【2026年最新版】源泉徴収票とは?見方と確定申告での使い方を解説

源泉徴収票は、1年間の給与と天引かれた税金の記録です。確定申告で使うのは、そのうち3つの欄だけです。

この記事のポイント

  • 1年間の給与と天引かれた税金の記録
  • 確定申告で見るのは支払金額・源泉徴収税額・社会保険料等の金額
  • 給与所得と退職所得で別の様式がある
  • 住宅ローンや保育園の手続きでも使う
  • 確定申告での添付は不要

目次

源泉徴収票とは

勤め先が発行する、1年間の給与と税金の記録です

いくら支払ったか、いくら所得税を天引いたか、どんな控除を適用したかが書かれています。会社が代わりに税金の計算をした結果の報告書だと思ってください。

通常は12月から1月に届きます。年の途中で退職した場合は、退職後1か月以内に発行されることになっています。


源泉徴収票の見方

欄が多くて迷いますが、確定申告で使うのは限られています

意味確定申告で使うか
支払金額1年間の給与の合計(年収)使う
給与所得控除後の金額年収から給与所得控除を引いた額年末調整済みなら使う
所得控除の額の合計額適用された控除の合計参考にする
源泉徴収税額天引かれた所得税の合計使う
社会保険料等の金額天引かれた健康保険・年金など使う
控除対象配偶者・扶養親族の数家族の状況確認に使う

支払金額が年収

一番上にある「支払金額」がいわゆる年収です。天引かれる前の金額なので、実際の手取りとは違います。

扶養の判定や各種の手続きで聞かれる「年収」は、この数字を指します

源泉徴収税額が戻るかどうかを決める

ここがゼロなら、確定申告をしても所得税は戻りません。そもそも納めていないからです。

医療費控除やふるさと納税の申告を考えているなら、まずこの欄を見てください。ゼロでも翌年度の住民税は安くなるので、申告する意味がないわけではありません。

社会保険料等の金額は天引かれた分だけ

ここに入っているのは、給与から引かれた分だけです

退職後に自分で払った国民健康保険料や国民年金は含まれていません。確定申告では自分で足して書く必要があります。ここを見落とすと戻る額が少なくなります。


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確定申告への転記の仕方

添付は不要ですが、数字を写すために手元には必要です

源泉徴収票の欄確定申告書の欄
支払金額収入金額等の「給与」
給与所得控除後の金額所得金額等の「給与」
源泉徴収税額源泉徴収税額
社会保険料等の金額社会保険料控除

マイナポータル連携を使えば、この転記を自動でできることがあります。勤め先が電子交付に対応している場合に限られます。


給与所得と退職所得で様式が違う

退職した年は2種類届くことがあります

種類何の記録か確定申告
給与所得の源泉徴収票毎月の給与と賞与使う
退職所得の源泉徴収票退職金原則不要

退職金は「退職所得の受給に関する申告書」を出していれば、そこで精算が終わっています。確定申告に含める必要はありません。

出していないと一律20.42%が天引かれているので、確定申告すると戻ることがあります


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確定申告以外で使う場面

収入を証明する場面で広く使います

場面何を見られるか
住宅ローンの審査支払金額(年収)
家族を扶養に入れるとき相手の年収
保育園の入園申込就労と所得
転職先での年末調整前職分の給与と税額
賃貸の入居審査支払金額

確定申告で添付が不要になっても、これらの場面では実物を求められます。捨てずに保管しておいてください。

年の途中で転職した人は、前職の源泉徴収票を転職先に出す必要があります。出さないと年末調整ができず、自分で確定申告することになります。


手元にないときは

再発行してもらえますし、なくても確定申告はできます

会社が対応してくれない場合や倒産している場合の対処もあります。具体的な手順は専門記事にまとめています。

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転記の手間をなくす方法

源泉徴収票の転記は、欄の名前と申告書の欄の名前が一致しないので間違えやすい作業です。一つずれると税額が変わってしまいます。

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10分間あたりの平均経費処理件数は、他会計ソフトと比べて約4倍、手書きの約18倍、Excelの約40倍のスピード

出典:株式会社タックスナップ 「【比較調査】確定申告アプリ「タックスナップ」、同時間での経費処理件数が他会計ソフトと比較して約4倍を記録。」 (実査運営機関:株式会社アスマーク)

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まとめ

源泉徴収票は、1年間の給与と天引かれた税金の記録です。欄は多いですが、確定申告で使うのは支払金額・源泉徴収税額・社会保険料等の金額が中心です。

注意が必要なのは、社会保険料等の金額には給与から天引かれた分しか入っていないことです。退職後に自分で払った国保や国民年金は、自分で足して書かないと戻る額が少なくなります。

確定申告での添付は不要になりましたが、住宅ローンや保育園の手続きでは実物を求められます。捨てずに保管しておいてください。


よくある質問

Q. 源泉徴収票のどこを見ればいいですか?

確定申告で使うのは、支払金額・源泉徴収税額・社会保険料等の金額の3つが中心です。

Q. 支払金額と年収は同じですか?

同じです。天引かれる前の金額なので、実際の手取りとは違います。

Q. 確定申告に源泉徴収票を添えますか?

添付は不要です。ただし数字を写すために手元には必要なので、捨てないでください。

Q. 退職金の源泉徴収票も確定申告に使いますか?

「退職所得の受給に関する申告書」を出していれば原則不要です。出していない場合は多く天引かれているので、申告すると戻ることがあります。

Q. 国民健康保険料は源泉徴収票に入っていますか?

入っていません。社会保険料等の金額にあるのは給与から天引かれた分だけなので、自分で払った分は別に書き足します。

Q. 転職したら前職のものも必要ですか?

必要です。転職先で年末調整を受けるには前職分を提出します。間に合わなければ自分で確定申告します。

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