【2026年最新版】ライブ配信者(ライバー)の確定申告は必要?いくらから・経費・やり方を解説

この記事のポイント

  • 投げ銭・時間報酬・イベント報酬を換金した金額が収入
  • 事務所所属でも業務委託なら事業所得または雑所得
  • 専業は所得58万円超・副業は副業所得20万円超で申告が必要
  • 配信機材・通信費・衣装・手数料は経費にできる
  • 自宅スタジオの家賃や兼用スマホは家事按分で計上
目次

ライバーの収入の仕組みと所得区分

ライバーの収入は、視聴者からの投げ銭を換金した金額が中心です。アプリ内で受け取ったギフトやコインなどを日本円に換金した金額が、税務上の「収入」になります。

配信アプリから得られる収入には、主に次のような種類があります。

収入の種類内容
投げ銭(ギフト・コイン)視聴者から贈られたアイテムを換金した金額
時間報酬配信時間や視聴者数に応じて支払われる報酬
イベント報酬ランキングイベントの入賞などで得られる報酬
その他各アプリ独自のボーナス・特典など

これらは、視聴者から直接受け取る場合もあれば、配信アプリやライバー事務所を経由して振り込まれる場合もあります。いずれの場合も、実際に受け取った(換金・振込された)金額の合計が年間の収入です。ポイントやコインのまま保有している分ではなく、換金して確定した金額を基準に考えます。

事業所得か雑所得か

ライバーの報酬は、多くの場合「事業所得」または「雑所得」に区分されます。ライバー事務所に所属していても、雇用契約(給与)ではなく業務委託契約であることが多く、その場合は給与所得ではありません

事業所得と雑所得のどちらになるかは、その活動を継続的・反復的に、かつ営利を目的として行っているかどうかで判断します。おおまかな考え方は次のとおりです。

区分目安となる考え方
事業所得継続的・反復的に配信し、生計の柱になっている(専業に近い)
雑所得副業・趣味の延長で、収入も小規模にとどまる

副業として週末だけ配信している段階では雑所得、専業として本格的に取り組んでいれば事業所得、というのが一つの目安です。事業所得として青色申告をしたい場合は、事前の届出も必要になります。判断に迷う場合は、収入規模や活動実態をもとに検討してください。

ライバーの確定申告はいくらから必要?

確定申告が必要かどうかは、専業か副業かで基準が変わります。専業なら所得58万円超、会社員や学生が副業として配信しているなら副業所得20万円超が目安です。

ここでいう「所得」とは、収入から経費を差し引いた後の金額です。換金額そのものではなく、経費を引いた残りで判断する点に注意してください。

立場確定申告が必要になる目安
専業ライバー(給与なし)所得が基礎控除額(58万円)を超える場合
副業ライバー(会社員など)給与以外の副業所得が20万円を超える場合

専業の場合、令和7年分(2025年分)以後は基礎控除額が58万円です(合計所得2,350万円以下が対象)。以前は48万円でしたが、現行では58万円が基準になります。所得がこの金額を超えると確定申告が必要です。

副業の場合、給与を1か所から受けていて、給与以外の副業所得が年間20万円以下であれば、所得税の確定申告は不要です。ただし、20万円以下で所得税の申告が不要な場合でも、住民税の申告は別途必要になる点に注意してください。

学生ライバーと扶養

学生がライバーとして収入を得ている場合は、扶養の観点も確認しておきましょう。配信で得た所得が一定額を超えると、親などの扶養(税制上の扶養)から外れる可能性があります。

扶養から外れると、親の税負担が増えることがあります。また、学生本人にも確定申告や住民税申告が必要になる場合があります。金額の基準は状況によって異なるため、収入が増えてきたら早めに家族と確認しておくと安心です。

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ライバーが経費にできるもの・できないもの

配信のために直接かかった費用は経費にできます。私生活のための支出は経費にならないため、線引きを意識することが大切です。

ライバー特有の品目で、経費にできるものとできないものを対比すると次のようになります。

経費にできる例経費にできない例
配信用のスマホ・PC・タブレット私生活だけで使う私物のスマホ・PC
マイク・Webカメラ・照明・リングライト家族が使う家電・私用の機器
三脚・スタンド・キャプチャー機器配信に使わない趣味の機材
配信用の衣装・コスチューム・小道具普段着として着る私服
背景セット・装飾・グリーンバック部屋の私的なインテリア
配信アプリやライバー事務所への手数料
動画・画像の編集ソフトの利用料
通信費(配信に使う回線)家族が使う分の通信費
集客のための広告費(SNS広告など)私的なSNS利用のための課金

判断の基準は「その支出が配信という業務のために必要だったか」です。衣装や小道具でも、配信でしか使わないものは経費、普段着としても着るものは私的支出と考えます。私的な飲食や趣味の買い物は、配信のためと言いにくいため経費にはなりません。

兼用しているもの(配信にも私生活にも使うスマホや通信費など)は、業務で使った割合に応じて按分して計上します。

ライバーの経費と勘定科目の対応表

経費を帳簿に記録するときは、内容ごとに「勘定科目」に振り分けます。ライバーの主な経費は、次のような勘定科目で処理するのが一般的です。

経費の内容勘定科目
配信機材(10万円以上のPC・カメラなど)減価償却〔工具器具備品〕
配信機材(10万円未満のマイク・照明など)消耗品費
通信費(配信回線・スマホ代)通信費
衣装・小道具・背景セット消耗品費
配信アプリ・ライバー事務所への手数料支払手数料
動画・画像の編集ソフトの利用料通信費(または消耗品費)
集客のための広告費広告宣伝費

科目の分け方には多少の幅がありますが、同じ内容の支出は毎年同じ科目で処理し、一貫させることが大切です。

10万円以上の機材は減価償却

注意したいのが高額な機材です。取得価額が10万円以上の機材(高性能PC・高価なカメラなど)は、原則としてその年に全額を経費にせず、数年に分けて減価償却します。

減価償却とは、資産を使う期間(法定耐用年数)にわたって少しずつ経費にしていく処理です。10万円未満のマイクや照明などは消耗品費としてその年の経費にできますが、10万円以上のものは減価償却の対象になると覚えておきましょう。少額の減価償却資産に関する特例が使える場合もあるため、高額な機材を購入したときは処理方法を確認してください。

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ライバーの家事按分の考え方

自宅で配信していると、生活費と配信費用が混ざりがちです。プライベートと兼用している支出は、業務で使った割合に応じて按分し、その分だけを経費にします。

ライバーで家事按分の対象になりやすいのは、次のような支出です。

按分の対象合理的な基準の例
自宅家賃(配信スタジオとして使う部屋)配信に使う部屋の床面積の割合
電気代配信で使う時間・機材の使用割合
スマホ・PC(私用兼用)配信に使った時間の割合
通信費(私用兼用の回線)配信での使用割合

例えば、自宅の一室を配信スタジオとして使っている場合は、その部屋の床面積が家全体に占める割合をもとに家賃を按分する、といった考え方です。照明や機材を使う電気代は、配信に使った時間などをもとに按分します。

按分の割合に決まった数字はありません。「業務で使った割合に応じて合理的な基準で按分する」という考え方が基本です。床面積・使用時間・使用日数など、説明できる基準を自分で決め、その根拠を記録しておくと安心です。私用が中心のものを高い割合で按分すると指摘を受けやすいため、実態に合った割合にすることが大切です。

税務調査で気をつけたいポイント(ライバー)

ライバーは、収入の受け取り方が複数のアプリにまたがりやすい点が特徴です。投げ銭の換金額や各アプリの報酬の計上漏れを防ぐことが、まず意識したいポイントになります。脅すためではなく、日頃から整えておきたい実務のポイントとして押さえておきましょう。

意識しておきたいのは、次のような点です。

複数アプリの報酬・投げ銭換金額の計上漏れを防ぐ

17LIVE・Pococha・IRIAMなど複数のアプリを使っている場合は、それぞれの明細をそろえ、換金・振込の記録と突き合わせて漏れなく合算します。

衣装・私物の線引きを明確にする

配信専用の衣装や小道具は経費、私服として着るものは私的支出と分け、兼用のものは合理的に按分します。

事業か趣味かの線引き

活動実態に合った所得区分(事業所得か雑所得か)で申告します。

事務所所属の場合の手数料・報酬区分

ライバー事務所を経由している場合は、差し引かれた手数料と受け取った報酬の内訳を明細で確認し、正しく計上します。

領収書・明細の保存

機材の購入時の領収書、アプリの換金明細、手数料の記録などを保存しておきます。

配信アプリからの入金記録は残るため、収入は正確に集計することが基本です。経費は「配信のために必要だった」と説明できるものにとどめ、私的支出の混入を避けることで、後から慌てずに済みます。

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ライバーの確定申告のやり方(手順)

確定申告は、収入と経費を集計して所得を計算し、申告書を作成して提出する流れで進みます。期間は原則、翌年の2月16日から3月15日までです。

大まかな手順は次のとおりです。

  1. 各配信アプリの報酬・換金額の明細を集める:17LIVE・Pococha・IRIAM・ふわっち・TikTok LIVEなど、使っているアプリごとに換金・振込の明細を用意し、合算します。
  2. 経費を集計する:機材・通信費・衣装・手数料などの領収書を集め、勘定科目ごとに整理します。兼用のものは家事按分します。
  3. 所得を計算する:収入の合計から経費の合計を差し引いて、所得を算出します。
  4. 申告書を作成する:所得と各種控除をもとに申告書を作成します。
  5. 提出する:オンライン・郵送・窓口のいずれかで提出します。
  6. 納税する:算出された税額を、期限までに納付します。

複数のアプリから収入がある場合は、必ずすべてを合算して申告します。日々の収入と経費を記録しておくと、この集計作業が大きく楽になります。

スマホで完結させたい場合は、タックスナップのようなアプリを使う方法もあります。質問に答えていくだけで確定申告書が作成でき、そのままオンライン提出まで進められるため、PCを持っていないライバーでも取り組みやすくなっています。

青色申告と白色申告の違い

確定申告には「青色申告」と「白色申告」があります。青色申告は特別控除などの節税メリットが大きい一方、事前の届出と帳簿づけが必要です。

両者の主な違いは次のとおりです。

項目青色申告白色申告
特別控除最大65万円(55万円・10万円もあり)なし
事前の届出必要(開業届・青色申告承認申請書)不要
帳簿複式簿記など簡易な記帳

青色申告特別控除は、複式簿記で記帳し期限内に申告すると55万円、さらにe-Taxによる電子申告または電子帳簿保存を満たすと65万円になります。簡易簿記の場合は10万円です。白色申告に特別控除はありません。

青色申告をするには、事前に「開業届」と「青色申告承認申請書」を提出しておく必要があります。専業で継続的に配信し、経費もある程度かかるライバーであれば、青色申告のメリットを検討する価値があります。

スマホで確定申告するならタックスナップ

ライブ配信者は、投げ銭やサブスクリプション、広告収益、企業案件など、複数の収入源があるケースも少なくありません。また、マイクやカメラ、照明などの配信機材やソフトの利用料など、仕事に関する支出も多く、収支の管理が複雑になりがちです。

タックスナップなら、銀行口座やクレジットカードと連携して取引データを自動取得し、「丸投げ仕分け」を使えば大量の取引も短時間で自動仕分けできます。日々の経理を効率化しながら、配信活動に集中できます。

スマホで確定申告できるアプリ タックスナップ

「個人事業主・スマホ完結」に特化した確定申告アプリ

タックスナップは、日々の経費処理から確定申告書の作成・提出まで、個人事業主・フリーランスに必要な会計機能がすべてスマホで完結できるアプリです

今までの会計ソフトは「パソコン操作」や「機能の多さ」を前提としたサービスが多かった一方で、タックスナップは「個人事業主・スマホ完結」に特化し、会計知識が全くない方でも、スキマ時間だけで確定申告が終わるように設計しています。

「初めての確定申告でも迷わずに提出できた」 「他の会計ソフトから乗り換えて、圧倒的にラクになった」 といった嬉しいレビューもいただいています。

特許取得!スワイプするだけで仕分け完了

App Store確定申告アプリランキング1位を獲得

ここ数年で、タックスナップの利用者は急拡大中。

2026年の確定申告期間(2026年2月16日〜3月16日)では、大手会計ソフトのアプリも含む確定申告アプリの中で、全期間にわたってApp Storeランキング1位を獲得しました。
(参照:Sensor TowerのApp Storeランキングデータ)

他会計ソフトの約4倍の経費処理スピード

意外に時間を取られてしまうのが、日々の経費処理です。 「気づいたら何十件も経費が溜まっていた」という時でも、タックスナップならあっという間に登録が完了します。

外部機関による比較調査では、タックスナップを使うと10分間で平均518件の経費を処理できることがわかっています。 他会計ソフトと比べて約4倍、手書きの約18倍、Excelの約40倍のスピードです。

10分間あたりの平均経費処理件数は、他会計ソフトと比べて約4倍、手書きの約18倍、Excelの約40倍のスピード

出典:株式会社タックスナップ 「【比較調査】確定申告アプリ「タックスナップ」、同時間での経費処理件数が他会計ソフトと比較して約4倍を記録。」 (実査運営機関:株式会社アスマーク)

速さの秘訣は丸投げ仕分け

タックスナップの経費処理の速さの最大の理由は、「丸投げ仕分け」機能です。

銀行やカードの取引データが自動で反映されるだけでなく、それぞれの取引が経費かプライベートか、どの勘定科目が適しているのかをアプリが高精度で自動判定してくれます。

「丸投げ仕分け」機能を使えば1,000件の仕分けも最短3秒で完了するので、経費処理が驚くほど楽になります。

業界最速!税理士監修の丸投げ仕分けでは、1000件の経費処理が最短3秒

税理士監修の機能で、はじめての確定申告でも安心

「本当にこの内容で提出して大丈夫?」という不安を解消するために、税理士監修の「税務調査リスクチェック機能」があります。

あなたのデータをもとに、同じ職種の人の傾向と比べながら、税務調査が入りやすいかをアプリが診断します。

修正するべき内容も表示されるので、事前に修正し、安心して提出できます。

登録者40万人YouTuber・ヒロ税理士が監修。ぜいもう調査リスクチェック

タックスナップは、確定申告をできるだけ簡単に、かつ安心して提出できるようにサポートするアプリです。 無料トライアルも行っているので、まずはその快適さを体験してみてください。

まとめ

ライブ配信者(ライバー)は、投げ銭・時間報酬・イベント報酬などを換金した金額が収入になり、専業なら所得58万円超、副業なら副業所得20万円超で確定申告が必要です。事務所所属でも業務委託なら事業所得または雑所得として申告します。

配信機材・通信費・衣装・手数料などは経費にでき、10万円以上の機材は減価償却で処理します。自宅スタジオの家賃や兼用のスマホ・通信費は、業務で使った割合に応じて合理的に按分しましょう。複数アプリの収入は必ず合算し、明細と領収書を保存しておくことが、正確な申告につながります。

よくある質問

Q. 投げ銭(ギフト)は確定申告の対象になりますか?

はい、対象になります。視聴者から受け取ったギフトやコインを換金した金額は収入にあたります。専業なら所得58万円超、副業なら副業所得20万円超で確定申告が必要です。

Q. ライバー事務所に所属していれば、申告はしなくてよいですか?

いいえ、原則として自分で確定申告が必要です。事務所所属でも雇用(給与)ではなく業務委託であることが多く、その場合は事業所得または雑所得として自分で申告します。手数料が差し引かれている場合は、その内訳も明細で確認しましょう。

Q. 副業で20万円以下なら、何もしなくてよいですか?

いいえ、住民税の申告は必要です。給与所得者で副業所得が20万円以下なら所得税の確定申告は不要ですが、住民税の申告は別途必要になります。

Q. 配信用の衣装は経費になりますか?

配信専用の衣装や小道具であれば経費にできます。一方、普段着としても着る私服は私的支出とみなされ、経費にはなりません。配信でしか使わないものかどうかで判断します。

Q. 高価な配信用PCを買いました。全額その年の経費にできますか?

取得価額が10万円以上の場合は、原則としてその年に全額を経費にはできません。数年に分けて減価償却します。10万円未満のマイクや照明などは消耗品費としてその年の経費にできます。

Q. 複数のアプリで配信しています。どうやって集計しますか?

各アプリの換金・振込の明細をそれぞれ用意し、すべて合算します。計上漏れを防ぐため、換金明細と実際の入金記録を突き合わせて確認しましょう。タックスナップのようなスマホアプリを使うと、集計から申告書作成・オンライン提出までまとめて進められます。

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