確定申告が終わるように設計しています。
「初めての確定申告でも迷わずに提出できた」 「他の会計ソフトから乗り換えて、圧倒的にラクになった」 といった嬉しいレビューもいただいています。

App Store確定申告アプリランキング1位を獲得
ここ数年で、タックスナップの利用者は急拡大中。
2026年の確定申告期間(2026年2月16日〜3月16日)では、大手会計ソフトのアプリも含む確定申告アプリの中で、全期間にわたってApp Storeランキング1位を獲得しました。
(参照:Sensor TowerのApp Storeランキングデータ)

他会計ソフトの約4倍の経費処理スピード
意外に時間を取られてしまうのが、日々の経費処理です。 「気づいたら何十件も経費が溜まっていた」という時でも、タックスナップならあっという間に登録が完了します。
外部機関による比較調査では、タックスナップを使うと10分間で平均518件の経費を処理できることがわかっています。 他会計ソフトと比べて約4倍、手書きの約18倍、Excelの約40倍のスピードです。

出典:株式会社タックスナップ 「【比較調査】確定申告アプリ「タックスナップ」、同時間での経費処理件数が他会計ソフトと比較して約4倍を記録。」 (実査運営機関:株式会社アスマーク)
速さの秘訣は丸投げ仕分け
タックスナップの経費処理の速さの最大の理由は、「丸投げ仕分け」機能です。
銀行やカードの取引データが自動で反映されるだけでなく、それぞれの取引が経費かプライベートか、どの勘定科目が適しているのかをアプリが高精度で自動判定してくれます。
「丸投げ仕分け」機能を使えば1,000件の仕分けも最短3秒で完了するので、経費処理が驚くほど楽になります。

税理士監修の機能で、はじめての確定申告でも安心
「本当にこの内容で提出して大丈夫?」という不安を解消するために、税理士監修の「税務調査リスクチェック機能」があります。
あなたのデータをもとに、同じ職種の人の傾向と比べながら、税務調査が入りやすいかをアプリが診断します。
修正するべき内容も表示されるので、事前に修正し、安心して提出できます。

タックスナップは、確定申告をできるだけ簡単に、かつ安心して提出できるようにサポートするアプリです。 無料トライアルも行っているので、まずはその快適さを体験してみてください。
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まとめ
不動産営業の確定申告は、「まず歩合が給与か報酬かを契約書と明細で確認する」「報酬なら引かれる前の総額で記帳して、源泉徴収分は還付で取り返す」「接待・車・広告の経費は記録を残して説明できるものだけ計上する」の3点を押さえれば怖くありません。成約の波はこの仕事の宿命ですが、経費と源泉徴収を帳簿で管理できれば、手取りは自分でコントロールできます。

よくある質問
Q. 不動産営業はいくらから確定申告が必要ですか?
業務委託(フルコミ・エージェント)で、副業なら所得(収入−経費)が20万円超、専業なら所得が基礎控除(令和7年分95万円・令和8年分から104万円)超で必要です。雇用契約なら歩合給も給与なので、年末調整で完結します。判定は収入ではなく、経費を引いたあとの所得で行います。
Q. 自分の歩合が「給与」か「報酬」か、どう見分けますか?
契約書の種類と支払明細で見分けます。雇用契約書なら給与、業務委託(エージェント)契約書なら報酬です。明細で社会保険料や雇用保険料が引かれていれば給与、源泉所得税だけが引かれていれば報酬の可能性が高いです。迷ったら所属会社の経理に確認するのが確実です。
Q. 報酬から源泉徴収で引かれています。戻ってきますか?
経費を引いた所得で税額を計算し直し、源泉徴収で前払いした額のほうが多ければ、差額が還付されます。接待・車・広告と経費の多いこの仕事は、還付になるケースが少なくありません。帳簿には引かれる前の総額で記帳し、支払明細を保管しておきましょう。
Q. 源泉徴収の額が「報酬×10.21%」と合いません。なぜですか?
営業の外交員報酬は、その月の報酬から12万円を差し引いた残りに10.21%をかける計算になっていることが多いためです(給与と併給の場合などは控除額が変わります)。契約や支払元の処理によって異なるので、支払明細の計算を確認し、分からなければ支払元に聞きましょう。いずれにせよ帳簿には総額で記帳します。
Q. 車の購入費やガソリン代は経費になりますか?
業務で使う分は経費にできます。ガソリン・駐車場・高速代は旅費交通費、車両本体は10万円超なら減価償却です。プライベートと兼用なら、業務で使う割合(走行距離や使用日数)で按分します。内見案内や物件調査の移動が多いこの仕事では、大きな経費項目です。
Q. スーツや腕時計、美容院代は経費になりますか?
原則として経費になりません。営業にとって見た目は大切ですが、スーツや時計、美容院代は私生活でも使えるため、税務上は家事費と扱われるのが原則です。「仕事のためだから」という気持ちと税務上の扱いは別と割り切り、無理に積まないのが安全です。
Q. お客様との会食や手土産は経費になりますか?
案件やお客様との関係を説明できれば、接待交際費として経費にできます。日付・相手・目的の3点をレシートの裏や帳簿の摘要に残すのが作法です。自分ひとりの食事や、仕事と関係のない飲み会は対象外です。
Q. ポータルサイトの掲載料やSNS広告費は経費になりますか?
経費にできます。物件や自分の集客のためのポータル掲載料・SNS広告・ホームページ制作費は広告宣伝費です。エージェント活動の名刺やチラシ、物件写真の撮影機材も、業務用なら経費にできます。
Q. 宅建士の法定講習や資格更新の費用は経費になりますか?
仕事を続けるために必要な法定講習・更新料は経費にできます。一方、これから宅建士資格を取るための資格学校の費用は、現在の業務との関係が問われ、判断が分かれる支出です。迷ったら無理に積まず、税務署や税理士に確認しましょう。
Q. 自宅で追客や物件資料づくりをしています。家賃は経費にできますか?
仕事専用に使っているスペースがあれば、面積で按分して経費にできる余地があります。「なんとなく半分」ではなく、「作業スペースが家全体の○割」のように根拠を持たせるのがポイントです。通信費や電気代も同じ考え方です。
Q. 成約ゼロの月が続いて赤字です。申告する意味はありますか?
あります。歩合から源泉徴収で引かれていた税金は、赤字なら申告することで還付されます。開業届を出して事業所得として申告しているなら、青色申告で赤字を翌年以降3年間繰り越せます。成約ゼロの月のガソリン代や広告費も経費なので、帳簿を止めないことが大切です。
Q. 家内労働者等の特例は使えますか?
特定の会社に専属して働く外交員型の営業は、対象になる場合があります。実際の経費が少なくても、最大55万円を経費とみなして差し引ける特例です(実際の経費と合わせて55万円まで)。専属かどうかなど条件があるので、当てはまりそうなら税務署に確認する価値があります。
Q. 開業届は出すべきですか?職業欄は何と書きますか?
フルコミ・エージェントとして継続的に働くなら、出しておくのがおすすめです。職業欄は「不動産仲介営業」「営業代行」など実態に合わせて記載できます。開業届の書き方と出し方はこちらの記事で詳しく解説しています。

Q. 去年は白色でした。今年から青色にできますか?
青色申告承認申請書を「青色にしたい年の3月15日まで」に出せば、その年の分から青色にできます。その年の1月16日以降に開業した場合は、開業から2か月以内が期限です。期限を過ぎるとその年は白色のままなので、フルコミに転身した人は早めに出しておきましょう。
Q. 不動産営業に個人事業税はかかりますか?
会社に所属して歩合で働く外交員型の営業は、法定業種に当てはまらないと判断されることが多く、その場合はかかりません。自分で宅建業免許を取って仲介業を営む場合は「仲介業」として課税対象になり得ます。所得290万円(事業主控除)以下ならいずれにせよかかりません。気になる場合は都道府県の税事務所に確認してください。
Q. インボイスは登録すべきですか?
所属会社から求められてから、歩合への影響を確認して決めれば十分です。報酬の支払元が事業者なので登録を求められるケースはありますが、免税事業者のまま取引を続けられる場合もあります。求められたら報酬条件とセットで相談を。登録した場合は2割特例が令和8年分まで使え、消費税の申告期限は所得税と別で3月31日です。
Q. 会社員をしながら副業エージェントをしています。会社に知られたくないのですが?
確定申告書の住民税の欄で「自分で交付(普通徴収)」を選びます。エージェント活動分の住民税が本業の給与天引きに上乗せされなくなります。詳しくはこちらの記事で解説しています。

Q. フルコミに転身したら、社会保険はどうなりますか?
雇用ではなくなるため、原則として国民健康保険と国民年金に自分で加入します。会社の健康保険の任意継続(退職後2年間)と国保の、どちらの保険料が安いかの比較も検討しましょう。税金ではありませんが手取りに直結するので、転身前に試算しておくと安心です。
Q. ゆくゆくは自分で宅建業免許を取って独立したいです
独立すれば仲介手数料がまるごと事業の収入になる一方、免許・供託・事務所などの準備が必要です。宅建業免許の要件と開業の手順は、こちらの記事で詳しく解説しています。

Q. 何年も申告していません。どうすればいいですか?
税務署から連絡が来る前に、自分から期限後申告をするのが傷を最も浅くする方法です。所属会社には報酬の支払記録が残り、源泉徴収された歩合は税務署に把握されています。無申告加算税は50万円まで15%・50万円超20%・300万円超30%と重くなりますが、自主的な申告なら軽減されます。申告すれば還付だったというケースも珍しくありません。
Q. 今使っている会計ソフトからデータを移行できますか?
できます。たとえばタックスナップはfreee・マネーフォワード・弥生・PayPayからのデータ移行に対応しています。年初から新しいアプリで始めるか、申告前に前年分をまとめて移すのがスムーズです。



