体調管理は個人事業主にとって“自己投資”ですが、医療費そのものを事業経費にできるケースはごく限られています。そこで活用したいのが所得控除の一つ「医療費控除」。10万円を超える医療費を支払った年は、正しく申告するだけで数万円単位の節税が可能です。本記事では、控除を受けるためのチェックリストと計算方法、医療費を経費計上できる特殊ケース、そしてクラウド会計アプリタックスナップでの手続き短縮術をまとめました。
タックスナップは、フリーランスや個人事業主に特化したクラウド型会計ソフトで、”カンタン”・”安心”に特化したスマホだけで経理から確定申告まで完結できるアプリです。特徴的なスワイプ仕分けは、従来と比較し手間を1/10以下に削減することができ、丸投げ仕分けは1,000件を10秒程度で仕分けする画期的な機能です。また安心を担保するために、税理士監修の税務調査リスクチェック機能も搭載。さらに、他の会計ソフトからのデータ移行もスムーズに行え、経理業務を効率的にサポートします。
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【所属】
税理士法人Five Starパートナーズ 代表税理士
【経歴】
大阪府豊中市出身。関西学院大学経済学部卒業後、中原会計事務所に入所。2001年に税理士試験全科目合格。その後、新日本アーンスト・アンド・ヤング税理士法人で国際税務業務に従事。2005年にヒロ☆総合会計事務所を設立し、2022年に税理士法人Five Starパートナーズへ組織変更。また、YouTubeチャンネル「税理士YouTuberチャンネル!!」を運営し、税務や経営に関する情報を発信している。
保有資格: 税理士
※詳細やご自身の状況に応じた適切な対応については、税理士等の専門家にご相談ください。
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個人事業主が確定申告で医療費控除を受ける方法
まずは医療費控除を受けられるかチェック
医療費控除の対象となるのは、①納税者本人または同一生計の配偶者や親族のために支払った医療費であり、②その年1月1日から12月31日までに実際に支払った金額であることが大前提です。家族カードで支払った場合も「実際の負担者」がポイントになるため、名義ではなく実質負担で判定しましょう。
医療費控除の対象となる費用かどうかチェック
医師・歯科医師による診療費、治療目的の医薬品購入費、通院のための公共交通機関の運賃は対象ですが、美容目的の施術や健康診断(疾病が見つからなかった場合)は対象外。入院中の食事代は「標準負担額」相当のみが認められるなど、細かい線引きがあるので領収書の内訳を確認してください。
医療費控除額を計算する
控除額 = (支払った医療費総額 - 保険金等で補填された額) - 10万円
※総所得金額200万円未満の場合は 総所得の5% が差し引かれる額の上限。
差し引き後の金額が0円以下になると控除は受けられません。控除限度額は200万円です。
医療費控除額の計算方法
たとえば年間所得500万円のフリーランスが、家族の医療費を合計30万円支払い、保険金で5万円戻った場合:
(30万円 − 5万円) − 10万円 = 15万円 が所得控除となります。
確定申告書を作成する
「医療費控除の明細書」に領収書から転記し、確定申告書B第一表・第二表に控除額を記入。e-Tax利用なら領収書の提出は不要ですが、5年間の保存義務があります。タックスナップなら領収書をスマホ撮影→OCR読取で明細書に自動転記できるため、大幅に手間を削減できます。

医療費を経費計上することは原則できない
個人事業主の医療費は「家事費」に該当し、事業所得の計算上は必要経費にできません。これは自宅兼オフィスであっても同様で、家賃や光熱費の家事按分とは別の扱いになります。
個人事業主が従業員を雇用している場合は経費計上が可能
従業員の健康診断費用や業務中の負傷・疾病に伴う治療費を事業主が負担した場合、それは福利厚生費または労務費として経費計上できます。ポイントは「従業員のため」であり、自身の健康診断費用を含めることはできません。
医療費控除が認められる場合はある
自分の医療費を経費にするのではなく、医療費控除で個人の所得税を減らすのが正攻法です。治療目的の歯列矯正や不妊治療など高額になりやすい費用は、見落とさず控除を申請しましょう。
よくある間違いと注意点
医療費控除は「支払った年」に申告する点を忘れがちで、領収書の取り漏れや年度跨ぎの計上ミスが多発します。また、保険金や高額療養費制度で補填された金額を差し引かずに申告すると、後日修正を求められるケースも。控除の対象外となる美容整形費用を含めてしまう例も典型的な誤りです。まずは領収書を月ごとに整理し、補填金額との対応関係をメモしておくと後の集計がスムーズです。

タックスナップで確定申告を簡単にする方法
タックスナップは、フリーランスや個人事業主のために開発された画期的なクラウド型会計ソフトです。スマートフォンだけで経理や確定申告をスムーズに完結させることができ、ユーザーの利便性と安心を両立した設計が特長です。
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丸投げ仕分け & スワイプ機能
タックスナップの「スワイプ仕分け」機能は、金融機関と連携していれば、スマホで経費や売上を右、プライベートを左にスワイプするだけで、手間なく直感的に仕分けが完了します。また、「丸投げ仕分け」機能は、スワイプ操作すら省略したい方に最適で、すべての仕分けをタックスナップ側が自動で処理。1,000件の仕分けも約10秒で完了するため、驚くほど効率的に仕分けが行えます。
税理士監修の税務調査リスクチェック
確定申告の際に多くの方が不安を感じるのが税務調査ですが、タックスナップでは税理士監修の「税務調査リスクチェック」機能を搭載。申告内容をシステムがチェックし、リスクのある項目をユーザーに知らせてくれるため、税務調査への対策がしやすくなり、安心して確定申告を完了できます。
他会計ソフトからのスムーズな乗り換え
既に他の会計ソフトを利用している場合も、タックスナップへの移行は非常に簡単です。データのインポート機能が備わっており、過去のデータもシームレスに引き継げるので、乗り換えの手間をかけずにスムーズに使用を開始できます。
スマホで提出まで完結
経理業務の全てがスマホで完結します。確定申告の書類作成から提出まで、スマホでの操作で簡単に進められ、時間と手間を大幅に削減します。
レシート読み取り機能で経費管理が簡単
レシートを手作業で入力する手間を省くため、タックスナップは高精度の「レシート読み取り」機能を搭載。スマホのカメラでレシートを撮影するだけで、瞬時に必要な情報を読み取り、データを自動で整理して仕訳に反映させます。これにより、経費入力のミスを減らし、時間を節約できます。
タックスナップは、シンプルで使いやすく豊富な機能で、フリーランスや個人事業主の経理の手間を劇的に軽減します。今すぐタックスナップを使い始めて、経理業務をもっとスマートにしましょう。
まとめ
個人事業主の医療費は原則経費にはできないものの、医療費控除として申告すれば所得税を軽減できます。控除額は「実質負担額から10万円(または所得の5%)」を差し引いた金額。領収書の保管と補填額の差し引きミスに注意しつつ、タックスナップでデータ化・自動計算すれば、時間も手間も大幅に削減できます。医療費が高額になった年こそ、申告準備を早めに始めましょう。
タックスナップは、簡単さと安心感を兼ね備え、フリーランスや個人事業主の経理・確定申告をサポートする強力な会計ツールです。スワイプで手軽に取引を仕分けし、自動仕分けで更に効率を追求。税務調査リスクチェックで安心感を高め、スマホ一台で提出まで完結できる便利さで、経理のストレスを大幅に軽減します。他会計ソフトからの乗り換えも簡単なので、今すぐ試してみる価値があります。
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よくある質問
医療費控除で必要な書類とは?
- 医療費控除の明細書
- 医療費通知(健康保険組合が発行)または領収書
- 保険金給付を示す書類(給付決定通知書など)
- 確定申告書B第一表・第二表

経費となる医療費の勘定科目は?
自分や家族の医療費は経費計上できないため勘定科目は不要。従業員の定期健康診断費用を計上する場合は「福利厚生費」または「法定福利費」とします。
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