コラム– category –
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個人事業主がポケットマネーから経費を支払った場合はどうすればいい?事業主借と事業主貸との違いとは?
個人事業主は、事業用とプライベートの資金がどうしても混在しやすいものです。会計上は事業と個人を厳密に区別する必要がありますが、実務では「立替」や「引き出し」が日常的に発生します。こうした取引を適切に記録できれば、経費の漏れや二重計上を防... -
個人事業主が常時5人以上雇用している場合、社会保険の加入が必要!
個人事業所でも従業員が増えれば「雇用主」としての責任は法人並みに重くなります。特に社会保険は、加入義務を怠ると過去に遡って保険料を徴収されるうえ、従業員の老後資金や医療費負担にも直結する重要な制度です。ここでは、常時5人以上の雇用が社会保... -
個人事業主開業2年目だと消費税がインボイス制度で免除される?計算方法や節税ポイントを解説
2023年10月に始まったインボイス制度は、「請求書を発行するだけで消費税を納めなければならないのか」という不安をもたらしました。しかし開業2年目までの免税規定や基準期間1,000万円基準は引き続き有効です。登録する・しないによって実際に支払う消費... -
個人事業主が妻を従業員として雇うには?手続き方法とメリットを解説
夫婦二人三脚で事業を運営している方にとって、配偶者を従業員として雇うことは、作業を分担しながら税負担を抑えられる有効な選択肢です。ただし届出期限を過ぎたり、勤務実態を記録し忘れたりすると経費計上が認められないリスクもあります。ここでは必... -
個人事業主がポイントで支払ったら経費計上できる?勘定科目や仕訳の方法を解説
キャッシュレス決済が普及し、ポイントを使って事業用品を購入するケースが増えています。ところが「ポイントで払った分は経費にできる?」「仕訳はどう書く?」と迷う個人事業主は少なくありません。国税庁はポイント利用について値引き処理と雑収入処理... -
プレゼント代を経費にするには?勘定科目と仕訳の例を解説!
年末年始や創業記念など、取引先に贈るギフトや社内イベントで配る景品は、ビジネス上の潤滑油として欠かせません。しかし「贈り物の代金は本当に経費に落とせるの?」「どの勘定科目で仕訳すれば良い?」と迷う個人事業主も多いはずです。本記事ではプレ... -
個人事業主で源泉徴収をしなくていい場合は?必要な場合と源泉徴収票の作成方法も解説!
給与や報酬を支払う事業者には、所得税などを天引きして国に納める「源泉徴収義務」が生じます。では従業員を雇わず、フリーランスとして一人で事業を営む個人事業主はどうでしょうか。結論から言えば、従業員や外注先に対する一定の支払いが無ければ源泉... -
国庫補助金等の総収入金額不算入とは?書き方と提出方法を解説
設備投資や研究開発の資金繰りを助けてくれる補助金。しかし“もらったお金=すべて課税収入”と思い込んでしまうと、せっかくの補助金が手取り減少につながりかねません。実は所得税法第42条を利用すれば、固定資産の取得など特定目的に充てる金額は事業の... -
宿泊税の勘定科目とは?仕訳例や計算方法を解説!
出張精算や旅行サイトの明細に “宿泊税” という行を見つけて戸惑ったことはありませんか? 宿泊税は地方税の一種で、自治体が宿泊者に課す法定外目的税です。企業経理では「勘定科目はどうする?」「消費税との区別は?」といった疑問がつきもの。本記事... -
利益準備金とは?資本準備金との違いや勘定科目を分かりやすく解説!
剰余金の配当を議論すると必ず登場するのが「利益準備金」。配当のたびに積み立てが必要と言われるけれど、実際にどの勘定科目を動かすのか、どこまで積み立てればよいのかが曖昧なまま決算を迎えていませんか。本記事では、会社法が求める利益準備金の基...