2023年10月のインボイス制度開始で、売上1,000万円超の課税事業者はもちろん、免税事業者だった人も取引先の要請で登録を選択するケースが増えました。登録を済ませたら次に気になるのが「いつ、どうやって消費税を申告・納付するのか」という実務。この記事では個人事業主の消費税申告期限と具体的な手順、申告すべき税額の計算方法、万が一期限に遅れた場合のダメージを最小限に抑える対処法まで丁寧に解説します。
タックスナップは、フリーランスや個人事業主に特化したクラウド型会計ソフトで、”カンタン”・”安心”に特化したスマホだけで経理から確定申告まで完結できるアプリです。特徴的なスワイプ仕分けは、従来と比較し手間を1/10以下に削減することができ、丸投げ仕分けは1,000件を10秒程度で仕分けする画期的な機能です。また安心を担保するために、税理士監修の税務調査リスクチェック機能も搭載。さらに、他の会計ソフトからのデータ移行もスムーズに行え、経理業務を効率的にサポートします。
今なら2週間無料で始められるチャンス!

【所属】
税理士法人Five Starパートナーズ 代表税理士
【経歴】
大阪府豊中市出身。関西学院大学経済学部卒業後、中原会計事務所に入所。2001年に税理士試験全科目合格。その後、新日本アーンスト・アンド・ヤング税理士法人で国際税務業務に従事。2005年にヒロ☆総合会計事務所を設立し、2022年に税理士法人Five Starパートナーズへ組織変更。また、YouTubeチャンネル「税理士YouTuberチャンネル!!」を運営し、税務や経営に関する情報を発信している。
保有資格: 税理士
※詳細やご自身の状況に応じた適切な対応については、税理士等の専門家にご相談ください。
確定申告でカンタンと安心を両立した3つの魅力

個人事業主の消費税申告期限は課税期間の翌年の3月31日まで
個人の課税期間は原則として暦年(1月1日〜12月31日)です。したがって、2025年分の消費税申告書は翌年2026年3月31日が提出・納付の期限となります。所得税と違い延長措置は基本的に設けられていないため、3月15日の所得税より“2週間長いだけ”と覚えて、計画的に準備することが重要です。なお、簡易課税を採用せず預り消費税が多額になるような事業者は、中間申告・納付が必要になる場合もあるため注意が必要です。
個人事業主の消費税申告のやり方とは?
最初のステップは、国税庁ウェブサイトのe-Taxソフトまたは市販・クラウドの会計ソフトで「消費税及び地方消費税申告書(第一表・第二表など)」を用意することから始まります。帳簿を年度で締め、売上に係る消費税額と仕入控除税額を集計して申告書に転記すれば、税額計算はほぼ完了です。
消費税申告書を用意する
e-Taxの場合はメニューから「消費税申告書作成」を選択し、課税期間、簡易課税の有無、税込・税抜経理方式など基本情報を入力。タックスナップの利用者は帳簿情報を自動で連携できるため、申告書作成の手間が数分で済みます。
申告に必要な書類を準備する
帳簿と領収書・請求書(適格請求書を含む)のほか、課税売上割合が95%未満の場合は区分記載が必須になります。仕入控除税額を正しく計算するため、経費や資産の取得区分を年内に整理しておくと申告時に慌てません。
消費税申告の必要書類とは
- 消費税・地方消費税申告書(第一表・第二表)
- 簡易課税選択届出書の控え(簡易課税適用者のみ)
- 課税売上・課税仕入れを証明する帳簿および請求書等
申告すべき消費税の計算方法とは?
帳簿の付け方で「税込経理方式」か「税抜経理方式」かを選択すると、課税売上・課税仕入の計算ステップが変わります。
税込経理方式
売上や経費を消費税込みの総額で記帳し、決算時に消費税相当額を抜き出して税額を算定する方法です。毎月の仕訳がシンプルで、日々のキャッシュフロー把握を重視する事業者に向いています。一方、決算時に税額を仕分ける負荷が大きめなので、会計ソフトで自動振替を設定しておくと安心です。
税抜経理方式
日々の仕訳から税抜金額で記帳し、消費税相当額を別勘定で管理する方法です。申告書の金額と帳簿残高が一致しやすく、期末の調整仕訳が少なく済みますが、税込みの請求書を一見で売上高として把握しにくい欠点があります。

消費税申告の期限を過ぎた場合のペナルティ
期限後申告になると、本来の税額に加えて「無申告加算税」(最長15%)と「延滞税」(納期限の翌日から2カ月間は年7.3%相当、以降は年14.6%相当)が課されます。延納制度はないため、一括納付が難しい場合は早めに税務署へ相談し、分納の申請を行うことで延滞税の増加を抑えられます。
申告の期限が過ぎた場合の対処法
まずは可能な限り早く申告書を提出し、納付できる分を先に入金しましょう。追って不足額を納める「延納」の分割計画を立て、税務署に説明すれば誠意を示せます。無申告加算税は期限後2週間以内の自主申告で5%まで軽減される可能性があるため、放置は厳禁です。

よくある間違いと注意点
課税・非課税取引を取り違えて売上を過少申告したり、税込経理なのに税抜経理のつもりで仕入控除を二重計上してしまう例が目立ちます。また、簡易課税を選択したのに「課税売上高が5,000万円を超えたため適用外になる年度」を失念し、そのまま簡易課税で申告してしまうケースも要注意です。消費税は所得税のような年末調整がないため、決算前のチェックが最終防衛線になります。
タックスナップで確定申告を簡単にする方法
タックスナップは、フリーランスや個人事業主のために開発された画期的なクラウド型会計ソフトです。スマートフォンだけで経理や確定申告をスムーズに完結させることができ、ユーザーの利便性と安心を両立した設計が特長です。
今なら2週間無料で始められるチャンス!
丸投げ仕分け & スワイプ機能
タックスナップの「スワイプ仕分け」機能は、金融機関と連携していれば、スマホで経費や売上を右、プライベートを左にスワイプするだけで、手間なく直感的に仕分けが完了します。また、「丸投げ仕分け」機能は、スワイプ操作すら省略したい方に最適で、すべての仕分けをタックスナップ側が自動で処理。1,000件の仕分けも約10秒で完了するため、驚くほど効率的に仕分けが行えます。
税理士監修の税務調査リスクチェック
確定申告の際に多くの方が不安を感じるのが税務調査ですが、タックスナップでは税理士監修の「税務調査リスクチェック」機能を搭載。申告内容をシステムがチェックし、リスクのある項目をユーザーに知らせてくれるため、税務調査への対策がしやすくなり、安心して確定申告を完了できます。
他会計ソフトからのスムーズな乗り換え
既に他の会計ソフトを利用している場合も、タックスナップへの移行は非常に簡単です。データのインポート機能が備わっており、過去のデータもシームレスに引き継げるので、乗り換えの手間をかけずにスムーズに使用を開始できます。
スマホで提出まで完結
経理業務の全てがスマホで完結します。確定申告の書類作成から提出まで、スマホでの操作で簡単に進められ、時間と手間を大幅に削減します。
レシート読み取り機能で経費管理が簡単
レシートを手作業で入力する手間を省くため、タックスナップは高精度の「レシート読み取り」機能を搭載。スマホのカメラでレシートを撮影するだけで、瞬時に必要な情報を読み取り、データを自動で整理して仕訳に反映させます。これにより、経費入力のミスを減らし、時間を節約できます。
タックスナップは、シンプルで使いやすく豊富な機能で、フリーランスや個人事業主の経理の手間を劇的に軽減します。今すぐタックスナップを使い始めて、経理業務をもっとスマートにしましょう。
まとめ
消費税の申告期限は翌年3月31日。税込・税抜の経理方式に合わせて帳簿を整理し、適切な税額を計算することが納税コスト削減の第一歩です。期限を過ぎると加算税・延滞税が重くのしかかるため、タックスナップの自動化機能を活用して早めの準備を進めましょう。
タックスナップは、簡単さと安心感を兼ね備え、フリーランスや個人事業主の経理・確定申告をサポートする強力な会計ツールです。スワイプで手軽に取引を仕分けし、自動仕分けで更に効率を追求。税務調査リスクチェックで安心感を高め、スマホ一台で提出まで完結できる便利さで、経理のストレスを大幅に軽減します。他会計ソフトからの乗り換えも簡単なので、今すぐ試してみる価値があります。
今なら2週間無料で始められるチャンス!
よくある質問
消費税申告書の作成方法とは?
e-Taxソフトまたは会計ソフトで帳簿データを取り込み、第一表・第二表を自動作成するのが最も効率的です。手書きを選ぶ場合でも、国税庁サイトの計算シートを使えば税額算定のミスを減らせます。
消費税に還付申告はある?
課税売上より課税仕入が多い場合は還付申告が可能です。輸出業や高額設備投資を行った年度に発生しやすく、還付申告の提出期限も3月31日である点は通常申告と同じです。

確定申告でカンタンと安心を両立した3つの魅力
