この記事のポイント
- 医療費控除の申告はスマホひとつで完結でき、PCは不要
- 申告の入口は「確定申告書等作成コーナー」か「確定申告アプリ」の2択
- マイナポータル連携で医療費通知情報を自動取得でき、領収書の集計を省ける
- 連携で取れない分は医療費控除の明細書か医療費集計フォームに手入力
- 対象は年間医療費10万円超(総所得等200万円未満は5%超)で控除上限は200万円
田淵 宏明
【所属】
税理士法人Five Starパートナーズ 代表税理士
【経歴】
大阪府豊中市出身。関西学院大学経済学部卒業後、中原会計事務所に入所。2001年に税理士試験全科目合格。その後、新日本アーンスト・アンド・ヤング税理士法人で国際税務業務に従事。2005年にヒロ☆総合会計事務所を設立し、2022年に税理士法人Five Starパートナーズへ組織変更。また、YouTubeチャンネル「税理士YouTuberチャンネル!!」を運営し、税務や経営に関する情報を発信している。
保有資格: 税理士
※詳細やご自身の状況に応じた適切な対応については、税理士等の専門家にご相談ください。
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医療費控除はスマホでできる?やり方の全体像と入口の選び方
医療費控除はスマホだけで完結でき、PCは必要ありません。作業は「①入口を選ぶ→②医療費を集計→③e-Taxで送信」の3ステップで、最初に入口を決めるのが最短ルートです。
スマホでの申告の入口は2つ
入口は、国税庁の「確定申告書等作成コーナー」か、民間の「確定申告アプリ」の大きく2つです。料金や案内の手厚さが違うので、目的で選ぶと迷いません。
| 入口 | 料金 | 記帳の要否 | 案内の手厚さ | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| 確定申告書等作成コーナー(国税庁) | 無料 | 不要(その年の医療費を入力) | 画面案内はあるが項目は多め | 医療費控除だけを年1回申告する人 |
| 確定申告アプリ (例:タックスナップ) | 無料〜 | アプリにより異なる | 質問に答える形で手厚い | 迷わずスマホで終えたい人・事業所得もある人 |
マイナポータルアプリからも入れる
入口はマイナポータルアプリからもたどれます。マイナポータルの「確定申告の事前準備」からe-Tax・作成コーナーへ進む導線があり、そのままマイナポータル連携の設定にも入れます。どの入口でも、最後はe-Taxで送信する点は共通です。
スマホで医療費控除を申告する前に用意するもの
必要なのは、マイナンバーカードと読み取れるスマホ、マイナポータルアプリ、そして医療費や収入の情報です。先にそろえておくと、途中で止まりません。
マイナンバーカードと対応スマホ・マイナポータルアプリ
マイナンバーカードと、それを読み取れる対応スマホを用意し、マイナポータルアプリをインストールします。ログインでは、券面事項入力補助用の4桁の暗証番号と、署名用電子証明書のパスワード(英数字6〜16桁)を使う場面があるので、事前に確認しておきましょう。
マイナンバーカードがない場合
マイナンバーカードがない場合は、税務署で事前に発行するID・パスワード方式で申告できることがあります。ただしID・パスワードの新規発行は令和7年(2025年)10月1日から停止されているため、これから始めるならカードを用意するのが確実です。
そのほか用意するもの
医療費控除に必要な情報として、給与所得者は源泉徴収票の内容、そして1年分の医療費の領収書または医療費通知を準備します。還付金を受け取る本人名義の口座番号も控えておくと、入力がスムーズです。
マイナポータル連携で医療費を自動集計する手順
マイナポータル連携を使うと、医療費通知情報を自動で取得して申告書に反映でき、領収書を1枚ずつ集計する手間を省けます。スマホでの医療費控除がぐっとラクになる中心の機能です。
医療費通知情報を自動取得する流れ
マイナポータルとe-Taxを連携し、取得する情報で「医療費通知情報」にチェックを入れると、申告書の医療費控除欄に金額が自動で反映されます。生計を一にする家族分も、事前に代理人設定をしておけばまとめて取得できます。
1年分がそろう時期
医療費通知情報は毎月11日に前々月の診療分が更新され、確定申告用の1年分は原則2月9日に一括で取得できます(デジタル庁)。2月上旬までは前年12月分などが反映されないことがあるため、早く申告したいときは時期に注意しましょう。
連携で取れない医療費の集計方法
マイナポータル連携で取得できない医療費は、医療費控除の明細書に手入力します。領収書が多いときは、国税庁の「医療費集計フォーム」(Excel)に入力して作成コーナーに読み込ませると便利です。連携分は自動、それ以外は手入力、と役割を分けて考えると整理できます。
スマホで医療費控除を申告して送信するまで
医療費を集計したら、収入や控除を入力し、還付額を確認して送信します。作成コーナーもアプリも、画面の案内に沿って進めば完了します。
収入・控除を入力して送信する
源泉徴収票の内容や医療費控除額を入力すると、還付される見込み額が画面に表示されます。内容を確認したうえで、マイナンバーカードで電子署名して送信すれば申告は完了です。送信後は受信通知を保存しておくと、提出の記録になります。
領収書は提出不要・5年保管/アプリなら案内に沿うだけ
医療費の領収書は提出不要ですが、自宅で5年間保管する必要があります。e-Taxでの送信の細かい手順は、医療費控除をe-Taxで申告する方法を解説した記事で詳しく確認できます。確定申告アプリなら、質問に答える形で入力から送信まで案内されるため、初めてでも迷いにくいのが利点です。
まとめ
医療費控除はスマホだけで申告でき、入口は「確定申告書等作成コーナー」か「確定申告アプリ」の2択です。マイナポータル連携で医療費通知情報を自動取得すれば、領収書の集計を大きく省けます。連携で取れない分は明細書や医療費集計フォームに手入力し、対象は年間医療費10万円超・控除上限200万円と押さえておけば、スマホで迷わず進められます。
スマホで確定申告するならタックスナップ
国税庁の確定申告書等作成コーナーは、入力項目が多く、どこに何を入れるか迷いやすいのが難点です。確定申告アプリのタックスナップなら、案内に沿って進むだけでスマホから医療費控除の申告が完結します。

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「個人事業主・スマホ完結」に特化した確定申告アプリ
タックスナップは、日々の経費処理から確定申告書の作成・提出まで、個人事業主・フリーランスに必要な会計機能がすべてスマホで完結できるアプリです。
今までの会計ソフトは「パソコン操作」や「機能の多さ」を前提としたサービスが多かった一方で、タックスナップは「個人事業主・スマホ完結」に特化し、会計知識が全くない方でも、スキマ時間だけで確定申告が終わるように設計しています。
「初めての確定申告でも迷わずに提出できた」 「他の会計ソフトから乗り換えて、圧倒的にラクになった」 といった嬉しいレビューもいただいています。

App Store確定申告アプリランキング1位を獲得
ここ数年で、タックスナップの利用者は急拡大中。
2026年の確定申告期間(2026年2月16日〜3月16日)では、大手会計ソフトのアプリも含む確定申告アプリの中で、全期間にわたってApp Storeランキング1位を獲得しました。
(参照:Sensor TowerのApp Storeランキングデータ)

他会計ソフトの約4倍の経費処理スピード
意外に時間を取られてしまうのが、日々の経費処理です。 「気づいたら何十件も経費が溜まっていた」という時でも、タックスナップならあっという間に登録が完了します。
外部機関による比較調査では、タックスナップを使うと10分間で平均518件の経費を処理できることがわかっています。 他会計ソフトと比べて約4倍、手書きの約18倍、Excelの約40倍のスピードです。

出典:株式会社タックスナップ 「【比較調査】確定申告アプリ「タックスナップ」、同時間での経費処理件数が他会計ソフトと比較して約4倍を記録。」 (実査運営機関:株式会社アスマーク)
速さの秘訣は丸投げ仕分け
タックスナップの経費処理の速さの最大の理由は、「丸投げ仕分け」機能です。
銀行やカードの取引データが自動で反映されるだけでなく、それぞれの取引が経費かプライベートか、どの勘定科目が適しているのかをアプリが高精度で自動判定してくれます。
「丸投げ仕分け」機能を使えば1,000件の仕分けも最短3秒で完了するので、経費処理が驚くほど楽になります。

税理士監修の機能で、はじめての確定申告でも安心
「本当にこの内容で提出して大丈夫?」という不安を解消するために、税理士監修の「税務調査リスクチェック機能」があります。
あなたのデータをもとに、同じ職種の人の傾向と比べながら、税務調査が入りやすいかをアプリが診断します。
修正するべき内容も表示されるので、事前に修正し、安心して提出できます。

タックスナップは、確定申告をできるだけ簡単に、かつ安心して提出できるようにサポートするアプリです。 無料トライアルも行っているので、まずはその快適さを体験してみてください。
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よくある質問
Q. 医療費控除はスマホだけで申告できる?(PCは必要?)
できます。確定申告書等作成コーナーも確定申告アプリもスマホに対応しており、e-Tax送信までスマホで完結します。PCは必要ありません。
Q. スマホで医療費控除を申告する入口はどれを選べばいい?
医療費控除だけを年1回申告するなら国税庁の作成コーナー、迷わず終えたい人や事業所得もある人は確定申告アプリが向いています。どちらも最後はe-Taxで送信します。
Q. マイナポータル連携をすると医療費控除の何が自動でできる?
医療費通知情報を自動で取得して申告書に反映でき、領収書の集計を省けます。事前に代理人設定をすれば、家族分もまとめて取得できます。
Q. マイナポータル連携で取れない医療費はどう入力する?
医療費控除の明細書に手入力します。領収書が多いときは、国税庁の医療費集計フォームに入力して作成コーナーに読み込ませると便利です。
Q. 医療費控除はいくらから受けられて、上限はいくら?
原則、年間の医療費が10万円を超える分が対象です(総所得金額等が200万円未満の場合は総所得金額等の5%超)。控除の上限は200万円です。
Q. マイナンバーカードがなくてもスマホで申告できる?
税務署で事前発行したID・パスワード方式なら申告できる場合があります。ただし新規発行は令和7年10月1日から停止されているため、これから始めるならマイナンバーカードを用意するのが確実です。
Q. 医療費の領収書は提出が必要?
提出は不要です。ただし申告内容の確認のため、自宅で5年間保管する必要があります。
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