【2026年最新】翻訳者・通訳におすすめの確定申告アプリ(会計ソフト)4選|タックスナップ・freee・マネーフォワード・やよい

翻訳会社や通訳エージェンシーから案件を受け、海外のクライアントとも直接取引する。翻訳者・通訳の確定申告アプリ(会計ソフト)選びは、源泉徴収された報酬の記帳に加えて、インボイス登録後の消費税の申告まで同じアプリで終えられるかで決まります。

取引先の多くが事業者であるこの仕事は、インボイス登録を求められやすく、登録すれば所得税とは別に消費税の申告が必要になります。この記事では、源泉徴収・インボイス・海外クライアントの外貨報酬という翻訳者ならではの論点から、おすすめの4本を比較します。

この記事のポイント

  • 副業なら給与以外の所得が20万円、本業なら基礎控除(令和8年分は合計所得489万円以下で104万円)を超えると確定申告が必要
  • 翻訳・通訳の報酬は源泉徴収の対象なので、申告すれば引かれすぎた税金が戻る人が多い
  • インボイスに登録すると消費税の申告が必要になり、個人は令和8年分まで売上税額の2割を納める2割特例を使える
  • 海外クライアントからの外貨報酬は、原則として取引日の為替レート(TTM)で円に換算して記帳する
  • 迷ったら、インボイス登録後の消費税までスマホで終えたいならタックスナップ、法人化まで見据えるならfreee、複数の口座をまとめて管理するならマネーフォワード、パソコンでじっくりならやよいの青色申告
目次

翻訳者・通訳に確定申告アプリは必要?

フリーランスや業務委託で報酬を受け取っているなら、あなたは個人事業主で、確定申告は自分の仕事です。そのうえで、源泉徴収、海外取引、インボイスが重なる翻訳者・通訳は、手書きやExcelより確定申告アプリのほうが集計の手間とミスを大きく減らせます。

副業は20万円・本業は基礎控除が申告ライン

判定に使うのは報酬の総額ではなく、報酬から経費を引いた「所得」です。会社勤めをしながら副業で翻訳しているのか、翻訳・通訳が本業なのかで基準が変わります。

スクロールできます
働き方確定申告が必要になる目安
会社員をしながら副業で翻訳・通訳給与以外の所得の合計が20万円を超えたとき
翻訳・通訳が本業(給与なし)所得が基礎控除などの所得控除の合計を超えたとき(基礎控除は令和8年分で合計所得489万円以下なら104万円)
源泉徴収された報酬がある義務がなくても、申告すれば税金が戻る可能性が高い

副業の所得が20万円以下で確定申告をしない場合も、住民税の申告は別に必要です。判定の詳しい考え方はこちらの記事で解説しています。

あわせて読みたい
【2026年最新版】翻訳者・通訳の確定申告は必要?いくらから・経費・やり方を解説 この記事のポイント 翻訳料・通訳料は事業所得または雑所得として自分で申告 専業は所得58万円超・副業は副業所得20万円超が申告ライン 源泉徴収された原稿料や翻訳料は...

報酬から引かれた税金は申告すれば戻ることが多い

翻訳・通訳の報酬は、支払う会社が所得税を先に差し引く源泉徴収の対象です(国税庁 所得税基本通達204-6)。税率は10.21%(同じ人への1回の支払いが100万円を超える部分は20.42%)で、経費を引く前の報酬にかかるので、納めすぎになりやすい仕組みです。

たとえば報酬が年100万円で102,100円が源泉徴収され、経費が30万円、ほかに収入がない場合。所得は70万円で基礎控除104万円を下回るため所得税はかからず、申告すれば102,100円が全額戻ります。なお、手話通訳の報酬は源泉徴収の対象外です。

あわせて読みたい
青色申告で源泉徴収された報酬を正しく処理する方法 ~個人事業主の会計処理と注意点を徹底解説~ フリーランスや個人事業主として青色申告を行う場合、取引先から支払われる報酬や広告料などに源泉徴収がかかることがあります。実際には受取額から所得税が差し引かれ...

手書きやExcelと比べてどれくらいラクになる?

翻訳者・通訳の帳簿は、取引先ごとの報酬と源泉徴収税額、海外からの外貨入金、翻訳ツールのサブスクや現場への交通費と、意外と種類が多くなります。確定申告アプリなら、口座やカードを連携するだけで入金や支払いが自動で取り込まれ、勘定科目の判定から申告書の作成まで進められます。

支払調書が届くのを待たずに、入金のたびに源泉徴収税額を記録しておけば、申告書にはその合計が反映されます。Excelで取引先ごとの表を作り、最後に支払調書と突き合わせる必要はありません。

青色申告65万円控除はアプリで取れる?

取れます。青色申告65万円控除には複式簿記の帳簿が必要ですが、確定申告アプリなら取引を入力するだけで自動で出来上がります。e-Taxで提出すれば控除額は55万円ではなく65万円になり、そこまでアプリだけで完結できます。

税理士に頼むのとどちらがいい?

取引先が数社で、経費もツール代や通信費が中心の翻訳者・通訳なら、費用の面では確定申告アプリが有利です。相場を比べてみます。

スクロールできます
依頼方法費用の目安(年間)
税理士に記帳から丸ごと依頼10〜20万円
税理士に申告書作成だけスポット依頼5〜10万円
確定申告アプリ1〜3万円台

アプリなら年1〜3万円台で利用料は経費にできる

確定申告アプリの利用料は年間1〜3万円台で、全額をその年の経費にできます。翻訳支援ツールや辞書サービスと並んで、仕事の道具代と考えれば十分に元が取れる金額です。

税理士に頼んだほうがいいのはこんな場合

海外取引が売上の大半を占めて消費税の判定が複雑、何年分もの無申告を解消したい、法人化を考えている、税務調査の通知が来たという場合は、税理士に相談する価値があります。海外在住のまま日本の案件を受けている場合も、居住者かどうかで考え方が変わるので専門家の領域です。

\ AppStoreの確定申告アプリで1位 /

翻訳者・通訳が確定申告アプリを選ぶ4つの基準

翻訳者・通訳のアプリ選びは、①インボイス登録後の消費税の申告まで同じアプリでできるか、②取引ごとに源泉徴収税額を記録して申告書に反映できるか、③翻訳ツールのサブスクや現場の交通費を取りこぼさず拾えるか、④海外取引など迷う論点を相談できる窓口があるか、の4つで決まります。どれも「取引先の多くが事業者で、報酬は源泉徴収され、海外とも取引する」というこの仕事の構造から来る基準です。

翻訳者・通訳が確定申告アプリを選ぶ4つの基準を吹き出しの対話形式で示した図解。①翻訳会社にインボイス登録を求められた→消費税の申告まで同じアプリで、②報酬から税金が引かれている→取引ごとに源泉徴収税額を記録、③ツール代や交通費が細かい→明細とレシートを自動で拾う、④海外取引の扱いが不安→相談できる窓口

インボイス登録後の消費税の申告まで同じアプリでできるか

翻訳会社や通訳エージェンシーは、支払った消費税を控除するために取引先のインボイス登録を求めることがあります。登録すれば毎年、所得税とは別に消費税の申告が必要になるので、同じアプリ・同じ帳簿から消費税の申告書まで作れるかが最初の基準です。利用するプランで消費税申告や2割特例に対応しているかも、先に確認しておきましょう。

取引ごとに源泉徴収税額を記録して申告書に反映できるか

口座に振り込まれるのは、源泉徴収されたあとの金額です。入金ごとに引かれた税額を記録でき、申告書を作るときにその合計が反映されるかを確認しましょう。支払調書は法律上、支払う側に本人への交付義務がないため、届かないこともあるからです。

翻訳ツールのサブスクや現場の交通費を取りこぼさず拾えるか

翻訳支援ツールや機械翻訳の有料プラン、オンライン辞書は毎月カードで引き落とされ、通訳なら現場への交通費や宿泊費も発生します。カード明細が自動で取り込まれ、外貨建てのサブスクも含めて仕事用とプライベートを素早く仕分けられるか、移動中にレシートを撮って片づけられるかを見ておきましょう。

海外取引など迷う論点を相談できる窓口があるか

海外クライアントの報酬をいくらで円換算するか、海外向けの翻訳に消費税はかかるか、語学の研修費は経費になるか。翻訳者・通訳には、検索しても答えが割れる論点があります。チャットやLINEで質問できる窓口があると、申告の直前で手が止まることを防げます。

アプリ選びでよくある失敗

よくある失敗は次の3つです。どれも「消費税と源泉徴収まで含めて続けられるか」を基準に選べば避けられます。

  • 振込額をそのまま売上にして、源泉徴収された税額を申告に入れていない
  • 支払調書が届かず、年間いくら引かれたか分からない
  • インボイスに登録したのに、消費税の申告期限(3月31日)を知らずに過ぎてしまう

翻訳者・通訳におすすめの確定申告アプリ4選

インボイス登録後の消費税までスマホで終えたいならタックスナップ、法人化まで見据えるならfreee、複数の口座やカードをまとめて管理するならマネーフォワード、パソコンでじっくり進めるならやよいの青色申告が有力です。まずは最安プラン同士の比較表で全体像をつかんでください。

スクロールできます
アプリ名スマホ完結度レシート撮影上限(最安プラン)カード・口座連携の自動仕訳月額(最安・年払い・税抜)
タックスナップ◎ 提出まで完結無制限◎ 連携明細をAIが自動仕訳・スワイプで確認するだけ980円・無料トライアルあり
freee○月5枚○ 自動で経理980円・無料お試しあり
マネーフォワード○月15件(超過は上位プランへ)◎ 連携できる金融サービスが豊富900円・無料トライアルあり
やよいの青色申告△ パソコン前提対応(上限の公表なし)○ スマート取引取込初年度無料あり

消費税の申告にどのプランから対応しているかは各社で異なるため、インボイス登録予定の人は申し込む前に公式サイトで確認してください。

インボイス登録後の消費税までスマホで終えたいならタックスナップ

タックスナップはスマホ完結に特化した確定申告アプリで、翻訳会社からインボイス登録を求められやすい翻訳者・通訳に向いています。最安のカンタンプランから消費税の申告(2割特例を含む)に対応しているので、所得税と同じアプリの中で、消費税の申告まで終えられます。

おすすめポイント

  • 消費税の申告(インボイスの2割特例を含む)に対応=翻訳会社に求められて登録しても、所得税と同じアプリで消費税の申告まで済む
  • 入金ごとに取引の詳細画面で源泉徴収税額を登録しておけば、申告書の作成時にその合計を取り込める=支払調書が届かない取引先があっても、引かれた税金を取りこぼさない
  • 連携したカードの明細は、特許を取得した「スワイプ仕分け」(右=経費・左=プライベート)で1件ずつ切り分け=翻訳ツールや辞書のサブスクも、納品の合間に片づけられる(出典)
  • スワイプと丸投げ仕分け(1,000件最短3秒・安心プラン以上)で、複式簿記の知識ゼロでも青色申告65万円控除に必要な帳簿と書類を作れる(白色申告の収支内訳書にも対応)
  • マイナンバーカードがあれば、申告書の作成からe-Taxでの提出(電子申告)まですべてスマホだけで完結=出張先や移動中でも申告できる
  • 通訳現場への交通費や宿泊費のレシートはカメラで撮るだけ(読み取り枚数無制限・カンタンプラン以上)。「これは経費になる?」と迷ったら「みんなはどうしてる」機能で同じ職種の判断を確認できる
  • 職種に合わせた職種特化モードで、税理士監修のAIが9割以上の精度で勘定科目を自動判定(出典)。自宅の仕事部屋の家賃や通信費の家事按分にも対応
  • 最安のカンタンプランは年払いで月980円(税抜・年額11,760円)。2026年確定申告期間の全29日間、App Storeランキング確定申告アプリ内1位(Sensor Tower)で、無料トライアルから始められる
  • 24時間のAIチャットに加え、LINEで専門スタッフに相談できる(カンタンプラン以上)=海外取引や源泉徴収の入力で迷ったときも、納品後の夜に聞ける
  • 登録者40万人超の税理士YouTuber・ヒロ税理士が監修した税務調査リスクチェックと、追徴課税時に利用料を全額返金する保証(安心プラン)

こんな人に向いている

  • 翻訳会社からインボイス登録を求められた、または登録済み
  • 報酬から源泉徴収されていて、確実に還付を受けたい
  • パソコンは翻訳作業に使い、経理はスマホで済ませたい
  • 通訳で現場を飛び回っていて、移動中に片づけたい

法人化まで見据えるならfreee

freeeは○×の質問に答える形式で申告書を作れる、初心者向けの設計が特徴の会計ソフトです。翻訳会社を立ち上げたり、他の翻訳者に外注したりと、事業として大きくしたい人に向いています。

おすすめポイント

  • ○×の質問に答えるだけで確定申告書を作成できる
  • 請求書の発行や外注先への支払管理までシリーズでそろう
  • 法人化したあとも法人向けfreee会計にデータを引き継げる

こんな人に向いている

  • 将来は法人化して翻訳会社を立ち上げたい
  • 他の翻訳者への外注が増えてきた

複数の口座やカードをまとめて管理したいならマネーフォワード

マネーフォワード クラウド確定申告は、連携できる金融機関の多さが強みです。国内の振込口座、カード、電子マネーなど、お金の出入り口が多い人に向いています。

おすすめポイント

  • 連携できる銀行・カード・電子マネーなど金融関連サービスが豊富
  • 家計簿アプリ「マネーフォワード ME」と組み合わせて家計と事業をまとめて把握できる
  • レポート機能で月ごとの収支を見える化できる

こんな人に向いている

  • 振込口座やカードを複数使い分けている
  • 会社員の給与と副業の翻訳報酬をまとめて管理したい

パソコンでじっくり進めたいならやよいの青色申告

やよいの青色申告 オンラインは、会計ソフトの老舗・弥生のクラウド版です。普段からパソコンで翻訳作業をしていて、帳簿も大きな画面で確認したい人に向いています。

おすすめポイント

  • セルフプランは初年度無料で始められる
  • 画面の大きいパソコンで決算書までじっくり作り込める
  • 老舗ならではのサポート体制(プランにより電話・チャット)

こんな人に向いている

  • 翻訳も経理もパソコンでまとめて進めたい
  • まず無料で1年試したい

\ AppStoreの確定申告アプリで1位 /

翻訳者・通訳の確定申告で注意したいポイント

この仕事の申告でつまずきやすいのは、源泉徴収された報酬の記帳・海外クライアントの外貨報酬・インボイスと消費税・経費の線引き・自宅作業の5つです。順に整理します。

売上は源泉徴収される前の報酬額で記帳する

帳簿に書く売上は、口座に振り込まれた金額ではなく、源泉徴収される前の報酬額です。報酬10万円から10,210円が源泉徴収され、振込が89,790円だったなら、売上は10万円、引かれた10,210円は「源泉徴収税額」として申告書に記入し、納める税金から差し引きます。

売上は振込額でなく報酬額で記帳することを示した図解。報酬10万円から源泉徴収税額10,210円(10.21%)が引かれて振込額は89,790円になるが、帳簿の売上は報酬額の10万円。源泉徴収税額は申告書に記入して納める税金から差し引く(引かれすぎなら還付)

支払調書は取引先に本人への交付義務がないため、届かないこともあります。その場合も、請求書と入金額から引かれた税額は分かるので、入金のたびに源泉徴収税額を記録しておけば申告できます。源泉徴収されていない案件が混ざっていても、その分は振込額をそのまま売上にすれば問題ありません。

海外クライアントの外貨報酬は円に換算して記帳する

外貨で受け取った報酬は、原則として取引日の電信売買相場の仲値(TTM)で円に換算して売上にします(国税庁 所得税基本通達57の3-2)。海外のクライアントからの報酬は日本の源泉徴収されずに満額で届くので、納税分は自分で取り分けておく必要があります。

海外送金や決済サービスで差し引かれた手数料は、支払手数料として経費にできます。換算に使ったレートは、採用した日付とともにメモしておき、毎年同じルールで続けましょう。

インボイスに登録するかは取引先と売上で決める

売上が1,000万円以下なら消費税を納めない免税事業者のままでも構いませんが、インボイスに登録すると売上に関係なく消費税の申告と納税が必要になります。翻訳会社など取引先が事業者中心で、相手から登録を求められているなら、報酬への影響も含めて相談したうえで登録を検討しましょう。

インボイスに登録するかの判断。取引先が翻訳会社など事業者中心か、登録を求められているかで分岐し、登録するなら消費税の申告が必要で個人は令和8年分まで2割特例、令和9年分・10年分は3割特例、登録しないなら売上1,000万円以下は免税事業者のままでよいことを示した図解

登録した場合、個人は令和8年分まで売上税額の2割だけを納める2割特例を使えます。たとえば税抜の報酬が年300万円なら、売上税額30万円の2割で納税額は6万円です。令和8年度の税制改正で、個人事業者は令和9年分・10年分に売上税額の3割を納める3割特例も設けられました。消費税の申告期限は所得税と別で3月31日なので注意してください。

海外の企業など非居住者に向けた翻訳は、原則として消費税が免除される輸出免税の対象になります。ただし、国内での通訳のように国内で直接便益を受けるものは対象外になり得るので、海外取引が多い人は税務署や税理士に確認すると安心です。

翻訳者・通訳の経費と勘定科目

翻訳者・通訳の主な経費は次のとおりです。科目に絶対の正解はないので、一度決めたら毎年同じ科目で続けてください。

スクロールできます
勘定科目具体例
通信費翻訳支援ツール・機械翻訳・オンライン辞書のサブスク、ネット回線・スマホ代(事業利用分)
新聞図書費辞書・専門書・業界誌・海外ニュースの有料購読
研修費翻訳・通訳の講座、専門分野のセミナー、資格試験の受験料
旅費交通費通訳現場への交通費・宿泊費、打ち合わせの交通費
支払手数料海外送金・決済サービスの手数料、振込手数料
外注工賃チェッカー・他の翻訳者への再委託
消耗品費10万円未満のモニター・ヘッドセット・キーボード

専門分野の知識を補うための資料や講座は経費になりますが、趣味と区別できない語学留学や旅行は経費にしにくいので注意しましょう。通訳のためのスーツなど普段も着られる服は、原則として経費になりません。

自宅の仕事部屋とパソコンの扱い

自宅で翻訳しているなら、家賃・電気代・通信費のうち事業で使う分を、床面積や作業時間の割合で按分して経費にできます。「仕事部屋は全体の4分の1だから家賃の25%」のように根拠を決めて、間取り図や作業日のメモを残しておきましょう。

パソコンや大型モニターなど10万円以上のものは、原則として耐用年数(パソコンは4年)にわたって減価償却します。ただし青色申告なら、2026年4月1日以後に取得した40万円未満のもの(それより前の取得は30万円未満)を、年間合計300万円までその年に全額経費にできます(少額減価償却資産の特例)。

納期の合間に確定申告を終わらせる方法

コツは、申告期にまとめてやろうとせず、納品と入金のリズムに組み込むことです。入金があったら請求書と突き合わせて源泉徴収税額を記録する。海外からの報酬はその日のレートで円にしておく。通訳現場のレシートは帰り道で撮る。これだけで、申告期には確認して提出するだけになります。

無料トライアルで口座とカードを連携してみて、報酬の入金やツールの引き落としが自動で取り込まれるかを試してから決めるのが失敗しない選び方です。なお、自動連携やAIの仕訳結果をそのまま提出せず、最後にひととおり見直すのはどのアプリでも共通の基本です。

タックスナップは、源泉徴収された報酬の記録から、インボイス登録後の消費税の申告までをスマホで終えられる設計です。納期と納期の間のスキマ時間だけで、申告の準備が回ります。

スマホで確定申告できるアプリ タックスナップ

「個人事業主・スマホ完結」に特化した確定申告アプリ

タックスナップは、日々の経費処理から確定申告書の作成・提出まで、個人事業主・フリーランスに必要な会計機能がすべてスマホで完結できるアプリです。

今までの会計ソフトは「パソコン操作」や「機能の多さ」を前提としたサービスが多かった一方で、タックスナップは「個人事業主・スマホ完結」に特化し、会計知識が全くない方でも、スキマ時間だけで確定申告が終わるように設計しています。

「初めての確定申告でも迷わずに提出できた」 「他の会計ソフトから乗り換えて、圧倒的にラクになった」 といった嬉しいレビューもいただいています。

特許取得!スワイプするだけで仕分け完了

App Store確定申告アプリランキング1位を獲得

ここ数年で、タックスナップの利用者は急拡大中。

2026年の確定申告期間(2026年2月16日〜3月16日)では、大手会計ソフトのアプリも含む確定申告アプリの中で、全期間にわたってApp Storeランキング1位を獲得しました。
(参照:Sensor TowerのApp Storeランキングデータ)

他会計ソフトの約4倍の経費処理スピード

意外に時間を取られてしまうのが、日々の経費処理です。 「気づいたら何十件も経費が溜まっていた」という時でも、タックスナップならあっという間に登録が完了します。

外部機関による比較調査では、タックスナップを使うと10分間で平均518件の経費を処理できることがわかっています。 他会計ソフトと比べて約4倍、手書きの約18倍、Excelの約40倍のスピードです。

10分間あたりの平均経費処理件数は、他会計ソフトと比べて約4倍、手書きの約18倍、Excelの約40倍のスピード

出典:株式会社タックスナップ 「【比較調査】確定申告アプリ「タックスナップ」、同時間での経費処理件数が他会計ソフトと比較して約4倍を記録。」 (実査運営機関:株式会社アスマーク)

速さの秘訣は丸投げ仕分け

タックスナップの経費処理の速さの最大の理由は、「丸投げ仕分け」機能です。

銀行やカードの取引データが自動で反映されるだけでなく、それぞれの取引が経費かプライベートか、どの勘定科目が適しているのかをアプリが高精度で自動判定してくれます。

「丸投げ仕分け」機能を使えば1,000件の仕分けも最短3秒で完了するので、経費処理が驚くほど楽になります。

業界最速!税理士監修の丸投げ仕分けでは、1000件の経費処理が最短3秒

税理士監修の機能で、はじめての確定申告でも安心

「本当にこの内容で提出して大丈夫?」という不安を解消するために、税理士監修の「税務調査リスクチェック機能」があります。

あなたのデータをもとに、同じ職種の人の傾向と比べながら、税務調査が入りやすいかをアプリが診断します。

修正するべき内容も表示されるので、事前に修正し、安心して提出できます。

登録者40万人YouTuber・ヒロ税理士が監修。ぜいもう調査リスクチェック

タックスナップは、確定申告をできるだけ簡単に、かつ安心して提出できるようにサポートするアプリです。 無料トライアルも行っているので、まずはその快適さを体験してみてください。

まとめ

翻訳者・通訳の確定申告は、「売上は源泉徴収前の報酬額で記帳し、引かれた税額は申告で取り戻す」「海外の外貨報酬は円に換算する」「インボイスに登録したら3月31日までに消費税も申告する」の3点を押さえれば怖くありません。訳文を一文ずつ確かめるように、入金も一件ずつ記録しておけば、申告期に慌てることはありません。

あわせて読みたい
【タイプ別】個人事業主におすすめの確定申告アプリ(会計ソフト)4選|タックスナップ・freee・マネー... 「確定申告アプリ・会計ソフトってたくさんあるけど、結局どれが一番良いの?」そう思って検索したものの、情報が多すぎて逆に混乱していませんか? 会計のことが詳しく...

よくある質問

Q. 翻訳者・通訳はいくらから確定申告が必要ですか?

副業なら給与以外の所得が20万円を超えたら、本業なら所得が基礎控除などの所得控除の合計を超えたら必要です。基礎控除は令和8年分で、合計所得489万円以下なら104万円です。源泉徴収されている人は、義務がなくても申告すると税金が戻ることが多いです。

Q. 源泉徴収されていれば確定申告はしなくていいですか?

源泉徴収は税金の前払いなので、確定申告で精算が必要です。経費を引く前の報酬に10.21%がかかっているので、申告すれば納めすぎた分が戻るケースが多くあります。

Q. 源泉徴収された税金はいくら戻りますか?

経費や控除を引いて計算した税額と、引かれた税額の差が戻ります。報酬100万円で102,100円を引かれ、経費30万円、ほかに収入がない場合は、所得税がかからないので102,100円が全額戻ります。

Q. 支払調書が届かないと申告できませんか?

支払調書がなくても申告できます。請求書と入金額から引かれた税額を確認し、取引先ごとに報酬額と源泉徴収税額を記録しておけば十分です。

Q. 源泉徴収されていない案件があります。問題ですか?

海外のクライアントや個人からの依頼など、源泉徴収されない案件もあります。その分は振込額をそのまま売上にし、納税分は自分で取り分けておきましょう。

Q. 手話通訳の報酬も源泉徴収されますか?

手話通訳の報酬は源泉徴収の対象外です。そのため満額で振り込まれ、確定申告で税金を納める形になります。

Q. 海外クライアントからの外貨報酬はどう円換算しますか?

原則として、取引日の電信売買相場の仲値(TTM)で円に換算します。使ったレートと日付をメモしておき、毎年同じルールで続けてください。

Q. 海外送金や決済サービスの手数料は経費になりますか?

支払手数料として経費にできます。手数料が差し引かれて入金された場合は、引かれる前の報酬額を売上にして、手数料を別に記録します。

Q. 翻訳会社からインボイス登録を求められました。登録すべきですか?

取引を続けたい主要な取引先から求められているなら、登録を検討する価値があります。登録すると消費税の申告と納税が必要になるので、報酬の決め方も含めて取引先と相談したうえで判断しましょう。

Q. インボイスに登録しないとどうなりますか?

売上が1,000万円以下なら、免税事業者のまま消費税を納めずに続けられます。ただし、取引先は支払った消費税の控除が段階的にできなくなるため、報酬の見直しを相談される可能性はあります。

Q. 2割特例とは何ですか?

免税事業者からインボイスに登録した人が、売上にかかる消費税の2割だけを納めればよい特例です。個人は令和8年分まで使え、令和9年分・10年分は売上税額の3割を納める3割特例が設けられています。税抜の報酬が年300万円なら、2割特例での納税額は6万円です。

Q. 海外向けの翻訳にも消費税はかかりますか?

海外の企業など非居住者に向けた翻訳は、原則として輸出免税の対象です。ただし国内での通訳など、国内で直接便益を受けるものは対象外になり得るので、判断に迷ったら税務署や税理士に確認してください。

Q. 翻訳支援ツールやAI翻訳の有料プランは経費になりますか?

仕事で使うなら経費にできます。月額のサブスクは通信費などで計上します。私用でも使っている場合は、事業で使う割合を決めて按分してください。

Q. 辞書や専門書、語学の講座は経費になりますか?

翻訳・通訳の仕事に必要なものなら経費にできます。辞書や専門書は新聞図書費、講座やセミナーは研修費です。趣味と区別できない語学留学などは経費にしにくいので注意しましょう。

Q. 通訳で着るスーツは経費になりますか?

普段も着られるスーツは、原則として経費になりません。仕事以外では使わないことを説明できる専用の衣装などに限り、経費にできる余地があります。

あわせて読みたい
衣装代の経費計上はできる?仕訳方法や勘定科目、判断基準や注意点まで完全解説! 「仕事用に買った衣装代は経費にできるの?」と疑問に思ったことはありませんか。スーツや衣装、装飾品などの服に関する出費は、業種や使い方によって経費にできる場合...

Q. 自宅で翻訳しています。家賃や電気代は経費になりますか?

仕事部屋の面積や作業時間の割合で按分すれば経費にできます。間取り図や作業日のメモを残して、割合の根拠を説明できるようにしておきましょう。

Q. 翻訳・通訳に個人事業税はかかりますか?

個人事業税は法律で定められた業種にだけかかり、該当するかは実際の業務内容をもとに都道府県が判断します。対象になっても自分での申告は不要で、確定申告の内容をもとに都道府県から通知が届きます。気になる人は税事務所に確認してください。

Q. 副業の翻訳が会社に知られることはありますか?

確定申告をすると住民税の金額が変わるため、給与から住民税を天引きしている会社が気づく可能性はあります。まずは就業規則で副業が認められているかを確認してください。

あわせて読みたい
副業が会社にバレる理由、バレた場合の処分や副業がバレにくい仕事も解説 「副業が会社にバレたらどうしよう…」と不安に思ったことはありませんか?副業を始めた多くの方が気にするのは、会社に知られるリスクです。この記事では、副業がバレる...

Q. 開業届は出すべきですか?

継続して翻訳・通訳の仕事をしていくなら出しておくのがおすすめです。青色申告承認申請書とセットで出せば、最大65万円の特別控除や少額減価償却資産の特例が使えるようになります。職業欄の書き方はこちらの記事で解説しています。

あわせて読みたい
【2026年最新版】翻訳者・通訳は開業届を出すべき?職業欄の書き方と提出方法を解説 この記事のポイント 業務委託で継続的に報酬を得る翻訳者・通訳は事業所得として開業届の提出が基本 職業欄は「翻訳業」「通訳業」「翻訳・通訳業」で問題なし 事業の概...

Q. 海外に住んでいて日本の案件を受けています。日本で確定申告が必要ですか?

日本の非居住者に当たる場合は、この記事で解説した居住者向けの考え方とは取り扱いが変わります。住所や滞在期間によって判定が分かれるので、税務署や税理士に確認してください。

Q. 今使っている会計ソフトからデータを移行できますか?

できます。たとえばタックスナップはfreee・マネーフォワード・弥生・PayPayからのデータ移行に対応しています。年初から新しいアプリで始めるか、申告前に前年分をまとめて移すのがスムーズです。

目次