この記事のポイント
- 白色申告で事業所得がある人は必要
- 青色申告の人は青色申告決算書を使う
- 一般用・不動産所得用・農業所得用の3種類がある
- 雑所得は前々年の収入が1,000万円超のときに必要
- 帳簿ができていれば転記するだけで作れる
収支内訳書とは?何のために出す?
1年の売上と経費の内訳を示す書類です。
確定申告書には「事業所得○○円」という結果しか書きません。その額がどうやって出たのかを説明するのが収支内訳書です。
住所や氏名を除けば、2ページの用紙です。帳簿ができていれば、そこから金額を転記するだけで埋まります。
青色申告決算書との違い
白色申告なら収支内訳書、青色申告なら青色申告決算書です。両方を出すことはありません。
| 収支内訳書 | 青色申告決算書 | |
|---|---|---|
| 使う人 | 白色申告 | 青色申告 |
| ページ数 | 2ページ | 4ページ |
| 財産目録 | 不要 | 必要(55万円以上の控除を受ける場合) |
| 帳簿 | 簡易な記帳でもよい | 複式簿記が必要(同上) |
| 特別控除 | なし | 最大65万円 |
収支内訳書のほうが楽ですが、その分控除がありません。青色申告にするには事前の承認申請が必要です。

3つの種類がある
| 種類 | 使う人 |
|---|---|
| 一般用 | ほとんどの個人事業主 |
| 不動産所得用 | 家賃収入がある人 |
| 農業所得用 | 農業をしている人 |
複数の所得がある人は、それぞれ別に作成します。
収支内訳書が必要な人
| 所得の種類 | 必要になる条件 |
|---|---|
| 事業所得 | 白色申告で確定申告するなら必要 |
| 不動産所得 | 同上 |
| 業務に係る雑所得 | 前々年の収入金額が1,000万円超の場合 |
雑所得は1,000万円が分かれ目
副業の雑所得が20万円を超えたからといって、収支内訳書が必要になるわけではありません。
20万円は確定申告が必要になるラインで、収支内訳書の基準ではありません。雑所得で添付が必要になるのは、前々年分の業務に係る雑所得の収入金額が1,000万円を超える場合です(出典:国税庁 確定申告書等作成コーナー)。
副業で年数十万円の人は、収支内訳書を作る必要はありません。確定申告書に金額を書くだけで済みます。
なお前々年の収入が300万円を超える場合は、現金預金取引等関係書類の保存が必要になります。提出ではなく保存なので、領収書や明細を取っておけば大丈夫です。
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収支内訳書の書き方
帳簿ができていれば、転記するだけで埋まります。逆に帳簿がないと、この段階で手が止まります。
先に帳簿を仕上げる
白色申告でも帳簿の作成と保存は義務です。「白色なら帳簿はいらない」というのは誤解です。
売上と経費を日付順に記録し、経費は勘定科目ごとに合計しておきます。
1ページ目に書くこと
| 欄 | 書くこと |
|---|---|
| 収入金額 | 1年の売上合計 |
| 売上原価 | 商品を仕入れている場合に記入 |
| 経費 | 勘定科目ごとの合計 |
| 専従者控除 | 家族に手伝ってもらっている場合 |
| 所得金額 | 収入から売上原価と経費を引いた額 |
ここで出た所得金額を、確定申告書に転記します。
2ページ目に書くこと
主な取引先や減価償却の内訳を書きます。
10万円以上の備品や車両がある人は、減価償却費の計算欄を埋めてから1ページ目の経費に反映させます。順番を逆にするとやり直しになるので注意してください。
家事按分した家賃や光熱費も、ここで事業分だけを計上します。

提出方法と控え
確定申告書と一緒に提出します。e-Taxでも書面でも提出できます。
控えは自分で作って保管してください。令和7年1月から、控えへの収受日付印は押されなくなっています。

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収支内訳書を自動で作る方法
収支内訳書で大変なのは、用紙の記入ではなくその手前の集計です。勘定科目ごとに合計さえ出ていれば、埋める作業自体は30分もかかりません。
スマホひとつで記帳から提出まで完結するタックスナップなら、レシートを撮って分けていくだけで収支内訳書ができます。

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「個人事業主・スマホ完結」に特化した確定申告アプリ
タックスナップは、日々の経費処理から確定申告書の作成・提出まで、個人事業主・フリーランスに必要な会計機能がすべてスマホで完結できるアプリです。
今までの会計ソフトは「パソコン操作」や「機能の多さ」を前提としたサービスが多かった一方で、タックスナップは「個人事業主・スマホ完結」に特化し、会計知識が全くない方でも、スキマ時間だけで確定申告が終わるように設計しています。
「初めての確定申告でも迷わずに提出できた」 「他の会計ソフトから乗り換えて、圧倒的にラクになった」 といった嬉しいレビューもいただいています。

App Store確定申告アプリランキング1位を獲得
ここ数年で、タックスナップの利用者は急拡大中。
2026年の確定申告期間(2026年2月16日〜3月16日)では、大手会計ソフトのアプリも含む確定申告アプリの中で、全期間にわたってApp Storeランキング1位を獲得しました。
(参照:Sensor TowerのApp Storeランキングデータ)

他会計ソフトの約4倍の経費処理スピード
意外に時間を取られてしまうのが、日々の経費処理です。 「気づいたら何十件も経費が溜まっていた」という時でも、タックスナップならあっという間に登録が完了します。
外部機関による比較調査では、タックスナップを使うと10分間で平均518件の経費を処理できることがわかっています。 他会計ソフトと比べて約4倍、手書きの約18倍、Excelの約40倍のスピードです。

出典:株式会社タックスナップ 「【比較調査】確定申告アプリ「タックスナップ」、同時間での経費処理件数が他会計ソフトと比較して約4倍を記録。」 (実査運営機関:株式会社アスマーク)
速さの秘訣は丸投げ仕分け
タックスナップの経費処理の速さの最大の理由は、「丸投げ仕分け」機能です。
銀行やカードの取引データが自動で反映されるだけでなく、それぞれの取引が経費かプライベートか、どの勘定科目が適しているのかをアプリが高精度で自動判定してくれます。
「丸投げ仕分け」機能を使えば1,000件の仕分けも最短3秒で完了するので、経費処理が驚くほど楽になります。

税理士監修の機能で、はじめての確定申告でも安心
「本当にこの内容で提出して大丈夫?」という不安を解消するために、税理士監修の「税務調査リスクチェック機能」があります。
あなたのデータをもとに、同じ職種の人の傾向と比べながら、税務調査が入りやすいかをアプリが診断します。
修正するべき内容も表示されるので、事前に修正し、安心して提出できます。

タックスナップは、確定申告をできるだけ簡単に、かつ安心して提出できるようにサポートするアプリです。 無料トライアルも行っているので、まずはその快適さを体験してみてください。
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まとめ
収支内訳書は、白色申告で確定申告するときに添える書類です。青色申告の人は青色申告決算書を使うので、両方を出すことはありません。
間違えやすいのは雑所得の基準です。20万円は確定申告が必要になるラインで、収支内訳書の基準ではありません。雑所得で添付が必要になるのは、前々年の収入が1,000万円を超える場合です。
作るときのコツは、先に帳簿を仕上げることです。白色申告でも帳簿の作成と保存は義務なので、これができていれば転記するだけです。
よくある質問
Q. 収支内訳書は誰が出しますか?
白色申告で事業所得や不動産所得がある人です。青色申告の人は青色申告決算書を提出します。
Q. 副業の雑所得が20万円を超えたら必要ですか?
必要ありません。20万円は確定申告が必要になるラインです。雑所得で収支内訳書が必要になるのは、前々年の収入が1,000万円を超える場合です。
Q. 白色申告なら帳簿はいらないのですか?
白色申告でも帳簿の作成と保存は義務です。これができていないと、収支内訳書を埋めるところで手が止まります。
Q. 収入がゼロの年も提出しますか?
確定申告をするのであれば提出します。赤字でも申告しておくと、国民健康保険料の軽減判定などで有利になることがあります。
Q. 手書きでもいいですか?
手書きでも提出できます。ただし集計を間違えると確定申告書の数字も合わなくなるので、ソフトで作ったほうが確実です。
Q. 途中で青色申告に切り替えられますか?
青色申告承認申請書を提出すれば切り替えられます。期限は原則としてその年の3月15日です。




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